3月に始まった長丁場のリーグ戦も14節までが終了。3分の1が終わった事になる。北九州は勝点9の21位と、戦前の予想通り苦しんでいる。序盤に見られた不用意な失点は減りつつあるが、先に失点をしてしまうと勝てない。その事が、選手達の精神状態を不安定にさせ、攻撃面に置いても単純なミスを繰り返してしまう事は否めない。柱谷幸一監督も「どんなチームでも先に失点してしまうと、試合展開が厳しいものになってしまうもの。だからこそ、しっかり守備から試合に入って、出来るだけ長い時間ゼロに抑えて、自分達の良い流れの時にしっかりゴールを決め、試合を有利に進めたい」と今節の横浜FC戦でも、先ずは失点しない事が重要であると話していた。前節のアウェイ松本戦で、ドローながら連敗を6で止めた。相手の戦術にもよるが、試合の入りも攻撃の形も良く、先にMF八角剛史のダイレクトボレーで先制した後も、しっかりチーム全体で守備が出来、前半だけで言えば今季のベストゲームと呼べる試合だった。「退場者が出なければ2,3点狙えるくらい、攻撃の形は良かった」(柱谷監督)と手応えを掴んだ試合。「10人でのドローをポジティブに考えている」と冨士祐樹選手が話していたが、今後の逆襲に向けてのターニングポイントとなった試合だったと話せる様にしたい。チームは1ヶ月勝ちから見放されているが「先に得点しようがされようが、どんな時でも自分達のやり方を続ける事が大事。そうすれば、勝てそうな試合も勝てる様になる」と八角がチームの問題点を指摘した様に、今節ホームで行われる横浜FC戦では、勝ちにこだわれるチームのメンタリティーが問われる。
対する横浜FCはここまで勝点14の18位と、昇格候補の1つとして見ていたチームは、調子に乗れずにいる。ホーム三ツ沢では未勝利、連勝も無く、勝ち切れていない試合が続いている。「相手(北九州)も結果が出ていなくて苦しんでいるが、それは自分達も一緒。強い気持ちで来るだろうけど、それに負けない強い気持ちで戦わないといけない」と松下裕樹も、勝利に対する気持ちを出すことの重要性を話す。1位の神戸とは16、6位岡山とは9の勝点差がある。まだ気にするのは早いかもしれないが、J2優勝、最低でもプレーオフ圏内を目指す横浜FCにとっては、これ以上勝点を落とし続ける訳にはいかない。
勝点3しか必要の無い両チームにとって、今後のリーグ戦を優位にする為にも、絶対に負けられない一戦となる。
以上
2013.05.18 Reported by 坂本真
J’s GOALニュース
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