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【2013シーズン始動!】川崎F:新体制発表会見(13.01.20)

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●武田信平 代表取締役社長:
「みなさん、こんにちは。川崎フロンターレの武田でございます。
日頃より熱い声援と、大きなご支援を賜りまして、ありがとうございます。また、ホームに限らずアウェイ。どんなときでも大きな熱い声援で私達を支え励まし、鼓舞していただきますファン・サポーターのみなさんには、本当に心からの御礼と感謝を申し上げたいと思います。また、今日もこのようなたくさんのみなさんにおいでいただきまして、本当にありがとうございます。重ねて御礼申し上げます。それから、今日の会に当たりまして、前田ホールを提供していただきました、洗足学園のみなさまがた、先ほどから素晴らしい演奏を見せて頂いている洗足学園音楽大学の学生のみなさん。それから先生方にも心から御礼と感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。ここから着座で話させていただきたいと思います。

さて、昨シーズンを振り返りますと、リーグ戦は一昨年から順位を上げたとは言え8位という成績でございました。またナビスコカップは予選で敗退。それから天皇杯も4回戦で敗退と低調な成績だったなと思います。そういう意味で、我々を支えてくださっているみなさんのご期待に応えられず、大変申し訳ないと忸怩たる思いです。ただ、リーグ戦の終盤から点が取れるようになりましたし、勝ちを拾うことができるようになりました。これは今シーズンに向けての非常に明るい話題だと、私は非常に期待しておるところでございます。
次に、今シーズンの話ですが、まず、後ろに控えている新加入の選手たちですが、トップ、中盤、ディフェンスとそれぞれのポジションに素晴らしい実力の持ち主の選手たちに加わってもらいました。それから、昨年、一昨年と非常にケガが多かったのですが、このケガを防止する、ケガをしない体づくりをするという意味で西本さんというトレーニングコーチをお招きしました。選手、トレーニングコーチともども、非常に頼もしい、心強い限りであります。
次にチームの目標でございますが、昨年は前年の成績にひきずられることなく心を新たにして行けば優勝できるだろうと、という事から優勝という目標を掲げて臨みました。しかしながら結果を見ますと、目標としては少し強引だったかなということで私自身も反省しているところです。今年につきましては、足元を見つつ少なくともACL圏内に入る、そういう目標を掲げたいと思います。
しかしながら、ただ単に3位に入ればいいという事ではありません。やはり戦うにあたっては、優勝、タイトルを取るという事を目標にタイトルに向かって全身全霊を捧げて、総力を掲げて戦っていく所存です。どうかよろしくお願いします。
先週17日の日からチームがスタートしましたが、スタートに当たりましても是非タイトルを取ろうということ。そのために勝とうと。勝つという気持ちをずっと持ち続けて戦っていこうと。そしてシーズンの最後には、我々も笑いをもって迎えたいし、こうやって支えていただいています、ファン・サポーター・スポンサーのみなさまのご期待にしっかり応えられる結果を出そうと、クラブ全員がそれを誓った次第です。

次に今季のキャッチフレーズについて申し上げます。アルファベットでw・i・n・g、ウィング。という事になります。これは翼という意味もありますが、勝つということのwin。winを継続していこうという意味のingを、winとingを合わせた言葉として、wingとしています。まずは勝ち続けていくという強い意志と決意でありまして、そして翼を広げもっともっと高いところに行くぞと意気込みを表したものです。今、このwingを心に刻み、結果を必ずや出していくという強い決意をもって臨んでいきたいと思います。
それから、次に等々力競技場の件ですが、先程も阿部市長さんからありましたが、昨年の12月から改築の工事に入っています。2年間皆様にはご不便をおかけすることになると思いますが、2015年には本当に素晴らしいメインスタンドができます。どうか、それまではご理解とご協力の程をよろしくお願いしたいと思います。日程をお話をしたいと思いますが、3月の第1週がリーグとしての開幕を迎える事になります。
次にシーズン、6月にコンフェデレーションズカップがある関係で、6月が中断期になります。このお休みを利用してベトナムに遠征しようかなと思っています。詳細は決まり次第みなさんにお知らせしますが、アウェイの応援ツアーを企画したいと思っています。是非参加していただければと思っています。
我々がいつもやっている地域密着活動、あるいは被災地支援活動についても従来通り進めて参ります。地域密着活動の一環として、駅の発車ベルをなんとかフロンターレの応援のものにできないかということで、ずっと東急さんとJRさんとにお願いしてまいりましたが、その結果、東横線の武蔵小杉駅と新丸子駅については昨年の10月6日から応援ソングに変えていただいてます。また今月の24日からは武蔵中原駅が応援ソングになります。
等々力競技場の最寄り3駅が発車ベルの代わりに応援ソングになるわけですが、3駅がこうなるのはJリーグとしては初めてでして浦和さんが2駅。それを超えたわけであります。聞いていただくと分かるんですが、明るいメロディです。それからひょっとすると聞き流す可能性があるので、この3駅ではしっかりと耳をそばだてて、聞いていただきたいと。聞いた上で乗るということでお願いしたいと。

