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【J2:第20節 神戸 vs 長崎】プレビュー:「攻撃に迷いがない」長崎を迎え撃つ神戸。守備ミーティング敢行で“勝ち切り”準備OK(13.06.21)

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勝点3差(神戸38、長崎35)で迎える2位・3位決戦。今節の中で最も注目されるカードだが、シーズン前にこの状況を予想した人は少ないのではないだろうか。

昨季のJFL時代から選手も入れ替わったとはいえ、J2初年度の長崎がリーグ折返し目前で3位というのは、一つのサプライズといっていい。「ダークホース」や「台風の目」と呼ぶ人はもういないだろう。長崎は強い。

躍進の理由は多々ある。持ち味のハードワークを完遂できる能力、攻守の切り替えの早さなど。その中で、神戸の安達亮監督は長崎の印象について「攻撃に迷いがない」と言う。
「自分たちのサッカーをオートマチックに行っている。それがハマった時に(ゴールが)決まっているのかなと思う。勝ち運もつけている印象で、今の順位は相応。ソツがないというか、それだけの力があると思う」

前節の東京V戦で言えば、ボールを奪ってから両サイドハーフの金久保彩や山田晃平、あるいは2シャドーの佐藤洸一や小笠原侑生、トップの幸野志有人へ迷いなく展開。豊富な運動量を軸に、攻守を連動させるダイナミックさはJ2でも屈指と言える。同じくハードワークを一つの武器とする神戸との一戦は、かなりタフなゲームになりそうだ。

その神戸は、第17節の水戸戦で勝利した後、2試合連続でドローゲームが続いている。いずれもリードしてから引き分けに持っていかれる嫌な展開。前節の栃木戦で2ゴールを挙げた小川慶治朗は「試合を締められないことには反省が必要。前節も自分たちでボールを保持して勝ち切らないといけなかった」と言う。今季初出場となったGK徳重健太も「リードしていたのに、もったいなかった」と振り返る。

この状況を受け、今週木曜の練習後に守備の選手が集まってミーティングを行った。リードで迎えた終盤でのオプション(システム変更を含む)や、DFラインとボランチの守備範囲など、選手たちは互いに意見をぶつけ合った。左サイドバックの大屋翼は「それぞれが不満もあったと思う。それを選手同士で話し合うことができて良かった」とミーティングで手応えもつかんだ様子だ。

また、この日の練習では5バックも試した。これについて安達監督は「次の試合(長崎戦)というよりは、少し考え方を整理してやることを意識した」という。ここ2試合、内容に結果が伴っていない流れの中で、守備陣のミーティングも含めて“勝ち切る”ための方法を再確認させたのである。
ポイント“3”をたぐり寄せる準備はできた。あとは攻撃陣の爆発に期待するだけだ。

以上

2013.06.21 Reported by 白井邦彦
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