●沼田邦郎社長:
「新体制発表にこれだけ多くの人が集まっていただき、誠にありがとうございます。2013年、みなさま方、本当に待ち遠しかったと思いますが、これが全スタッフでございます。このメンバーで1年間戦っていきますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします。そして、我々、柱谷監督のもとにJ1昇格に向けて頑張っていきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
我々、昨年途中にライセンスの問題がありました。しかし、我々は諦めていません。現在、あらゆる可能性を探りながら、まい進しております。ケーズデンキスタジアム水戸と笠松を視野に入れながら、強い気持ちを持って必ずJ1に行くんだとスタッフ一丸戦っていきます。みなさんにご迷惑をかけることがあるかもしれませんが、必ず願いをかなえるために選手一同戦っていきます。本当によろしくお願いします。新たな1年がはじまったばかりです。12月にはみんなで笑えるように、頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。本日はよろしくお願いします」
●萩原武久ゼネラルマネージャー(GM):
「御挨拶と今シーズンのスローガンを発表させていただきます。大勢のみなさんにお集まりいただき、厚く御礼申し上げございます。今、社長からもお話がありましたように、柱谷監督になって3年目。きっとみなさんの期待に応えてくれるような戦いをしてくれると信じています。8人の新しいメンバーが入りました。昨年よりいろんな意味で底上げをして、充実した補強ができたと思っています。厚いご支援をいただけることをお願い申し上げます。
今年度のスローガン。昨年は平仮名で2文字でした。今年もこだわって2文字です。今年も川又南岳先生に揮毫していただきました。「なんでまた平仮名2文字なんだよ」とずっと言い続けられています。「書くの、難しいんだよ」と言われてましたね(笑)。そして、「昨年はひと筆で書けたのに、今年は違うのかよ」とも言われました(笑)。でも、書いていただきました、今年のスローガン。「みち」です。素晴らしい字を揮毫していただきました。この「みち」の意味は「僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる」。ホーリーホック、沼田社長になって5年目のシーズンが終わりました。6年目に入ります。おそらくやっとホーリーホックが歩んで行く後ろに確固たる道ができる準備が整ったと思います。「道」はいろんな意味があります。大きな意味で言えば、「どう」とも読みます。華道、茶道、スポーツで言えば、剣道、柔道、弓道。おそらく柱谷哲二監督3年目、サッカー道を極めて、素晴らしいサッカーを展開してくれることを信じて疑いません。そして、また「みち」には「未知」の意味もあります。J2でJ1未経験の最古参のチームになりました。なんとかJ1という未知への旅の実現をしたい。そのためにも限りなくみなさんのあつい声援が必要です。今までにも増して、厚い声援をたまらんことを切に願って、挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました」
●柱谷哲二監督:
「みなさん、こんにちは。今日は、本当にありがとうございます。私自身なんですけど、1月7日に首の手術をしました。3年目にして、簡単にクビを切られないように鉄板を入れてきました(笑)。塩谷が移籍したり、チームを出ていく選手はいたのですが、また新しい選手が来てくれました。FC東京U-18から二瓶だったり、明治大学から山村だったり。そして、冨田が帰ってきてくれたり、そして、吉本興業から近藤が来てくれたり(笑)。違ったか、神戸から来てくれたんですね。
チームもスタートしたばかりなのですが、いい雰囲気でやれています。昨シーズンは本当に悔しい思いをしました。連勝もしたし、連敗もした。いい時はいいけど、悪い時になるとなかなかストップがきかない。浮き沈みのある1年でした。今シーズン、最終ラインに冨田が来てくれて、そして、難波が来てくれて、山村も来てくれた。3年目、また新たに積み重ねて、J1を目指していきたいと思っています。
今回、ヘッドコーチも代えました。西ヶ谷が来てくれました。彼は選手として名古屋や川崎(現東京V)などでプレーして、コーチとしてはヴェルディの育成や明治大学、そして中京大学で監督を務め、昨年は新潟のヘッドコーチでした。コーチとしての経験は前ヘッドコーチより上です。ただ、ちょっと暗い(笑)。という感じを受けますが、彼には前コーチと違うものを出してもらいたい。上乗せをする戦術であったり、僕に足りない冷静さをチームに加えてもらいたい(笑)。僕はついつい熱くなってしまうので(笑)。そういうものを彼に求めていきたい。
社長も含めて、チーム一丸となって、今シーズン戦っていきたいと思います。そして、何より大事なものはスタンドから出てくる声援です。特に苦しい時間帯では、みなさんの声があってこそ、我々はまた一歩踏み出せる。今年も間違いなく熱い戦いをします。みなさんも競技場に来てもらって、熱い声援を贈ってください。ともにJ1を目指して頑張っていきましょう。よろしくお願いします」
