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【第93回天皇杯 2回戦 京都 vs 佐川印】プレビュー:京都府代表の佐川印刷と京都サンガF.C.の京都対決!どんな驚きが飛び出すのか、注目の一戦。(13.09.08)

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天皇杯2回戦。西京極では京都サンガF.C.(J2)と佐川印刷SC(JFL)が対戦する。

天皇杯の最大の見どころはカテゴリーの違うチーム同士が激突するところ。純粋にサッカーの実力ならJ2・京都が上だが、「勝負」という点では「何が起こるか分からない」。これが、この大会の醍醐味である。実力通りか、それとも、勝負の醍醐味か。是非、多くの方に見て頂きたい。

京都府代表の佐川印刷は、1回戦(8/31(土))でMIOびわこ滋賀(JFL)を破り、2回戦に駒を進めた。前半3分にFKからFW・佐藤和馬が決めると、同13分にもFW藤本憲明が決めて2-0と快勝した。特に2点目。右サイドでMF・大槻紘士が相手DFの頭を超える絶妙ラストパスを供給するなど技術の高さを見せた。

佐川印刷は、中盤の大槻、中井義樹、守備的な吉木健一の3枚が中心で、両ワイドに人を配置する3-5-2の布陣だった。特に前線の佐藤和馬は強引なプレーも目立ち、力強い印象を与えていた。
佐川印刷・伊藤健一監督は試合後、J2・京都との対戦について「運動量、球際、闘争心、そうした土台のところで負けないこと。そこからゲームプランを伝えて試合に臨みたい」と意気込みを語っていた。
京都・大木武監督は佐川印刷の印象について「しっかりしたチーム。前線にはしっかりとボールが収まる。中盤3枚は積極的」と語る。
佐川印刷はJFLでは現在14位と苦戦を強いられている。だが、天皇杯は別の大会でもあり、思いきったプレーが見せられるかもポイントとなるだろう。

京都の方は、一番のポイントはメンバー構成だろう。この大会の初戦はフレッシュな選手を使う傾向が高い。誰を起用するかは注目点だ。
そして、いつも通りの力を出し切るプレーが出来るかどうか。キャプテン・安藤淳は「過去に負けたこともありますし初戦がどれだけ難しいかは知っています。でも、僕たちはリーグ戦と同じ様に、勝ちに戦っていくだけです。自分たちのプレーをしっかりやれば結果は出るものと信じています」と心境を明かした。J2の前節、熊本戦で下畠翔吾、倉貫一毅、原川力と出番の少ないメンバーを投入して無失点勝利をしたのは、今回の試合に向けてはずみになったはず。また下畠は昨年、期限付き移籍で佐川印刷に所属していた。意気込みは強いはずだ。

おおよその試合内容は、京都が攻め込み佐川印刷がそれをしのぐという展開か。そこにどんな驚きが飛び出すのか―。佐川印刷のゴールが生まれるか。それとも、京都のボールを相手ゴールへ運んでからの、迫力あるフィニッシュが飛び出すか。どんなゲームになるか楽しみは尽きない

天皇杯は、この1回戦から3回戦あたりに面白さが詰まっている大会。是非、多くの方にリーグとは違ったサッカーの面白さに出会って頂きたいと思います。

以上

2013.09.07 Reported by 武田賢宗
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