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【2013シーズン始動!】熊本:新体制発表会見(13.01.18)

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17日、熊本市内にてロアッソ熊本の新体制発表会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
熊本:特典満載! 2013シーズンシート販売中!
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●池谷友良アスリートクラブ熊本代表取締役
「少し時間が経ってしまいましたが、明けましておめでとうございます。本日は、ロアッソ熊本新体制発表会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

それでは、2013シーズンのクラブ指針を発表したいと思います。2013年クラブ目標としまして、『日本一地域に根ざしたクラブ』を目指していきたいと思います。簡単に言うと、“おらがチーム”を作っていきたいというふうに考えております。クラブ理念は皆さんご存知だと思いますが、このクラブは9シーズンめを迎えます。Jクラブになって6シーズンめになりました。今思い出すと、このクラブ理念のもとにロアッソ熊本が誕生しました。“県民に元気を、子どもたちに夢を、熊本に活力を”という理念のもと、誕生したクラブであります。
2012シーズンは310社の協賛をいただき、2億5,000万という協賛金をいただいております。入場者の方ですが、チケット収入としまして9,200万、今日もご来場いただいていますがシーズンチケットは1,400名という数字になっております。そして個人支援としましてファンクラブが2,400という数字が現状です。これを、目標としましてはしっかりとしたピラミッドを作っていきたい。参考までですが、昨年のシーズンチケットは鳥栖が4,000名ほどです。そして大分に至っては8,000名がシーズンチケットを購入している、そういうバックボーンを持っている。我がチームも、ロアッソも、鳥栖や大分に負けないように、しっかりとしてピラミッドを作っていきたいというふうに考えております。
目標としまして、協賛金は310社から400、500と増やす中で3億という数字を目指していきたいと考えております。シーズンチケットも今シーズンの目標は1,400から1,000アップの2,500ということで、皆動いています。いちばんの収入源でもありますので、ぜひお友達を誘って、このクラブを支えていただければと考えております。年間のチケットの売上としまして1億5,000万、ここを目標にやっていきたいと考えております。そして一番下の土台ですね、県民運動ということで始まって、熊本県民180万人います。そのうちの少ないですが1万、こういう数字を目標に、今後頑張っていきたいと思っております。
ロアッソ熊本の活動方針としまして、今シーズン、『日本一地域に根ざしたクラブ』を作るという方針のもと、『勝負へのこだわり』による夢や希望を、そして『日本一のホームタウン活動』による熊本へ愛を、というテーマのもと、活動していきたいと考えております。それにはまず、KKウイング、今年は『うまかなよかなスタジアム』と名称変更がありますが、このスタジアムを真っ赤に染めたいと考えます。そのためにこういったサイクルを作っていきたいと思います。
1つめはJ1へのチャレンジ、戦うチームを構築する。これは避けて通れないところだと思ってます。J1をしっかり見据えて戦っていきたいと思います。
それともうひとつ、今シーズンもユースから1名昇格していますが、赤い魂を持った選手の育成、大半がこのチームから育っている選手では今はありませんが、少なくともこのロアッソで、一緒に同じ目標に向かって戦う、そして赤い魂を持って、火の国熊本を背負って戦ってもらえる、こういった選手を育成していきたいと考えております。
あと、ロアッソファミリーの拡大ということで、今日は多数ご来場いただいていますが、まずこの底辺を広げていかなければいけない。おらがチームとしてこのクラブを誇りに思っていただき、このクラブができて良かったなと思える地域、クラブを作っていきたいと思います。
その中で大事なのが、熊本市をはじめとした各市町村、このホームタウンというものをもっともっと充実させていきたいと思っています。昨年もホームタウン活動としまして、玉名、人吉で活動しましたが、今シーズンも今月の25〜27日に上天草市でキャンプをします。こういった活動を通じて、熊本市、中心部だけではなく、県内のいろんなところでこういった活動をしていきたいと思っております。
ホームタウン活動の昨年の実績ですが、昨年は181回のイベントを行っております。ご覧になった方、参加された方も多数おられると思いますが、皆さんと触れ合う機会は2日に1回のペースで昨年はやらせていただきました。そして巡回指導、これは幼稚園・保育園ですが、これも昨年は110ヶ所回らせていただきました。これは3日に1回というペースになりますが、こういった活動を今はしております。
Jリーグとコミュニティということで、『Jリーグチームはホームタウンで貢献をしているか』ということの資料になりますが、現状はどうなっているかということを少し見ていただきます(スクリーンに資料が映し出される)。
熊本は今、55.3%ということで、平均が43.1%、J2の中では甲府が73.9、そして岡山、そして熊本という感じになっております。J1では70%台というクラブがいくつかあります。こういう部分も含めて是非日本一になっていきたい、いちばん地域に根ざしたクラブになりたいと考えております。
その中でスタジアムに来る動機やきっかけですね、これを見ていただくと分かると思うんですが、熊本は『クラブが地域貢献しているから』という理由がJリーグの中で1位なんですね。『なぜ試合を見に行くのか』というアンケートをとった中で、『ロアッソ熊本が地域貢献活動をしているから』という回答がいちばん多かったということです。2位が甲府の54.2という数字になっています。その一方で、『好きな選手がいるから見に行く』という回答では12位の50.8、これはG大阪が1位で53.6と、まだまだこの辺は上位に行く余地があると思います。今日は選手にもいろんな話をしたんですが、選手がまずファンを増やす、そして地域の方々に応援してもらえる、そういう選手になって欲しいと伝えました。この辺も含めてトップを目指していきたいと思います。

