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【J2日記】千葉:一人でできるもん(13.06.19)

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6月15日の第19節・横浜FC戦で、72分に米倉恒貴選手のアーリークロスに頭で合わせ、同点ゴールを決めた谷澤達也選手。千葉をJ1に昇格させるため、「個人的には今季、自分の中で点を取るという、ちゃんとした目標がいる」という谷澤選手にとっての今季4点目は、第15節・松本戦での決勝ゴールのようにクロスに対してゴール前に走りこみ、ダイビングヘッドで奪ったゴールだった。今まではどちらかというとドリブルで仕掛けてからのシュート、相手の裏に飛び出してのシュートでも足でのシュートが多く、ダイビングヘッドでのゴールの印象があまりないが、その点について谷澤選手は次のように話した。
「点を取るという目標があるから、今季はゴール前に思い切って飛び込んで行こうと考えています。だから、ああいうふうに長い距離を走ってヘディングでというゴールがあるんだと思います。今日のような高さでクロスを上げてくる時は、ゴール前にはだいたいスペースがあるので。ゲームを読みながら、そこの一瞬の判断をやっていきたいと思います」

そんな谷澤選手は今季、選手入場時にお子さん(2009年9月10日に誕生した長男)を連れていることが多い。選手入場時はもちろんお子さんと手をつないでいるのだが、谷澤選手がチームメイトと一緒に相手チームの選手や審判団と握手するために移動している時、お子さんは谷澤選手に手を引かれていない。それでも、きちんと遅れずに谷澤選手のあとについて一人で歩いている。時には両手を後ろに組んでチョコチョコとお父さんのあとを追って歩く姿は記者席から見ていても、テレビ中継を録画したものを見直した時に映っているのを見ても本当に可愛らしく、ほのぼのとした気分になる。前述の横浜FC戦は「今日はちょっと妻と一緒に実家に帰っているので」ということで谷澤選手のお子さんはいなかったが、谷澤選手曰く「長男は選手入場でピッチに行くのが好きで、『自分でちゃんとやりたい』と言っているので僕も『自分でやれ』と言っています(笑)」とのことだった。

ちなみに、観戦に来た選手のご家族は帰る時、フクアリ内で身につけていた家族用のゲストカードを玄関の受付に返すのだが、筆者は谷澤選手のお子さんが谷澤選手の奥様の分のゲストカードを自分で持ち、両手で受付のスタッフに「ありがとうございました」と言いながら差し出す姿を少なくとも2回は見たことがある。今年の誕生日で4歳になるお子さんだが、そんなところも一人できちんとやっている姿はとても微笑ましかった。
千葉では父親である選手と一緒に選手入場するお子さんが多いが、「ジェフ(千葉)が大好きで、家にいる時は毎日ユニフォームを着ている」という佐藤勇人選手の長男は、昨季のJ2リーグ戦の最後のホームゲーム終了後のセレモニーの際、勇人選手やジェフィ&ユニティなどに手を引かれて場内を一周していた。後日、その話をすると「長男はピッチに立てたことがうれしかったみたいで、家に帰ったあともすごく興奮していました」と勇人選手もうれしそうな笑顔になって話していた。

スタジアムでの選手入場やピッチに立つことが嬉しくて好きだなんて、さすがサッカー選手のお子さん。将来、谷澤選手や勇人選手のお子さんがJリーガーになってピッチに立つ姿を是非とも見たいものです。

以上

2013.06.19 Reported by 赤沼圭子
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