●ベルデニック監督(大宮):
「非常に残念で、満足してはいけない結果だ。2−0とリードしたのに終盤で2点を失ったのは残念。後半の内容からすると、負けてもおかしくなかった部分もある。引き分けで終わったことに関してはもう一度しっかり分析していく。
立ち上がりから自分たちが意図する形が何度も出て、ゴールも奪えたし、ゴールチャンスも多く作り、もう1点2点取ってもおかしくない状況は作った。後半も前半と同じように意図的にチャンスを作りながら2点を奪って、3点目4点目を取るチャンスもあった。2−0から向こうがパワープレーで我々のゴールに侵入してきて、精神的にもプレッシャーを受けて良い対応ができなかった。1点を失ったあとはパワープレーに対して怖がったプレーになってしまった。パワープレーに対して心理的に耐えられなかったことは反省点。その問題は、自分が指導した経験から、日本の選手にありがちな状況が起こったかと思う。本来であれば、ああした状況でも強くもちこたえるようになっていかねばならない。ただ、意図的にコンビネーションで揺さぶり、崩していき、速いテンポで相手ゴールに迫ったり、そうした部分は昨年から選手たちの成長が見られた。方向性を変えずに、精度を高め、チームを成長させていきたい。守備に関しては改善すべき点があり、次のゲームでしっかり改善していきたい」
Q:パワープレーに耐えられなかったのは日本の選手にありがちな状況ということですが、どう改善していけば良いのでしょうか。
「日本の文化であったり、風土であったり、日本人の気質が関係していると思う。もともとアグレッシブな民族ではないと分析している。そういった部分が、相手のプレッシャー、心理的なプレッシャーに対して集中が落ちてしまう要因ではないか。ヨーロッパ、世界では、相手がやってきたらやり返す強さや、カウンターで引っくり返すずるさや駆け引きができる。ただ、そういった部分は練習の中で攻守の切り替えや守備、競り合いなどを通して改善していくしかない。心理的な部分に関してはアプローチが難しい部分もある。もう一つは、自分たちが常に主導権を持つようなゲームをすることも解決方法だと思う。ボールを奪うことができなければ相手は常に守りに入るわけで、自分たちがボールを持っている時間が多ければ心理的にも受け身に回らないでプレーできる。たとえばバルセロナは、ボールを奪われず自分たちが主導権を持った時間が長いので、守備に回る時間が少ない」
Q:守備に改善点があるということですが、菊地選手と高橋選手のセンターバックコンビは今日どうでしたか?
「これからビデオを見て分析するので、この場ではっきりしたことを言うのは難しいが、前半はしっかりしたプレーができたと思う。後半、失点にからむプレーでは、彼らだけでなく全体に、判断に迷いやプレーの遅れがあったと思う」
以上
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- 2024J1昇格プレーオフ
- 2024J2昇格プレーオフ
- J3・JFL入れ替え戦
- bluelock2024
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE