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【J2:第15節 長崎 vs 京都】プレビュー:京都の分厚い攻撃と長崎の激しい守備がぶつかり合う楽しみな試合(13.05.19)

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J2屈指の攻撃力を持ち華麗なパスサッカーが魅力の京都が、ここまで11戦負け無しと今J2で最も勢いのある長崎と対戦する。大木武監督が京都に就任して3年目。一貫して独特のパスサッカーを掲げて戦ってきた。今季は昨季よりも守備がブラッシュアップされ、華麗さが併せ持つ「守備の脆さ」が徐々に改善されてきている。その一方、攻撃においてはケチャップがドバドバ出る試合(4節の神戸戦4−1、10節の鳥取戦3−0、11節の千葉戦3−3)もあれば、全く出ない試合(5節の富山戦0−1、13節の松本戦0−1)もあるなど、まだまだ波がある。

前節の群馬戦は連戦の疲れがあっただろうが攻撃のバリエーションを欠き、どうにか山瀬功治の個人技とセットプレーで群馬を退けている。果たして長崎の前線からガンガン当たってくる「攻撃的な守備」をいなすことが出来るだろうか。

一方、激しい守備が身上の長崎も前節までの連戦中は本来の出来からは程遠い試合が続いた。最後まであきらめない姿勢によって、どうにかアディショナルタイムに同点ヘッドを叩き込み、勝点1を拾ったが負け試合だったと言ってもおかしくはないはずだ。

高木監督も「勉強になった試合」と振り返っている。ボランチの井上裕大も「連動性を欠いた試合だったというのは事実」と話しており、両チームとも今回の対戦では攻撃の工夫やアイデアが求められる試合になるだろう。

そういった意味では連戦中の試合でなくて良かったといえる。
高木監督も「連戦が終わってから京都と戦えることはウチにとって大きいですよね」との問いに無言でうなずき、さらには「京都との戦いがこんなにも楽しみになるなんて考えてもいなかったですね。ウチは無欲でここまで来ました。もちろんこれからも欲はないですけれど、(シーズンの3分の1を終えて)選手の頑張りによって、ここはある程度できるなと自信を持った部分も当然あります。そこで京都とウチがバーンと戦える。本当に楽しみ」と静かに闘志を燃やす。

そのためだろうか、ロングボールに苦しめられた栃木との戦いから1週間。今週、長崎は徹底してコンビネーションで守備を崩す練習を重ねてきた。「狭い場所でダイレクトパスを繋ぐ、京都対策ですか」との問いに対しては「そういったわけではないですが、自分たちの攻撃の形がここ数試合できていなかったので繰り返しやっています」とシーズン開幕当初に見せた連動性の高いサッカーをもう一度体で思い出そうとしてきた。

GKの金山隼樹も「まずは京都に集中しますが、これから強敵が続くのでこれまでやってきた自分たちのサッカーがどこまでできるか試されると思います。チームでもどうしてもその話になりますね」と雰囲気が張ってきていることを明かした。新規参入クラブである長崎が強豪と渡り合う場合にはハードワークと連動性は必須。それを忘れてしまえばコテンパンにやられてしまうことは明白だ。

そんな長崎が京都で最も警戒するのは山瀬功治。高木監督は「山瀬は素質があり人間的にも素晴らしい選手です。なんといってもシュートの能力がズバ抜けています。ウチは絶対にシュートコースを空けてはいけない」と警笛を鳴らす。対する京都はおそらく、ヘッドが強く2桁得点を目標にしている水永翔馬にバヤリッツアがマークすることになるのだろうが、水永は7節の徳島戦以降ゴールから遠ざかっている。この大一番で復調となるかも大きな見所になるだろう。

なお、この試合の会場となるのは、これまでの長崎県立総合運動公園陸上競技場ではない。長崎市営かきどまり陸上競技場だ。サポーターは会場を間違えないようにしたい。

以上

2013.05.18 Reported by 植木修平
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