●小村徳男監督（鳥取）：

「遠い山形まで、鳥取も多くはないですけれども、そのなかでもガイナーレのためにこのスタジアムに足を運んでくれたサポーターにまずは感謝を申し上げたいとともに、なかなか勝利をプレゼントすることができませんでしたけれども、4試合目、5試合目に勝利をプレゼントすることができて、遠い山形ですけど、この勝利を鳥取に届けたいと思っております。試合のほうは、ピッチコンディションが今日は雨というところで、当初の予定よりは相手の背後にボールを突いて、そこから起点にしてという、ノーマルな戦いに変更しました。うまくそこで起点になったり、カウンターの飛び出しのところでも3人のところが連係よく飛び出してくれたので、攻撃が最後フィニッシュのところまで行けるような形ができたので、それもゴールにつながったと思いますし、いい形でやれたのではないかと思います。ここ連敗してて、後半の戦い方というのはチームとして自信が持てなかった部分がありましたけど、今日はチームが一丸となって選手がファイトしてくれたことに、監督として感謝をしたいと思っております。前回対戦したときに、ホームで6-0という大敗をしてますし、なんとしてもアウェイの地ではありますが、高さのある、個人のクオリティの高い選手がそろっている山形に対して、我々はチームとして戦えることがここ山形の地で証明できたことは、非常にチームにとってもいいことですし、今後また浮上していけるきっかけになればいいなと思っております」

Q:前回ホームで対戦されたときと、今回の山形の印象で違うところはありましたか?

「今日はピッチコンディションが雨でしたので、お互いに背後のところであったり、高さのところを狙ってる攻撃になったのかなというのは違ったのかなと感じましたし、我々が前回対戦したときは4バックで戦いましたけど、今回3バックで、しっかりブロックをつくって戦ってたというのも、ロングボールだったり、背後だったり、天候のところであったり、そういうところで前回の対戦とはまた違う形になったんだと思います」

Q:前回のホームでは6点決められる結果になりましたが、今回、相手の攻撃への対策としてはどういうところに気をつけて臨んだのかと、実際の手ごたえをお願いします。

「サイドのところでは、クロスから高い選手が山形はいますから、なるべくクロスを上げさせないように、利き足をケアしながらやったりとか、前回は4バックで出場停止の選手もいたりして、高さの部分でかなり不安を抱えたまま試合に臨みましたけど、今日は3バックで中央に3人配置することで高さのある選手もそろえましたし、そういう意味では、クロスに対しての対応だったり、縦へのロングボールに対してもしっかり跳ね返すことができたのが勝因の一つではないかなと思います」

以上