●秋葉忠宏監督（群馬）：

「10人相手にしていると思って僕たちは戦っていましたけども、やはり松本さんには“11番目の選手”がいるということを率直に感じます。やはりホームアドバンテージやサポーターの力はこんなに大きいものかということを改めて感じさせてもらいましたし、こういう雰囲気でやれることを羨ましく思えるような、そういうゲームだったと思います。もちろん群馬からも多くのサポーターが駆けつけてくれたことにはすごく感謝しています。
こういう雰囲気のなかでやれること、サポーターの力が松本の選手たちの足を動かし、こういう空気にさせるんだなと、しみじみサポーターの力、サッカーの魅力、魔力、怖さを教えてもらったゲームだったと思います。
内容に関しては、やるべきことをやらなかったチームが負けるということを改めて教えてくれたな、というのが感想です。どんなに頑張っても、インテリジェンスがない、勝ち方を知らない、もっともっとサッカーを知る必要があるということを感じさせてもらいましたし、そういった意味では良い勉強をさせてもらったことを含めて、今日のゲームを大事にして、勉強させてもらったことに感謝してアルウィンを去りたいと思います」

Q：松本が10人の状況で群馬が数的有利だったが、試合終盤は群馬の選手に足をつる場面が見られた。これはフィジカルの差でしょうか？
「そこもインテリジェンスだと思います。サッカーを知らないなと。単純にボールを動かせばいいだけですし、ボールを動かさずに両サイドをずっと攻める、大きく蹴る、繋ぐところを繋がない。ましてリードしているのも関わらず突っ込んでいく。結局2点取ったのはどういう形かというとしっかり外を崩してとったにも関わらず、それすらもしない。サイドチェンジはしない、外からも行かなくなる。本当にこういうゲームをしていたら負けるということを教えてもらいました。相手が何を嫌がっているかを中で判断出来なかった。やるべきことをやらない、インテリジェンスがない、サッカーを知らない、勝ち方を知らない。こういうチームが負けるんだなということを改めて感じさせたゲームでした」

以上