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【ACL2013】対戦チーム&注目選手紹介:ブリーラム編〜ベガルタ仙台同組〜(13.02.25)

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・2月26日(火)仙台 vs ブリーラム @仙台 19:00
ACL開幕戦チケットインフォ

去る2月13日、ACL2013プレーオフでブリスベン・ロアー(オーストラリア)をPK戦で下し、グループリーグ出場を決めたブリーラム・ユナイテッド(タイ)。昨年のACL2012グループリーグでは柏レイソル、広州恒大(中国)、全北現代(韓国)といった各国のチャンピオンクラブばかりが揃った“死のグループ”に組み込まれた事もあり、2勝4敗の成績でグループリーグ最下位に終わってしまった。しかし、ホームでの柏レイソル戦(3-2)、アウェイの広州恒大戦(2-1)での勝利や、他の試合でもほぼ僅差での敗戦だったことで、日本はもとより、アジアのサッカーファン・関係者からの評価を上げたクラブのひとつである。

ブリーラム・ユナイテッドの本拠地は、タイの首都バンコクから約390km離れたブリーラム県にある。“イサーン”と呼ばれるタイ東北部に位置し、ラオスやカンボジアからの影響を受けてきた独自の伝統文化が残る地域であり、クメール王朝時代の遺跡などが残る歴史性を持った地域でもある。バンコクからは車で約6時間かかり、飛行機もチャーター便以外は週3便とかなり不便な地域ではあるが、クラブの持つポテンシャルは非常に高く、実力・人気・スタジアムと全てを高いレベルで備えたタイを代表するビッグクラブである。
2011年に完成したNew i-mobile Stadium(ACLではBuriram Stadium)は非常に近代的で、収容人数も24,000人とタイ国内でも屈指の設備を誇るスタジアムである。2012シーズンの平均観客動員数は15,000人とリーグトップで、ホームはもとよりアウェイ戦にも数多く駆けつけるほど熱狂的なサポーターも存在している。

2012シーズンのタイプレミアリーグ(TPL)では、主力外国人選手の移籍やACL出場による過密日程などの影響もあり、2011シーズンのような圧倒的な力を見せつけることは出来ず、下位チームとの対戦でもなかなか勝ち越せないゲームが多く、14勝12分8敗の勝点54でリーグ4位という成績に終わってしまった。しかし、そんな状況でもタイFA杯(日本での天皇杯)、TOYOTAリーグ杯(日本でのヤマザキナビスコカップ)を獲得。国内2冠を達成しACL2013のプレーオフ出場権を得た。

ブリーラム・ユナイテッドはTPLのチームでは数少ないパスを繋ぎながらの攻撃が特徴で、流動的にポジションチェンジを繰り返しながらサイドへ展開するのがひとつの形となっている。守備では前線からのプレスなど積極的な守備をみせ、ボールを奪われた後のアプローチも早い。ボール奪取後のショートカウンターなども得意の形だ。TPLでは主導権を握るゲームが多いブリーラム・ユナイテッドだが、果たして、ベガルタ仙台をはじめとするアジアの強豪との対戦となるACLではどういった戦いを見せるのだろうか。

【注目選手】
FW / MF 平野甲斐(25歳 / 日本)
2013シーズン、カターレ富山から移籍。他外国人選手にはない豊富な運動量とアジリティでチーム内の良いアクセントとなっており、果敢にゴールへと向かう姿勢はクラブ関係者・サポーターからの評価も高い。FW、MF両ポジションをこなすなど器用さも持っており、リーグとACLを戦うクラブとして貴重な戦力となっている。

FW Goran Jerkovic(26歳 / フランス)
2012シーズン途中にエステグラル・テヘラン(イラン1部リーグ)より加入し、11試合で16得点をあげエースフォワードとして活躍。体格を活かしたポストプレーやヘディングの強さもさることながら、クロスを点で合わせることも上手く、ゴール前での嗅覚にも定評がある。

DF / MF Theeraton Bunmathan(23歳 / タイ)
現役タイ代表の左サイドバック。安定した守備からタイミングの良いオーバーラップでクロスを量産する。冷静なプレーと豊富な運動量でチームに貢献できる選手で、現代表でも欠かせない存在になりつつあり、プレースキックも任せられるほどキック精度も高い。

以上

Reported by Samurai x TPL Yuji Hamasaki
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