水曜日のナイトゲーム。西京極では京都が岡山を迎え撃つ。
京都は前節、横浜FCに敗戦。勝点は47のままとなった。自動昇格圏内の2位・神戸は勝点56で、その差は9。3位・千葉が勝点50、4位・徳島が勝点48、5位京都、6位・長崎が勝点47となっている。京都は負けられないし、勝たなければならない。ただ、これはどんな状況であっても変わらない。順位がどこだろうと負けられないし、勝たなければならない。言いたいのは「こうしたプレッシャーの中で自分たちの力を出し切れる様にすること」、これだけである。それがチーム力を上げるということだ。
京都は前節、終盤にCKから押込まれて決勝点を奪われた。これで連敗となったが、内容的には修正の跡を残した。第27節の山形戦で内容的に悪く、続いての愛媛戦でも良くならず敗戦。横浜FC戦のポイントは、それをどう修正するかだった。愛媛戦の会見で大木武監督は守備について言及。横浜FC戦では、その辺りをしっかりと修正していた。福村貴幸は「自分たちのやってきたことをやろうと、ミーティングで話をした」と明かした。「やるべきことをやる」。その原点を突き詰める、そこに集約される。
例えば横浜FC戦では、守備でしっかりとボールに行き、相手GKまでバックパスをさせ、そこからのロングボールをしっかりと対処して自分たちのボールにしていた。前半に1本ゴール前まで運ばれた場面があったが、それ以外はしっかりと対応。それがゲームを有利に運ぶ要因にもなっていた。気持ちの入ったプレー、という表現でも良いが、やるべき事を手を抜かず、集中してやる、という表現の方が似合う。
だが、それでも無得点で敗れた。だから、もう一度仕切り直して、しっかりとやれている点はあるが、もっとやらなくてはいけない点もあることを自覚しての今節、となるだろう。
対戦相手の岡山は、前節、東京Vに2−0と快勝。3-4-3の布陣は健在である。前回対戦で点を取った荒田智之はいないが、奪ってからの展開は早く、攻撃には迫力がある。非常に粘り強いチームだ。先発については。前線、中盤の入れ替えも活発で、誰が出てくるのか見え難い。押谷祐樹は出場停止でも金民均らタレントを揃える。
大木監督は「(戦い方が)板についている感じ。よく動く。サイドもいいし、切り替えも早いんじゃないかな」とストロングポイントを上げた。大木監督にとっては、前節の敗戦は痛いが、先述したようにしっかりと修正できた部分もあり、そこは手応えを感じている。しかし、今節の対戦相手・岡山も、やることをしっかりとやってくるチーム。それも踏まえて指揮官は「激しいゲームになるんじゃないかな。お互いにどこまでやり続けることができるか」と、勝負を分けるポイントを挙げる。
こうしたタフなゲームを制することが大事だろう。自分たちのやるべき事をやって、勝利を収め、自信を付けていく。それがこれからのプレッシャーのかかる戦いを勝ち続けていく力にもなる。底力のあるチームになるために、そして、これまでの鬱憤を晴らすゲームを、大いに期待したい。
以上
2013.08.20 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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