結びになりますが、今シーズンはなんとしてもみなさんの期待に応えられる結果を出して、みなさんと共に翼を羽ばたかせて高いところに上がりたいと、本当に心から念じています。そして今年は(昨年)全然引っかかりませんでした川崎の10大ニュース、に取り上げられるよう頑張って参ります。みなさんの熱い、本当に大きなご声援を今シーズンもよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました」

●庄子春男 強化本部長:
「みなさんこんにちは、ただ今紹介がありました庄子です。まず、最初にここ数年みなさんに満足していただけるような結果を残せていないということで、大変申し訳なく思っています。ここにお詫びしたいと思います。
今年ですが、先ほど社長の方から話がありましたが、最低でも3位以内というのを目標に掲げて戦います。ただ、上位に絡んで行けば最終的にはトップも見えてくる、てっぺんも見えてくるということで、あくまでもてっぺんを目指してやっていく気持ちに変わりはありません。今年は皆さんに、一試合でも多く感動できるような試合をしたいと思いまして、全力で挑戦して行きたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。それでは、強化、育成普及についてお話したいと思いますが、ここから着席ですみません。

最初に強化について述べたいと思います。今シーズンのチーム編成に当たりまして2つのポイントを重点に編成の方に取り組みました。
まず1つ目は、選手同士でチーム内の競争意識を高めていこうという事を考えました。必死に競争した選手というのは、心身ともに強くなると考えまして、そういった選手が一人でも多く試合に臨むことになれば、土壇場の勝負といいますか、そういう勝敗に対して最終的には勝利を得るんじゃないかと思いました。競争意識というのは自然にチーム内を活性化させていくだろうと考えました。この競争意識というものを意識しながら、見据えながら、昨年同様各ポジションのセンターラインを強く厚くということで、選手補強を行いました。その結果、私の後ろにいる7名が新戦力として加入することになりました。
後ほど紹介があると思いますので詳しくは述べませんが、移籍選手では、代表でも実績のある大久保選手。ブラジルからは得点能力の高いパトリック選手。また前のクラブでは中心選手として活躍した中澤選手、山本選手。将来性のある森谷選手、新井選手など前のクラブからの慰留とか、今回の獲得にあたり他のJクラブとの競合、そういう中でやっと加入に至った選手たちであります。また、新卒選手では、Jリーグのたくさんのクラブから注目されていた中央大学の安選手を獲得する事ができまして、全体としては、若手、中堅、ベテランとバランスよい即戦力、期待できる選手が補強できたんじゃないかと思っています。ここに期限付き移籍から戻った薗田、棗、両選手を加えまして、今年は31名の選手でチーム内の競争を含めまして全力で戦いって行きたいと思っております。
次に、2つ目のポイントですが、ケガ人を少なくするという事です。先ほど社長からも話がありましたが、昨年、一昨年と非常にけが人が多く、シーズンを通して戦力が揃わない、そういった厳しい戦いを強いられました。今シーズンはケガをしない体づくり、コンディション作りを目指しまして、新しくトレーニングコーチとして西本コーチを招聘しました。西本コーチはこれまでJクラブでも広島、神戸。また、みんさんご存知かとも思いますが、プロ野球で広島東洋カープの笹岡選手などですが、不調であえいでいた中、西本さんがタッグを組んで再生復活させるということなど、非常に過去においても実績を残している人材であります。すでに11日から若手中心のトレーニングの方に一緒にやっていただいているのですが、非常に選手一人一人と向き合い、指導してるというのが印象的で、すでにチームにも溶け込んでいるという印象です。選手同様、非常にいい補強ができたと思っています。