では、2013シーズン、クラブスローガンを発表します。
『絆 with us 〜180万馬力〜』というスローガンのもと、今シーズン1年、J1昇格に向けて、地域、クラブ、全ての皆さんの力を借りて、同じ目標のもと、戦っていきたいと考えます。
いろいろひっかけてあるんですが、180万の熊本県民が、熊本力というものを、皆が絆を持って、日本一地域に根ざしたクラブを目指していきたい。そういう思いをこめて、こういったスローガンを今シーズンは掲げさせていただきます。今シーズン、皆さん、よろしくお願い致します。

では続いて、新体制について私の方から、簡単に説明させていただきます。まず、クラブができて9シーズンめ、Jリーグに上がって6シーズンめです。5年でJ1という目標のもと戦ってきました。その中で、実際にはいろいろな課題が見えてきました。そういうものを踏まえて、今シーズンをある意味では元年と位置づけて、また新たにJ1というものに挑戦していきたいと思います。
当然チームは6位以内、昇格を目指していきますが、クラブもJ1にふさわしいクラブ、そしてJ1にふさわしい地域というものを目指していきたいと思います。その中で、いちばん大きな編成の柱になったのは監督人事だと思います。
今日ご紹介させていただきます吉田監督につきましては、皆さんもご存知だと思いますが、各年代の日本代表の監督の経歴を持っております。そういう意味で若手の指導というところ、そして世界で戦った経験があるということ。ただ若手の指導というだけでなくて、もう10年ぐらいアンダーでやっていますので、そういう意味ではうちに今いる藤本主税であるとか南雄太、この辺も教わってきた年代です。そういう意味で若手が云々ということだけではなくて、全ての面でこの監督に託しているというか、頑張ってもらいたいと考えています。
去年の反省のなか、大きな補強ということではなく、昨年の終盤の連勝をベースに考えております。その中で昨年の反省が、ケガ人がすごく多かったということ。チームがなかなか固まらずに戦う時間が長かった。そういう意味でのいちばんの補強は、選手のコンディショニング、そしてベースをあげていくということを主眼に考えております。
今いろんなチームが十数人の選手の入れ替えを行っているところが多いですが、基本ベースは崩さずにということを考えて今回の編成を行いました。その中で大きく変わっているところとしますと、今シーズンはブラジル人が4人という体制でスタートします。今言うように、1つはフィジカルコーチを置いたということ、そしてブラジル人4人いるということ、このあたりも踏まえて、鍛えていくなかでベースをあげていきたい。この中で編成をさせていただきました」

