アビスパ福岡では、８月に作成する「後期ポスター」に登場するメンバーを決める「第１回アビスパ福岡選抜総選挙」を開催する。総選挙と言えば、いまや国民的行事（？）となったＡＫＢ48の選抜総選挙が有名だが、平たく言えば、そのアビスパ福岡版。７月のホームゲーム２試合で、クラブが指定する条件を満たすたびに投票用紙１枚が配布される。１試合最大で６枚の投票用紙を手に入れることが可能で、さらにスタジアム内売店で１店舗１０００円以上買い物をすると投票用紙１枚がもらえる。また、アビスパ福岡モバイルサイト有料会員は、上記とは別枠でモバイル上で投票することができ、この場合、対象試合は、７／３群馬戦、７／７札幌戦、７／14栃木戦の３試合と１試合分多い。諸条件については、アビスパ福岡公式ホームページでご確認願いたい。

さて、アビスパ福岡では初めての開催ということもあって選手の反応は様々だ。その中で、最も強い意欲を見せているのが堤俊輔。既に某誌のＷＥＢ版で紹介されているように「狙ってるのはさしこ枠」と宣言する。「福岡出身の選手が人気があるんじゃないですか。その中に、どうやって入っていくか。７位には入りたいです」と話すのは西田剛。私が既に２試合で９票を持っていることを話すと「じゃあ、１票ください」と抜け目なく要求された。そして、「入れたらうれしいですね。地元出身というのを活かして頑張りたい」と話すのは牛之濱拓。西田が話す地元枠での当選を狙う。一方、ベテランの古賀正紘は「どうって聞かれても、まあいいんじゃないですか（笑）。若手に頑張ってもらいましょう」と余裕の表情を見せた。

現在、クラブでは総選挙に対する各選手のマニフェストを作成中。試合当日のマッチデープログラム上で発表される。また、投票はレベルファイブスタジアム内コンコースに設置された投票箱で行う。なお、モバイルサイト有料会員は、公式モバイルサイト内に設置された「選抜総選挙　特設ページ」にて投票ができるが、試合当日しか投票ができないので投票もれのないように。そして、開票作業は７月14日の第24節・栃木戦終了後。果たして「神セブン」に選ばれるのは誰か。そして、その「センター」に立つのは誰か。乞う、ご期待。

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2013.07.01 Reported by 中倉一志