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【AFCチャンピオンズリーグ2013 仙台 vs ブリーラム】手倉森誠監督、渡辺広大選手(仙台)前日会見でのコメント(13.02.25)

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●手倉森誠監督:
「みなさん、こんにちは。今試合を前にして、いよいよ今シーズンが始まるな、という思いにかられています。ACLは、我々のチームとしては初出場の大会で、もちろんここを目指してチームは成長を遂げて出られるようになったと。失うものはないので、とにかく思い切り溌剌と、出たかったこの大会で躍動してみせたいという思いで一杯です。
まず、初めて出るこの大会をホームで迎えられること、それは我々にとってアドバンテージがあるな、と。対戦するタイのブリーラムは、真夏の地から来て、白い雪がブリーラムを歓迎したんだろうな、と感じています。
去年、タイのトヨタプレミアカップで、このブリーラムと対戦して、そのときは我々がバンコクに行って試合をしました。そして今シーズンにこうやってACLで当たることに対して、ものすごく縁を感じています。
去年のトヨタプレミアカップでは、タイが洪水・水害があった被災地で、我々は東日本大震災があった被災地で、アジアで甚大な被害を受けた両国、両チームがそういった復興のための意味を持った試合を去年はさせていただきました。今年にまたACLの初戦で当たることに対して縁を感じています。お互いにそういった意味を含めて社会的にもアジアに大きな希望を与えられるようなゲームを、明日はしたいと思います」

●渡辺広大選手:
「こんにちは。今日は寒い中お集まりいただいて、誠にありがとうございます。いよいよ、明日から始まるACLに、気持ちとしては非常にワクワクドキドキといったところです。
昨日から降り続いた雪で練習がなかなかできない中、ボランティアの方々にいろいろ雪かきをしていただいて、本当に我々は地域の方々に支えられているということを、今ひしひしと感じています。その方々のためにも、そして被災して今も厳しい生活をされている方々のためにも、今シーズンも希望の星となるべく、熱く激しいプレーを、明日からまたやりたいと思います。よろしくお願いします」

Q:渡辺選手に質問します。チームとして二度目の対戦となるブリーラムですが、そのときには選手が負傷するなどいろいろな思い出がありますが、あらためてどのように感じますか?
●渡辺選手:
「僕は昨年の試合に出場することはなかったのですが、梁選手や赤嶺選手が負傷してしまいましたが、それはプレー中のことなので致し方ないことだと思います。結果としてPKで負けてしまったこと、そしてキャンプの途中でタイに行って負けて帰ってきたみんなの顔というものは、今も思い出すと暗い表情というかそういう顔をしていたので、その敗戦を払拭するには実際にブリーラムに勝つしかないと思うので、そういった気持ちで明日は熱く勝利だけを目指して頑張りたいと思います」

Q:監督にうかがいます。相手がタイのチームで、シーズン最初の試合ということで、あらためて気をつけなければいけない点、選手に呼びかける点は何でしょうか。
●手倉森監督:
「まずは、このACL初出場ということに対しては、『思い切って挑もう』と選手たちには話したいと思います。プラス、2013シーズンがいよいよ始まるということに対して、中三日ですぐにJリーグも開幕するということで、ブリーラム戦とJ1の開幕戦と、ふたつ取れれば大きいというようなところも意識させながら入っていきたいと思います。
とにかく、今、試合に対してのイメージ、自分たちのやろうとしている部分は、みんな共有できている範疇ではありますけれども、注意しなければいけないのは、この時期のナイトゲームでやること、(ここで場内停電)あとはこの停電だと(笑)。寒い中でのナイトゲームの試合で、どれくらいの冷え込みがあるのかということは、自分たちもナイトゲームでの練習はしていないので、それはもちろんブリーラムも一緒だと思います。そういったところで、準備の良さというものを気をつけなければいけないと思います」

Q:ブリーラム戦で鍵になりそうなことは?
●手倉森監督:
「まずは、去年の戦い方が、ものすごく今年のACLへのいいプレマッチになったと今は感じています。タイのメンバーは、外国籍選手が代わったり、メンバーも入れ替わったりしていますけれども、やっているスタイルや、ブリーラムのスタイルは、スカウティングしたところ大きくは変わっていないな、と。とにかく、前へ、前へという攻撃が速いチームだなと感じています。
いちばん気をつけなければいけないのは、とにかく相手に気持ちよくプレーさせないということ。相手のスピードをいかに抑えるかという試合をしながら、というのが明日の我々の試合のテーマになると思います」

Q:昨年負けたブリーラムに対して「リベンジ」という気持ちはあるか?
●手倉森監督:
「ベガルタ仙台の指揮を執ってからいろいろ悔しい思いをさせられたものに対しては、常にリベンジするチャンスがあると、そういったところの巡り合わせがあるなかで、今回もそういったものに巡り会えたと感じています。
ただし、去年の負けに対するリベンジというよりも、今は、ACLでようやく戦える、初めて出られるということに喜びを感じて、思い切って挑みたいという気持ちの方が強いですね」

Q:渡辺選手にうかがいます。ブリーラムの「前へ、前へ」という攻撃について、今の仙台はディフェンスラインが変わった中、ディフェンス陣としてどう当たっていきたいと考えていますか?
●渡辺選手:
「スカウティングから、前線の選手のアクションが速いことと、前線の選手へのフィードが正確だということが頭に入っているので、それを意識しすぎてラインが下がってしまうのがいちばん良くないことなので、僕たちとしてはいつも通りのサッカーをして、ラインを高くするとき、また時間帯や状況によっては後ろでブロックを組むように、そういったメリハリをつけたサッカーをすることが非常に大事になってくると思うので、そういったところを意識して、戦い通したいと思います」

Q:ブリーラムの選手で、一番気をつけたい選手は?そして、全体的な印象は?
●手倉森監督:
「まずは新しく加入したFWの39番の選手。彼にはものすごくサッカーセンスを感じると分析しています。そして二列目の選手たちも19番、17番、そして7番、もしかしたら23番というあたりが、ものすごく攻撃に対して積極的なプレーをする人たちだと思って、そこに注意したいことと、あとはGKが非常に守備範囲が広いし、機動力があるし、プレーオフでもPKを3つ抑えているということで、キーパーを乗せたら厄介なチームだと思います」

Q:今日の公式練習は冒頭の15分間公開ということですが、それ以外でミニゲームもされたかと思いますが、明日はどのようなメンバーでいくか、可能な限り教えてください。
「この後のブリーラムの練習がオープンだという話を聞いています。自分たちもACL初出場だったので公開練習が15分のみというのが普通なのかなと思っていました。公開しなかったことを本当に後悔しています(笑)。
明日にどういったメンバーでいきたいかという質問ですが、勝つメンバーでいきたいと思います」

以上
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