●ネルシーニョ監督：
「これからベスト８に進むために戦うわけですが、我々は相手チームのことも去年戦って知っていますし、非常に経験のあるチームでハードワークができる力のあるチームだと見ています。ここのアウェイで我々は良いゲームをして結果を残す必要があります。ホーム＆アウェイでベスト８を決めるということで、我々がここで勝って帰って、我々がホームで落ち着いて決める展開を望んでいますので、明日の試合は全力で臨んで良い結果を持ち帰りたいと思います」

●ジョルジ ワグネル選手（柏）：
「やはり難しく、ベスト８を懸けた厳しい試合になると思っています。明日勝ってもそこで決まりではないですから、全力を尽くして良い結果を残して柏へ帰り、次に進めるように安定して、落ち着いてホームゲームに臨めるように最高の結果を残したいと思います」

Q:昨年のACLではアウェイで苦しみましたが、今年はアウェイ全勝。これは昨年の経験を生かしているだけなのか、それとも別のところで改善された部分があるからこういう結果が出ているのでしょうか。

ネルシーニョ監督：
「もちろん２年連続で出た経験は大きく、重要なファクターです。それ以上に今回は我々が、ただ参加するだけのACLではなくて、はっきりと目標を持って臨んだことがこういう結果につながっていると思っています。まずはベスト１６に残ること、次のターゲットはベスト８に残ることです。もちろん全ての相手を尊重していますが、我々は目標を達成できると自信を持っています」

ジョルジ ワグネル選手:
「このレベルの大会を戦って行ける経験は選手にとってプラスになります。昨年、他国のビッグチームとの対戦では、我々は個人としてもチームとしても成長しましたし、２年連続でこの大会に参加するために必要なタイトルを取ったという実績も自信もあります。この機会を無駄にしないように全てを尽くしたいと思っています」

Q:昨年全北に２勝し、今年は水原にも勝利して、韓国のチームに対して良い結果を残していますが、その理由はどのようなところにあるでしょうか。それから、今はディフェンスラインに怪我人が多く出ていますが、その準備はいかがでしょうか。

ネルシーニョ監督:
「どの戦いでも、特にこういう海外戦では相手チームの分析をやるわけですが、その目的はピッチに入った選手が迷いなく自分の目的を全うできるのかということですので、実際にピッチで必要なことをやり遂げてくれた選手たちの質のおかげだと思っています。本当に強い相手と、アウェイでもこのような結果を出せた彼らの姿勢と自信には、私は満足しています。去年の全北とは違いますし、今年は今年で１８０分で勝ち残るための戦いだと思っていますので、また違うゲームで去年の結果は関係ありません。
我々レイソルは質の高い選手の集団で、チームの選手層には期待しています。今までも何度もこういうことがありましたし、代わりに出た選手のパフォーマンスに期待して、そして彼らは期待に応えてくれています。今回の韓国にも何の心配もせずに乗り込んできています」

Q:ワグネル選手に質問です。昨年は全北戦の前の川崎Ｆ戦でゴールを決めて、その後調子を一気に上げいきました。今年も先日の磐田戦でゴール、その前の横浜ＦＭ戦でアシストと結果を残していますが、３月、４月と比べて現在のコンディションは上昇傾向にあると考えてよろしいでしょうか。

ジョルジ ワグネル選手:
「練習から毎試合、試合ごとに調子を上げていくことを考えていますし、チームに貢献するためにトレーニングをしていますので、これから先も自分の調子が上向いていくことはもちろん望んでいます。ピッチ上では自分のパフォーマンスよりもチーム全体の力を示さなければいけないというところで、ピッチ上でチームのためにどれだけ貢献してプレーができるかというところを考えながらやっていきたいと思っています。とにかくレイソルは力があるということを、この大会で証明していきたいと思います」

以上