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【J2日記】北九州:京都アウェイの旅〜前編〜(13.06.19)

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前回の「松本アウェイの旅」、多くの方に読んでいただいたようで、本城で「行きたくなりました」「おもしろかったです」と言っていただいたのですが、極め付けは「船旅、楽しそうだったね〜!俺もしたいな(笑)」と言ってくれた柱谷幸一監督でした。監督は「J2日記」を欠かさずチェックしていらっしゃるので緊張しますが、今回も懲りずに(?)「京都アウェイの旅」を、お送りします!

今回の舞台は京都。修学旅行や観光で一度は訪れる街のはずなのに、私は今回が初めての京都。ですが、京都出身の柱谷監督を始め、今季の北九州には京都所縁の選手も多いので、練習取材に行った時にしっかりリサーチしておきました。
6月に入ってJ1は中断期間に入るため、J2は土曜日開催が多くなります。しかし第17節は9試合が土曜日(6月1日)開催で、岐阜対岡山は日曜日、そしてなぜか京都対北九州は月曜日のナイトゲーム。一番悩んだのは出発日で、19時キックオフだから当日に京都へ入ってもゆっくり観光はできると思ったのですが、せっかくだから京都の練習も見学してみたいし…。京都の練習スケジュールを確認すると日曜日の午前中に練習があり、京都のサッカーライター仲間とも会えることになったので、京都入りは日曜日に決定! その返事を待っていたため、交通チケットを買えずじまい……で、慌てて調べた結果、一番楽で安かった夜行バスで行くことにしました(結局チケットを買ったのは、出発前日の金曜日になってしまいました)。

出発日の6月1日は、梅雨の影響をモロに受けた土砂降りの雨。出発の時間が近づくにつれ、雨あしが強くなってきました。博多発22時の大阪・京都行きのバスは途中小倉でも乗客を乗せ、関西方面に向けて走ります。普段は揺れなどに敏感なのですが、少しの疲れと出発前に駅前の居酒屋で少しだけお酒を飲んだせいか、大阪に着くまで起きることもなく熟睡できました。
バスは予定どおりに8時20分に京都駅に到着。最初の感想は「ん? 京都駅って、こんなにこじんまりしているの?」と思ったのですが、あとでこれが大きな勘違いだと気付くのですが…。曇り空の京都、周囲をゆっくり見る余裕もなく急いで駅の切符売り場へ。9時30分から京都の練習がはじまるので、タイミングよく乗り継がないと間に合わないのです。駅員さんに城陽行きの乗り場を聞いて、なんとか予定していた電車に乗ることができました。

JR奈良線で揺られること30分、城陽駅に到着。改札口にはしっかりとサンガタウン城陽行きのバス乗り場の表示があり、その表示通りに進むとかわいらしい「さんさんバス」が停まっていました。小さなバスは練習見学と思われる人でほぼ満員。そして、やはり紫を身につけている方ばかり…。10分ほどで住宅街を抜け、お目当ての場所「サンガタウン城陽」に到着しました。
日曜日の朝ということもあってか人が多く、駐車場にも車がたくさん停まっています。人工芝のコートではアカデミーの試合が行われており、その隣のフットサルコートでは市民の方々が思い思いのユニフォームに身を包み、試合を楽しんでいました。フットサルコートでは、子どもたちと楽しそうにボールを蹴っている祖母井秀隆GMの姿も! 心からサッカーを楽しみ、サッカーの楽しさを伝えていることが、その表情から伝わってきました。

トップチームの練習場に移動。約80人くらいの見学者がいます。選手たちの円陣の中心にいる大木武監督が声を掛け、練習が始まりました。京都らしいショートパスを多用した練習風景。パススピードが上がっても、正確なトラップでいとも簡単にパスを繋ぐ風景に感心するばかり。それから実践練習が始まりましたが、大木監督が選手たちに伝えた「パスは味方へのメッセージだ!」の言葉を生で聞けただけで、練習を見に来た甲斐がありました。
1時間弱の全体練習が終わり、クラブハウスに引き上げる選手たちには多くのファンやサポーターが押し寄せサインや写真を求めていました。それに選手たち気さくに応える風景は、やはり良いものです。
トップチームの練習が終わった後は、アカデミーの試合を見たり、グッズショップをのぞいたりして過ごしていました。

バスの時間も確認しましたが、やっぱり幹線道路を城陽市役所を目指し歩くことに。30分ほどで、目的のお店「イルフィーコ」に到着。ここは今季、京都から北九州に移籍した内藤洋平選手に教えていただいたお店。地元の方に大人気のイタリアンで、予約しておくのがオススメとのことだったので私もそうしたのですが、店内の雰囲気がとてもオシャレで私はちょっと場違いな感じ(笑)。でもスタッフがとても親切だったので、そういうことも気にしすぎることなくカウンターで1,300円のパスタランチをいただきました。数種類あるパスタの中から「うまい菜とあさりのカラスミスパゲッティーニ」をチョイス。まず6種類盛られた前菜のプレートが登場。全ておいしかったのですが、中でも赤カブのバーニャカウダは絶品。頃合いを見計らってパスタとフォカッチャが運ばれ、そのおいしさに思わず唸っていました。初めて食べるうまい菜のおいしいこと、おいしいこと! これにデザートとコーヒーも付いて、お腹も心も大満足。食後にオーナーシェフといろいろお話もできて、楽しい時間を過ごせました。帰り際にシェフの名刺をいただくと、お名前は「松本真」さん…他人のような気がしませんでした(笑)。またプライベートで京都に来た時は、ぜひ立ち寄りたいお店です。

以上

2013.06.19 Reported by 坂本真
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