●吉田靖監督
「吉田です。よろしくお願いします。名前は靖といいます。1960年生まれなので今年53歳になります。私は先ほどご紹介がありましたように、日本サッカー協会で若手の指導を長年やっておりました。ただ、いつかはJリーグのチームで指揮を執りたいと思っていました。そして、このような、ロアッソのような素晴らしいクラブで指揮を執らせていただくという機会を得たことを、非常に感謝して、また嬉しく思っております。このような機会を与えていただいた関係者の方々の期待にこたえられるように、本当に良い、強い、県民に愛されるチームを作っていきたいと思っています。
また、ここにいらっしゃる方は本当にロアッソを支えてくれている大事な方々だと思います。また、そのような方々に本当に喜んでいただけるようなチームを作っていきたい。また、スタジアムに来られるサポーターの方に、楽しい、また見たい、そういうふうな試合をやれるチームを作っていきたいと思います。そして、目標であるJ1昇格を皆さんと一緒に喜んで、今年が終われるようにしたいと思っています。
強い気持ちでこれから選手とともにやっていきますので、より一層のご声援をよろしくお願いします」

●パブロ選手
「パブロ・ヤン・フェレイラです。秀岳館高校から来ました。これからロアッソでプレーをするので、これだけの皆さんが来てくれて本当に嬉しいです。これから一生懸命頑張るので、よろしくお願いします」

●森川泰臣選手
「こんばんは。自分は森川泰臣といいます。ロアッソ熊本でジュニアユース、ユースと6年間プレーして、トップチームに昇格することができました。ここにいる皆さんと一緒でロアッソが大好きなので、一生懸命頑張っていきたいと思います。スタジアムなんかで会った時は、気軽に呼んでもらえたら反応するので、よろしくお願いします」

●黒木晃平選手
「皆さん初めまして。サガン鳥栖から来ましたMFの黒木晃平です。僕は熊本県の大津高校出身で、熊本県のために、ロアッソ熊本のためにという気持ちは強いものを持っているので、一生懸命頑張ります。よろしくお願いします」

●佐藤慎之介選手
「こんばんは。初めまして。ジェフユナイテッド市原千葉から来ましたGKの佐藤慎之介です。熊本に来てから、本当にサッカーをしたいとずっと日々思っていて、今日から始動して、とても充実した日々を送っています。呼び名は、慎之介だと長いので“ノスケ”と呼んでもらえれば嬉しいです。1年間頑張るので、応援よろしくお願いします」

●山崎侑輝選手
「こんばんは。鹿屋体育大学から来ました山崎侑輝です。ロアッソに入れたことをとても嬉しく思います。これからプロとして責任を持って、たくさんのことを学び、試合に出てチームに貢献したいと思います。僕もパブロと呼ばれていたんですが、ホンモノのパブロが一緒に入ったので(場内笑)、その後の呼び名は皆さんで考えてもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします」

●ドゥグラス選手
「こんばんは。ドゥグラスです。ポジションは中盤です。自分の特徴は、スピードとパス、ドリブルです。よろしくお願いします」

●神山敦史通訳
「こんばんは。今年通訳をやらせていただきます神山敦史と申します。自分が関わるブラジル人選手が日々のトレーニング、試合にいい状態で臨めるように、彼らがいいモチベーションを維持できるように努めていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします」

●松本純一フィジカルコーチ
「こんばんは。ドゥグラス選手と同じの29歳、熊本県玉名市出身の松本です。シーズンを通して、選手がベストパフォーマンスを出せるように、しっかり指導していきたいと思っていますので、皆さんよろしくお願いします」