今年は風間体制になりまして2シーズン目になります。ちょっと昨シーズンを振り返りますと、開幕からチームが守ろう守ろうという意識が強く、これまでフロンターレが築いてきた、攻撃的で見て楽しいサッカースタイル、というものからちょっとずれが生じてきているのかなと感じました。これではチームが後退しないかなと。今後大丈夫かと大変悩んだのですが、最終的には守りたければ攻めようということで、攻撃的なスタイルの復活を目指し、シーズン途中ではありましたが風間監督を招聘しました。
最初は風間スタイルがなかなか浸透しませんで時間がかかったこともあり、結果につながらない。苦しい戦いという時期もあったのですが、リーグ戦の終盤、10試合なんですが5勝2敗3分け。2得点以上の試合が10試合のうちで7試合。というふうに結果にも結びついてきています。今シーズンは望月、鬼木、菊池、各コーチも継続して監督を支えてくれるはずですし、風間体制のベースの出来上がった状況で、なおかつチームの立ち上げからスタートできるということは非常に大きな強みだと思っています。これに今回の補強、また新しく純粋なフロンターレからの生え抜きで、フロンターレのことならなんでも知っている久野コーチを新しく招聘しまして、戦える陣容ができたのかなと、手応えを感じてます。是非皆さんにも期待して頂きたいと思っています。

続きまして育成普及です。これまでフロンターレではアカデミーのレベルアップのため、色々と取り組んできています。その結果、昨年はU17の日本代表に三好康児選手が選出されるなど、若い世代に優秀な選手が育っています。この選手たちをしっかりとトップに昇格させるということが必要になってきますので、これ以上にトップとの連携が必要かなというふうに感じています。その1つの施策として、これまで7年間トップチームのコーチを努めておりました今野コーチをユースの監督に就任させることになりました。今後はアカデミーからトップまで一貫した指導を目指して、指導者、選手、深い交流をしながら若手の育成に努めて参りたいと思っています。

次に普及活動です。これまで通りスクールやクリニックを中心に活動して参ります。また川崎市のサッカー協会との関係を深めながら地元の子どもたちがサッカーに興味、関心を持っていただき将来はフロンターレでプレーしたいと、いうふうに夢見るような体制作りを継続して推進してまいりたいというふうに思っています。

最後に本日は新体制発表ということで、みなさんと一緒に2013年シーズンがここからスタートします。今年こそは目標達成に向けて風間監督を中心に全力で戦い抜く覚悟でございます。引き続きみなさんからのご支援、ご声援をお願いしまして、挨拶とさせて頂きます。どうもありがとうございました」

●風間八宏監督:
「こんにちは。本当に昨シーズン、そして今日も、いつも温かい声援をありがとうございます。我々はみなさんが後押してくれる、そしてそこで、思い切り自分たちの技術を披露できるという喜びを感じながらしっかりとサッカーを今シーズンもして行きたいと思います。昨シーズンは頭のマインドという意識ですね。やっぱりすこし負けることを怖がっているチームから、勝つことを信じきれるチームに。そして自分たちの技術をもっともっと進化させて貰いたいというところには、順調に着手できたと思います。ですけれども、はじめから感じていた体の部分であり、ここのところの心技体の体の部分の不足は最終的になかなか補うことができませんでした。そこを今シーズンははじめから揃えて、3つ心技体という正三角形を持って選手一人一人が進化していく、そういう状況を、そういう土壌を作りたいと思います。もちろん、そうなった時にはもっともっとみなさんに驚き、そして勝つ喜びを一緒に分かち合える、そんなチームになると思いますので、そこは是非期待していただきたいと思います。
ここに来て、本当にいつも我々に期待していただいているのが心の底から分かります。ぼくも今、今シーズン、このチーム、そしてこの選手たちにものすごく大きな期待をしています。そして皆様と共にまだ、フロンターレが取ったことのないタイトルというものをしっかり見つめながら、自分たちの力をしっかり進化させながら、前に進みたいと思います。ぜひ我々に期待をして、そして後押しをよろしくお願いします。今シーズンも一緒に頑張りましょう。よろしくお願いします。