●西ヶ谷隆之ヘッドコーチ:
「みなさん、こんにちは。はじめまして。今年からヘッドコーチをやることになりました西ヶ谷です。そんなに暗くはないです(笑)。そこは選手も分かってくれています。監督とはヴェルディ時代からずっとお世話になっていて、監督のサッカーは理解していますし、僕自身も一緒に仕事をさせていただく中でいろいろサポートしていきたいと思っています。チームの目標を達成するためにしっかり自分の仕事をやっていきたいと思っています。サポーターのみなさん、いろんな人の力が絶対に必要となってきますので、今シーズンどうぞよろしくお願いいたします!」
●近藤岳登選手:
「みなさん、こんにちは。吉本興業から移籍してきました近藤岳登です。神戸で6年間、お笑いを極めて、こちらに来たので、今度は笑いとサッカーをしっかりやりたいと思います。好きな言葉は水戸黄門です!」
●小暮郁哉選手:
「普通ですけど(笑)、アルビレックス新潟から来ました小暮です。期限付き移籍という形ですけど、自分自身水戸に貢献したいと思っています。よろしくお願いします」
●難波宏明選手:
「こんにちは。今年から水戸の勝利のために命をかけて戦うためにここに来ました。先ほど監督には名前を忘れられていたので(笑)、まずは一日でも早く名前をみなさんと監督に覚えていただけるように頑張ります。よろしくお願いします!」
●二瓶翼選手:
「はじめまして。FC東京U-18から来ました二瓶翼です。緊張しています(苦笑)。今年は水戸のために全力で頑張るので、応援よろしくお願いします!」
●新里亮選手:
「はじめまして。中京大学から来ました新里亮です。少しでも早く試合に出て、チームの力になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●山村佑樹選手:
「こんにちは。明治大学から来ました山村佑樹です。早く試合に出て、結果を出して、自分がチームをJ1に上げたと思ってもらえるぐらい活躍できるように頑張ります。よろしくお願いします」
●岡田明久選手:
「みなさん、こんにちは。鹿島アントラーズユースからやってきました、岡田明久です。ゴールキーパーです。自分は地元が水戸なので、地元にプロとして帰ってくることができたことはとてもうれしく思います。水戸のためにも、自分のためにも、これから頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
●冨田大介選手
「こんにちは。冨田大介です。(サポーターから「お帰り」の声に対して)ありがとうございます!ご無沙汰しています。今回、近藤岳登の面倒見役として帰ってきました(笑)。契約に盛り込まれていますので、頑張ります。10年ぶりに水戸ホーリーホックでプレーすることができて、キャリアをはじめたチームでプレーできることをうれしく思います。ここ10年間でいろんなことを経験してきて、J1昇格の経験も2度しました。今年はその経験を生かすべく、柱谷監督の力になれるように、J2優勝を目指して頑張りますので、よろしくお願いします!」
■質疑応答
Q:(各選手へ)今年の抱負とどういうプレーのアピールポイントを教えてください。
近藤岳登選手「僕の前に道はない。僕の後ろに道ができる。それが僕の抱負であり、チームの抱負です(笑)。ポジションはサイドバックですが、笑いも取り、ゴールも取れるプレーヤーを目指して、今年1年頑張っていきたいと思います」
小暮郁哉選手「今年の抱負はけがなく1年間をしっかりやりきることです。自分の特徴はボールを失わないことと攻撃にアクセントをつけること。そこを見てもらいたいと思います」
難波宏明選手「僕はFWなので、点を取るために来ました。水戸の勝利のために命をかけて戦うので、そこを見てほしいと思います」
二瓶翼選手「自分の得意なプレーはドリブルなので、相手の脅威になれるように頑張ります」
新里亮選手「抱負は先ほど言ったように、早く試合に出て、チームの力になれるように頑張りたいと思います。僕はDFなので、点を取られないことが一番ですが、後ろからいい攻撃につながるようなパスを出せればと思っています」
山村佑樹選手「自分も難波選手とかぶってしまいますが、FWなので点を取れるようにすることと、自分の得意なプレーはゴールまでの過程をみなさんに見てもらいたいと思います」
岡田明久選手「今年は、これから長く続くプロの生活に耐えられるような体作りをしていくことと、それに伴って、自分自身のプレー自体も成長できるように頑張ります。得意なプレーというのではなく、自分のすべてのプレーをサポーターのみなさんに見てもらいたいと思います」
冨田大介選手「10年前から応援していただいてる方がいらっしゃると思いますが、当時のようにバンバン点を取って(笑)・・・いる選手を応援したいと思います(笑)。DFなので、チームを統率できるようなところを見せていきたいと思います。そして、J2優勝のためにすべてをささげたいと思っています。好きな言葉は水戸黄門です」
Q:冨田選手は10年ぶりに戻ってきましたが、当時と現在の水戸の違いは?