●山口武士コーチ
「こんばんは。このたび、トップチームのコーチに就任しました山口武士です。県民に愛されるチーム作りと、チームが良い結果を残せるように、チーム、選手をサポートしていきたいと思います。現役で5年間、ロアッソでやりましたが、本当に皆さんの応援がすごく力になりました。なので、1人でも多くのファンの皆さんにスタジアムに来てもらえるように、皆さんもサポートをよろしくお願いします」

Q:新加入選手の皆さんにお聞きします。それぞれ自分の得意なプレーの特徴と、今日から全体練習に参加して、チームの雰囲気をどう感じたか、教えてください。

●パブロ選手
「自分の得意なプレーは、スピードとパワーと、シュートがとても得意と思っているので、ゴール前でボールが来たら必ず決めてやるという自信があります」

●森川泰臣選手
「自分は1対1の守備であったり、ラストパスです。今日練習に参加して、吉田監督とも初めてお会いしたんですけど、ミーティングの時に話されていることを聞いて、とても共感する部分があって、一生懸命これから頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします」

●黒木晃平選手
「僕は、いちばんは攻守に渡っての運動量だと思うので、あとは仕掛けとかでチームに貢献できればいいなと思います。チームの雰囲気は、一昨日初めて合同自主トレで参加したんですけど、思っていた以上に雰囲気も良くて、皆で一緒に頑張っていけたらいいなと思います」

●佐藤慎之介選手
「僕は身体を生かしたダイナミックなプレーをして、FWの選手に嫌がられるプレーを心がけています。チームの雰囲気はとてもいいと思います。頑張っていきたいと思います」

●山崎侑輝選手
「僕は、MFもディフェンスもできるというところと、運動量、あと戦う姿勢を見てもらいたいです。練習の雰囲気というのは、今日だけでも学ぶことがたくさんあったので、これからもいい雰囲気でできたらいいと思います」

●ドゥグラス選手
「特徴は先ほど言いましたようにスピードとパスとドリブルです。今日のトレーニングはすごく良かったです。雰囲気も良くて、いいチームだなという印象でした。このチームでJ1昇格を目指していきたいと思っています」

Q:熊本への加入を決めた理由と、熊本で行ってみたい観光地などがあれば教えてください。

●パブロ選手
「自分は、熊本でやっていて、とてもプロになりたい思いが強くて、海外や他のチームでやるより、熊本でやりたいと思って決めました。行ったことがあるのは阿蘇に行きました。とても綺麗でした」

●森川泰臣選手
「自分は中学1年生の頃からロアッソにいるんですけど、その時から将来はプロになりたいという気持ちで入って、そこを目指してやってきたので、このチームを選びました。観光地は、ずっと熊本に住んでいるので行きたい観光地というのはあんまりないかもしれないですけど(場内笑)、熊本城は近くで見たことがないので、見たいと思います」

●黒木晃平選手
「僕も移籍に関してはすごく悩んだんですけど、やはり18年間住んでいた熊本のためにという思いが強かったので、決断しました。僕も18年間熊本に住んでいたので特に行きたい所というのはないんですけど、黒川温泉は1回しか行ったことがないので、行ってみたいと思います」

●佐藤慎之介選手
「僕は、ロアッソ熊本を決断した理由は、プロ1年目と2年目に熊本にキャンプに来て、すごい自然が豊かだったことと、あと去年できたクラブハウスと、グラウンドがすごくきれいなところに魅かれて決めました(場内笑)。何か変なこと言いました? 行ってみたいところは、あんまり分からないんですけど、とりあえず、くまモンと一緒に観光したいと思ってます」

●山崎侑輝選手
「僕は去年から特別指定選手として熊本で活動させてもらって、試合に出た時にすごくサポーターの方の応援をいいなと感じて決めました。行ってみたい場所は、熊本城です」

