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【J2:第22節 岡山 vs 神戸】プレビュー:6月勝利なしの岡山が、6月無敗の神戸に挑む。テーマは前回の対戦を超える内容で勝利すること(13.07.02)

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リーグ後半戦をスタートする一戦。勝点「30」で折り返した岡山も、勝点「44」で首位G大阪に迫る神戸も、勝利で勢いをつけたいゲームだ。

前回の同カードは4月28日、ノエビアスタジアムで行われた第11節。岡山は前半、FW田代有三の2点、MF杉浦恭平によるPKの1点を決められ、3点のリードを許しながらも、ゲーム終盤の10分間にFW久木田紳吾の2点、FW荒田智之の1点で同点に追いつき、岡山の粘りと誇りを見せた。しかし6月の岡山は4分1敗で、決まったゴールはDF植田龍仁朗とMF田中奏一による計2得点と、内容の悪いゲームではないが、数字としては非常に寒々しい。前回の神戸戦をはじめ、いくつかのゲームで見せた終盤の粘りのゴールラッシュも最近は決まらない。

岡山は前節のゲームで後半、退場者が出て10人になった富山に対してボールを保持するが、有効な攻撃のスイッチを見つけられないままスコアレスドローでゲームを終えた。横に揺さぶってギャップを突こうと試みるが富山の集中した守備に隙はなく、また3戦連続で先発フル出場中のボランチ・島田譲のバーを直撃するミドルシュートもあったが決まらず。3試合ぶりに先発出場したFW荒田智之は、第15節・徳島戦からゴールがなく、「監督もアドバイスをくれましたし、今はちょっとしたことが大事だと思います。チームとしては勝つことがいいきっかけになると考えています」。

一方、神戸の6月は3勝2分で、5月26日にホームで行われた第16節・鳥取戦に0−1で敗れてから負けなし。とはいえ第18節・千葉戦、第19節・栃木戦は追いつかれる展開で引き分けに終わり、前回の岡山との対戦でも見られた守備の甘さが課題として残る。さらにセンターバックの河本裕之が第20節・長崎戦で左ひじにケガをして欠場中だが、元コロンビア代表で守備力の高いエステバンがボランチに入り、193cmのイ・グァンソンがセンターバックを務める。

もちろん攻撃陣の個の力、決定力の高さは言うまでもなく、ここ2戦はFW都倉賢と、去就が注目されるFWポポの2トップが先発で機能し、ともに得点を決めている。また右サイドハーフの小川慶治朗は前節・熊本戦でも決めて現在8得点で岡山・荒田と同数。左サイドハーフのマジーニョのドリブルの仕掛けも、岡山のDF植田龍仁朗が「飛び上がるタイミングが早くて、滞空時間が長いから、飛ばしたらダメ」と言うFW田代有三の空中戦からのアシストなど、岡山はすでに経験済みだが、スピーディな崩しと攻撃のバラエティに再び挑む。

岡山は今節、DF後藤圭太が累積警告で欠場。代わりに入ることが予想されるDF近藤徹志と、クロスの対応やトップのマークの受け渡しの微妙な加減を話しておきたいとDF竹田忠嗣。竹田は、前回の神戸戦について、「前半3失点してゲームプランを崩したことが後ろの選手としてはショックというか気持ちの悪い試合でした。後半3点も取ってくれたんですけど。今回は連戦なので最初は大事にやりたい」と話す。多くの選手が相手の強さを理解した上で、前向きな状態になっている。「この前みたいな試合にはならない。でも球際や奪いにいくところ、ベースで上回れたら勝機はあると思う」と島田。「1点や2点は無理じゃないから0で抑えたら、可能性はあると思います」とFW押谷祐樹。

明日のkankoスタジアムは、「平日ナイト1万人チャレンジデー」。4月28日、岡山から約3000人のサポーター、ファンが駆けつけたノエスタで、「ようこそ。川鉄に縁を持った友よ! 万感の想い胸に今日を戦おう」という横断幕を掲げてくれた神戸サポーターをカンスタに迎え、前回の対戦を超える内容のゲームを後押ししたい。

以上

2013.07.02 Reported by 尾原千明
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