●安柄俊選手:
「みなさんこんにちは、中央大学からきました安柄俊です。今日はこのようにたくさん集まっていただき、ありがとうございます。さっき控え室で、大久保選手にまず初めにサポーターのみなさんにお詫びをしろということなので、お詫びをしたいと思います。今日、この日のために気合を入れてスーツのズボンの丈を詰めたんですが、短くなりすぎてしまいました。で、全然、話が変わるんですが、明日の昼の1時くらいに膝の手術を受ける事になりました。半月板の手術なんですが、今すぐサッカーしたい気持ちもありますが、まずはここでしっかり自分を進化させるチャンスだという思いが強いので、頑張ります。なので、明日の昼ごろ、お暇があれば、ぼくの手術の無事を祈っていてください」

●森谷賢太郎選手:
「こんにちは。はじめまして、横浜FMから移籍してきました森谷賢太郎です。ぼくも今日、この日のためにスーツを作ったのですが、ぼくはしっかりと丈は整えて来ました。こんなに多くの方々に歓迎してもらえると思わなかったのでとても嬉しく思いますし、それと同時に、昨日から考えていた言葉を少し忘れてしまって、うまく喋れるか分かりませんが、川崎フロンターレから話を頂いた際に、川崎フロンターレをよく知るあるマリノスの先輩に、頭のデカくて足が少し遅い先輩に色々とお話を伺いました。その時に常々言っていたことは、川崎フロンターレは素晴らしいクラブだと。そして、川崎フロンターレのファン・サポーターはとても温かい方々ばかりだと聞いています。そんなファン・サポーターの方々に一日でも早く川崎フロンターレの一員として認めてもらえるよう、一生懸命がんばります。応援よろしくお願いします」

●新井章大選手:
「はじめまして、東京ヴェルディをクビに、あっ、間違え、間違えました。東京ヴェルディから移籍してきました、新井章大です。フロンターレという最高のクラブでプレーできること、そして、フロンターレという最高のサポーターの目の前で早くプレーしたいという気持ちがたくさんあります。早くサポーターの皆さんの前で、プレーできることを楽しみにしています。今年はぼくが盛り上げます。よろしくお願いします」

●山本真希選手:
「こんにちは。はじめまして、コンサドーレ札幌から来ました山本真希です。ぼくもフロンターレからお話をもらった時に清水時代の先輩に相談したんですが、凄いマイペースな方で「来たらええんちゃう」という軽い感じで言われたんですが、まあそれが決め手となったかは自分でもよくわかりませんが、ほんとに凄い楽しい場所なんだなということは感じました。去年はフロンターレに負けて降格してしまったわけですが、今年は逆に味方として皆さんのサポートの中で、最高の雰囲気の等々力の中で試合できることを楽しみにしています。チームのために全力を尽くしたいと思いますので応援よろしくお願いします」

●大久保嘉人選手
「みなさん、こんにちは。ヴィッセル神戸から来ました、大久保嘉人です。フロンターレのサポータは日本一と聞いています。その中で、タイトルを取れるように。ぼくは残留争いしかしたこと無いので、タイトル取れるように、みんなで最後は笑って終わりたいと思います。これから、よろしくお願いします」

●中澤聡太選手:
「みなさんこんにちは。ガンバ大阪からやって来ました中澤聡太です。このクラブには強い強い覚悟を持ってやってきました。その思いはサッカー選手である以上ピッチで表現するのが当然ですが、ちょっとしゃべるのが好きなので、しゃべらせてもらいます。もう30歳。このクラブに残りのサッカー人生全て捧げる気でやっていきます。そして、何よりも負けることが嫌いなので、このクラブに多くの勝ちをもたらし、目指している一番上を取ってそしてこのクラブに名を残したいなと思います。今日はじめてみなさんの前に立ちましたが、みなさんから送られる熱い視線がひしひしと感じ、何度も鳥肌が立っています。早くみなさんと一緒に戦える日を待ち遠しく思い、そして、日々また練習してみなさんと一緒に戦いたいと思います。どうぞよろしくお願いします」