●ドゥウグラス選手
「熊本に着いてまだ2日程度で、練習場と家しか行き来をしていないので、街のことはまだ分からないんですけれど、いろんな人から熊本はすごく素敵な街だと聞いています。自分もロアッソと一緒に成長して、このチームでJ1昇格を目指したいと思ってロアッソでプレーすることを決めました」

Q:池谷社長にお聞きしたいのですが、昨シーズンまでは5年でJ1という大きな旗を掲げて来られて、今年は改めて、先ほど冒頭でおっしゃったように『日本一地域に根ざしたクラブ』を目指すという指針を強く打ち出された、この背景を教えていただけますか。

●池谷友良アスリートクラブ熊本代表取締役
「そうですね、J1という旗を降ろしたということでは全くありません。これは永遠のテーマだと思っていますし、今年もやっぱりそこを目指していきます。その中で5年経って、皆さんもご存知だと思いますがクラブの財政含めた所が転換期になっています。大きな債務超過もありますし、そこで先ほど説明させていただいたように、ピラミッドになってないんですね。県民運動ということで始まったにも関わらず、まだ県民運動にはなっていない。それをやっぱり県民運動にしたい。そして180万県民に愛され、県民の方たちに支持され、そこがいちばん大きなスポンサーになっていく。これが安定的にクラブを運営していく上で必要不可欠だと思います。それが両輪であるように、やっぱりクラブがしっかりしていないとチームもなかなかトップに行くのは難しいと考えています。そういう意味での両輪ということで、もう一度原点に帰っていきたいという風に考えて、改めて理念達成のために立ち返り、皆さんの支援をいただきたい、支援していただくクラブでありたい。そういうことでもう1回、大きな旗として、J1昇格のための大義として、地域に根ざした、それも日本一ですね、やっぱりそういうクラブを目指す。それができれば、J1というのが手の届く所に行くというふうに考えています。やはり勝負事なので、はっきり言うとお金もないとなかなか難しいです。やはりそのために、また改めてそういう目標を立てたとご理解いただければと思います。よろしくお願いします」

Q:吉田監督にお聞きします。吉田ロアッソのサッカーはこういうサッカーだというのを、短いキーワードのようなもので表現できれば教えていただきたいと思います。

●吉田靖監督
「私はあまり、そういうキーワードとかは使わないんですけど、基本的には、まず大切なことはファンに喜んでいただく、スタジアムに来てくれた人たちに『見に来て良かった』と思ってもらえる、そういうサッカーをやりたい。アグレッシブで、そして全身全霊をかけた選手がプレーする、そういうチームにしたいと思っています。そういう意味では、抽象的な言葉があればいいんですけど、今言ったことをスローガンにやっていきたいと思います」

Q:吉田監督にうかがいたいんですが、これまでの年代別代表の指導の中で、いろんな個性やキャラクターを持った選手を集めて1つにして、日の丸をつけて戦わせるという大変な作業をされてきたと思うんですが、ロアッソ熊本にも個性豊かなベテランから才能あふれる若手まで揃っています。どのような経験を生かしてチームを作っていきたいかというのを教えていただけますか?

●吉田靖監督
「去年の試合も全てDVDで見ました。そして今日も選手を見て、非常にいい選手がいっぱいいると思っています。ベテランもいれば若手でいきのいい選手もいて、非常に可能性のあるチームだと思っています。間違いなく、J1に昇格できるレベルにあると思っています。あとは私の腕次第だと思います。そういう意味では、どの選手もいいものを持っているなという感想はあります」

Q:池谷社長と山口コーチにうかがいたいんですけれど、今回、熊本の選手を経験した山口選手をトップのコーチに起用された理由を池谷社長に、それからコーチとしての意気込みを山口コーチにうかがえればと思います。