「自分が水戸に加入したのは2000年で、Jリーグに参入した年なんですけど、その時は土のグラウンドで練習したり、練習中に飲む水を自分で用意したり、僕は背番号7のベッカムと書いてあるユニフォームで練習したこともあったり、そのような環境の中でやっていました(笑)。環境に関しては、今ある環境を受け入れて、自分たちで工夫して作っていくものだと思っているのですが、その中で10年経ってグラウンドが確保できているというところに変化を感じました。そして、本間選手しか当時の選手はいないので、新しく来たチームだと思っています」
Q:選手全員に聞きたいのですが、水戸に来ることを決めた決め手や水戸に来ようと決断した理由について聞かせてください。
冨田大介選手「柱谷監督の熱い思い。それだけです」
岡田明久選手「自分は鹿島ユースにいたのですが、トップに上がれなくて、自分はプロのサッカー選手になりたいという思いを強く持っていたので、その中で水戸ホーリーホックからオファーをいただいて、入ろうと決めました」
山村佑樹選手「昨年の夏に1カ月だけ練習と試合に出させてもらったのですが、その時の練習中に柱谷監督から「早く契約しろ!」と言われて、決断しました(笑)」
新里亮選手「自分は昨年末に練習に参加させてもらって、その後にお話をいただいて、ここでサッカーをやらせていただけるということだったので、決断というよりも感謝の気持ちで決めました」
二瓶翼選手「FC東京のトップに上がれなかったのですが、自分もプロしか考えていなかったので。昨年何度か練習に参加させていただいて、すごくいいチームだなと思っていました。決め手というより拾っていただいた感じなので、感謝して全力でプレーしていきたいと思います」
難波宏明選手「僕は『水戸キラー』と言われていて、水戸からしか点を取れないと言われていたので、他のチームから点を取れるよということをアピールするために来ました(笑)」
小暮郁哉選手「自分は昨年J1でプレーしていたのですが、もう一度ガムシャラにプレーしたいと思って、水戸のこういう環境を見て自分に合っていると感じて決めました」
近藤岳登選手「真面目にいきます。人生楽ありゃ、苦もあるさ。次期水戸黄門になるためにここに来ました(笑)」
Q:柱谷監督に聞きたいのですが、今回の補強のポイントと補強に対する満足度をお願いします。
「補強のポイントは全体的にレベルアップしていきたいということと、昨年いた選手よりもレベルの高い選手を数名、そして将来的にチームを背負ってもらいたい選手を数名。バランスも考えて補強しました。そういう意味で狙った選手は全部取れました。満足しています。残念ながら(田中マルクス)闘莉王、田中達也、高原直泰は取れませんでした(笑)。冗談抜きで早い段階からほしい選手が決まっていた。難波には昨年の夏に話をしましたし、早い段階から声をかけた選手が気持ちよく来てくれたことに満足しています。あと2人ぐらい新しい選手がほしいのですが、社長が「ちょっと待て」と。「金を作るから」と言われています(笑)。でも、このメンバーで戦えると思っています」
Q:監督とGMに聞きたいのですが、どのようなサッカーをしますか?
柱谷哲二監督「積み重ねたものに対してプラスアルファを加えるのが3年目。失点は試合数よりも下回るもの。得点は1試合少なくとも2点、できれば3点取りたい。今年は勝ち切るために失点を少なくして、1点でも多く取る。それが今年のテーマになります。それが実現できた時は必ずJ1が見えてくる。昨年、惜しい試合が多かった。そこを僕自身も細かなところまで見直して今シーズン戦っていきたいと思っています」
萩原武久GM「監督の話した通りだと思います。みなさんも感じてらっしゃいます、もったいない試合を1試合でも少なくすることだと思います。勝ち切ること。また、引き分けでもいい試合を負けないこと。そのためにはさらに緻密に繊細に戦っていただきたいと思います」
以上
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