●パトリック選手:
「こんにちは。パトリックです。こうやってみなさんの前で自分を紹介していただいて、すごく幸せに思っていますし、フロンターレのみなさんが自分を信じて契約していただいて、こうやって来日することができてすごく幸せに思っています。自分の目標としてはタイトル取ることだと思っていますし、先ほど、フロンターレがまだ一度もタイトルを取っていないと聞きました。それを聞いてまたさらに自分の力を出して、みなさんにタイトルを捧げたいと思いますし、グランドの中で自分のプレーを最大限表現して、みなさんにたくさんの幸せを与えたいと思います。もちろんそれは自分一人ではなく、ここにいる仲間もそうですし、今日ここにいないもともと居る他の選手たちと共に一緒に戦ってがんばって行きたいと思います。そして空港にも出迎えてくれた方々がいましたが、その空港の出迎えもすごく幸せに思っています。そんなみなさんのためにグランドの中で精一杯戦って、最後にはみなさんとともに幸せな気分で終わりたいと思っています。ありがとうございます。頑張ります。ありがとう」

●久野智昭コーチ:
「みなさん、こんにちは。今年からコーチをつとめさせて頂きます、久野です。よろしくお願いします。先ほどあったように1996年にぼくは加入して、今年で18年目になります。その歴史を刻むと共にこの経験を生かして、更に自分を進化させて風間監督を支えて、全力でやって行きたいと思いますのでよろしくお願いします。そしてサポーターのみなさんには昨年同様、あたたかい応援をよろしくお願いします。これで自己紹介を終わらさせて頂きます。よろしくお願いします」

●西本直トレーニングコーチ:
「みなさん、はじめまして。ご紹介頂きました、今年からトレーニングコーチを努めさせて頂きます、西本直ともうします。よろしくお願いします。私がまだ10代のころ、吉川英治の宮本武蔵という本を一生懸命に読んだ時期があります。「我れ、事において後悔せず」。この言葉は、私のその後の人生でとても大切な言葉となっています。その吉川英治さんが、大阪枚方で行われた菊人形展に足を運ばれた時「菊作り、菊見るときは、影の人」。この一句を詠まれたそうです。これは殊の外、作ることが難しい、手入れが難しいといわれる菊を、これほどまでに見事に作った職人さんたちが影でこっそり見ている。その方々の労を労う心のこもった一句だそうです。
私も、私の息子たちのような年回りの選手たちを立派に育て上げ、大輪の花を咲かせて、サポーターのみなさんに喜んでいただけるように精進して行きたいと思います。20年前出会った、選手風間八宏から、監督になった風間八宏をガッチリ支えて戦って行きたいと思います。この1年間、サポーターのみなさん、よろしくお願いします」

●今野章 U18監督(代読):
「みなさん、こんにちは。川崎フロンターレU18監督に就任した今野章です。今回監督の話を頂いたときは正直自分でいいのかと悩みました。ただ、こんなチャンスはなかなかないし、やりがいもあると感じ、チャレンジする事に決めました。私のやりたいサッカーはまずボールを大事にすること。しっかりボールを繋ぎ、最後は大胆に仕掛けて相手を崩す。たとえ奪われたとしても奪い返しに行けばいいわけですから、チャレンジする事を恐れないで大胆に行きたいと思います。フロンターレOBとして、初のU18監督就任ということはあまり気にしてはいませんが、大役であることは間違いありません。いろんな方々からアドバイスいただきながら、自分の中で吸収し、迷わない自分の軸というものをしっかりと持ってやりたいと思います。全員が向上心を持ってやっていけばチームは前に進めます。フロンターレがここまで築き上げてきたMind-1や一体感のように、クラブの伝統をU18にも植え付けさせていきます。
フロンターレのエンブレムを背負っている以上、勝ったのに全然喜べないとか、負けたのに悔しがらないというのではなく、心を1つにして、個としてもチームとしても戦い、全員が一丸となって挑む。本気で戦って本気で悔しがって、本気で喜べる。そんなチームにしたいと思っています。トップチームに居る時からサポーターのみなさんがアカデミーの試合に足を運び熱い応援をしてくれていることは知ってます。いつも本当にありがとうございます。ぜひ、これからも会場に足を運んでいただき、選手たちを熱くサポートしてください。精一杯頑張ります」

以上
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