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【J2日記】鳥取:門前の副務、習わぬ経を読む(13.05.15)

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(C)石倉 利英

これが本来の姿。副審を務めているのだが…

(C)石倉 利英

ビブスをつけてピッチ内へ

(C)石倉 利英

チャンスとみるや前線にダッシュ!

(C)石倉 利英

知らない人が見たら分からないほど、ピッチ内に馴染んでいたのでした

5月に入って鳥取には、若手選手の期限付き移籍での加入が相次いでいる。甲府から加入したDF林堂眞は、5月12日の第14節・岡山戦で先発デビュー。その日の試合前には、前日に広島からの加入が発表されたMF鮫島晃太があいさつを行い、新天地でのデビューがいつになるかが注目されている。

そんなある日、実戦形式の練習で、見慣れない選手がピッチに入った。ん?あんな選手、鳥取にいたっけ…?

その「選手」とは、チームの副務を務める森脇瑞貴(もりわき・みずき)さん。普段は用具の準備や片付けなどをこなし、堪能なスペイン語を生かしてブラジル人選手の通訳も務めている。実戦形式の練習では副審を務めることが多く、この日も最初はタッチラインの外側にいたのだが、ある選手が軽い負傷で応急処置をしなければならなくなった。プレー可能な選手は全員が起用されており、このように不足人員が出た場合、いつもならコーチングスタッフが入るのだが、すでに1人が入っていて、ほかのスタッフも事情があって入れない。わずかの間だけ何とかしたいという状況で入ったのが、森脇さんだった。サッカー経験者だけあって、動きは本格的。周囲も遠慮せずにパスを要求するなど、さながら練習生のようだった。

ほどなく応急処置を終えた選手が戻り、プレーを終えて副審に戻った森脇さんだが、守備の際に狙いどころでパスコースを限定するなど、小村徳男監督が普段から選手たちに指示している通りのプレーを披露。これぞまさしく『門前の副務、習わぬ経を読む』だった。

以上

2013.05.14 Reported by 石倉利英
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