●池谷友良アスリートクラブ熊本代表取締役
「大変難しい質問だと思いますけど(笑)、そうですね、コーチになってまだ浅いので、いいから(トップに)上げたということではありません。ここでいい経験を積んでいって欲しいと思います。彼も今日いる新人と同じように、一緒に成長して欲しいと思います。そういうところに期待して、やっぱり貪欲に学ぼうという姿勢、今回監督も変わりましたし、吉田監督から学ぶものはすごく多い。これを是非、ロアッソの財産にして欲しい。熊本のプリンスと言われたぐらいですから、そういう部分の期待も込めて、今回トップの方に昇格させたと思っていただければと思います。皆さんもそういう意味で温かい目で見ていただけたらと思いますし、ダメな時は練習場でダメ出ししていただければと思います。よろしくお願いします」

●山口武士コーチ
「高校を卒業してから、選手を12年間、J1のクラブとかではなかったですが、そういう経験を地元の熊本のコーチとして、特に若い選手に、自分の特徴を出しつつチームに貢献できるような、そういうサポートをしていきたいと思っています。まだ指導歴は短いですが、コーチの皆さん、吉田監督を含めて、皆さんから勉強しながら、チームのために頑張っていきたいと思います」

(以下、観覧者からの質問)
Q:昨シーズンチーム得点王だった武富孝介選手が移籍しましたが、その代役となる選手は誰と考えていますか?

●吉田靖監督
「去年のDVDも見まして、武富選手がいなくなったのは非常に残念なことです。ただそれはしょうがないことなので。先ほども言いましたように、誰ということよりロアッソには若手でも優秀な選手がいますし、もちろん、北嶋選手等、実績のある選手もいます。そういう風に、力を合わせればじゅうぶん穴埋めはできると僕は思っています。何の心配もしていません」

Q:質問と言うかお願いなんですが、スタジアムに行くまでの交通の便をどうにかして欲しいのですが。帰りの渋滞に巻き込まれるのが嫌で試合を見に来ないという方もいらっしゃると思うので、どうにかしてもらえたらと思います。

●池谷友良アスリートクラブ熊本代表取締役
「貴重な意見をいただきましてありがとうございます。そういうご意見が出た中、今日は県庁をお借りしています。先ほども言いましたように、皆さんの声というのがすごく大事になってくると思います。やっぱり、ロアッソのファンが180万になるとか、毎回3万人のサポーターがスタジアムに詰めかけると、そういうことが起きていけば、たぶん駐車場は多くなります。そのためにも是非、皆さんの力を貸してください。よろしくお願いします」

(その後、都合で参加できなかった選手を除く全選手が登壇、最後に北嶋秀朗選手が挨拶をしました)

●北嶋秀朗選手
「今日はロアッソのためにこんなにたくさんの方にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。また、サプライズという形ではありますが、この場に僕たちも参加させてもらって嬉しく思います。(藤本)主税さんがいれば主税さんが挨拶するところだったと思うんですが、いないので、僕が挨拶させてもらいます。今日、午前の練習が終わってメディアの方から『目標は?』と聞かれたんですが、迷うことなく『J1に行くこと』だと言わせてもらいました。その言葉に嘘はないですし、覚悟を持って頑張っていきたいと思っています。今日の午後の練習も本当にキツかったんですね。新しいフィジカルコーチの松っちゃん(松本純一コーチ)が、馬のように走らせて本当にキツかったんですけども、松っちゃんに『この練習頑張ったらJ1行けるの?』って聞いたら、松っちゃんは『J1行ける!』って言ってたんで、頑張りました(場内笑)。J1に行くためには困難なこともたくさんあると思うんですけど、サポーターの皆さんと、監督と、選手、会社の方たち、スポンサー様、皆さんが同じ体温で、同じ熱でJ1に向かっていけたら、きっと叶えられる目標だと思いますんで、一緒に戦ってください。本当に、絶対、絶対J1に行きましょう! よろしくお願いします」

以上

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★新シーズンの開幕を告げる大会が今年も!★
FUJI XEROX SUPER CUP 2013
2013年2月23 日(土)13:35キックオフ/国立
サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル
【チケット情報】1月19日(土)10:00より一般販売開始!
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