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【2012Jユースカップ G大阪 vs 札幌】四方田修平監督(札幌)記者会見コメント(12.12.24)

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●四方田修平監督(札幌):

「今日は厳しいゲームになると思っていた。そういう中でも前半は比較的にボールを動かして、主導権を握れる時間も長かった。ただ最後のところをなかなか崩せなくて、厳しい展開になるなと思った中で、セットプレーで失点してしまった。拍車をかけて厳しいなと思って、ただそういう中で時間はあるので、慌てずにやっていこうということを伝えた。前半の終了間際にああいうアクシデントがあって、そこが大きく勝敗を分けたと思います。今日は技術とか戦術は別にして、気持ちで戦おう、ということでやった。本当に最後なので、集大成としてやろうということで、気持ちを込めて選手がやってくれたと思います。

永坂(勇人)が出場停止というところは心配だったんですけど、変わりに出た選手が頑張った。前線、中盤の選手もしっかりボールを追ってくれたので、永坂の不在はカバーできたと思います。深井(一希/トップ昇格内定)は、この大会の出場が厳しいと考えていた。無理にこの大会まで引っ張るという選択肢もあったけど、来年トップへ合流する時にできるだけいい状態でやらせてあげたいと思って、先に(左膝の)ボルトを外した」

Q:前寛之選手のプレーは?
「広島戦といい今日といい、高校生は本当に面白いというか、殻を破ったなということを感じた。ボールを奪って、狭いスペースのプレッシャーかかった中でも、怖がらず受けて、動かして…。この1年、(深井)一希いない中でずっと使ってきたんですけど、最初は物足りない部分はあった。でも最後はすごい成長してくれたと思います。

選手が冷静に、崩れずに平常心でやれた。ここまでやってきて、自分たちはチャンスは作れるという自信と、時間があったので、崩れずにやっていくことができた。あとは堀米(悠斗)がリーダーシップを発揮して、ピッチ内で叱咤激励して、プレーでも周りを引っ張ってくれる。そういう存在もいて、崩れずにチームとして最後まで戦った結果、逆転できたと思います。

(G大阪は)ウチと似たチームだなと思う。並びは同じ(4-4-2)だし、ボールを大事にして動かしながら、一人一人のテクニックを生かして攻めて行くという部分が、似ている。サッカーはゴールの取り合いなので、つなぐのが目的でなく、ゴールを奪うことを常に頭に入れながら試合をしている。引かれた時に最後を崩すのはまだまだ課題なので、相手が1人少なくなって、最後崩せましたけど、その辺はこの先もっと進歩して欲しい。

(トップへ昇格する選手には)自信にして欲しいと思います。彼らがトップに上がって、こういうカップ戦を戦う時に、高校の時にどう勝ち上がったのかとか、状況を凌いだとか、逆転しただとか、広島というチャンピオンチームがみんなが一つになって乗り越えたとか・・・。それはトップチームに行ってから、同じような舞台で生きてくる」

Q:育成年代の指揮をとるうえで重視していることは?
「トップに輩出するというのも一つの言い方かもしれないけど、選手が成長するということです。一人一人のテクニックがしっかりして、狭い局面でも慌てずに打開していくというようなところは、雪国で冬場に4カ月から5カ月の間、室内の狭いところでやっているので身についている」

Q:雪で屋外の練習が出来なかったのはいつごろから?
「11月末から。週末のプレミアリーグは外でボールを蹴れて、あとは室内やトレーニングジム。ちょっと雪が減っている時は、草サッカーのような、雪中サッカーをしていました。この子たちは逆境や、環境の大変なところにへこたれない。移動も常に飛行機でするのが当たり前で、上に行ってもそういうストレスに対して逞しく対応してくれると思います。

サポーターの皆さんは全国各地にいつも足を運んで応援してくれて、トップチームで戦うような環境を作り出してくれている。トップチームに行っても、そんな違和感はないんじゃないかと思う。リーグ戦をどういう風に戦って、間にカップ戦があってとか、ホームとアウェイがあってとか、移動があって、冬場はキャンプに出ないといけないとか・・・。そういうところがユース年代で染み付いて、そのままトップチームに行ける。(プレミアリーグが始まって)基準が全国のトップチームになった。それまでは夏まで半年、北海道で戦わなければいけなくて、いきなりクラブユースで全国レベルの試合をするという環境だった。今は4月からそういう試合を継続してできる。

(優勝で)ある意味、殻は破れたのかなと思いますけれど、でも満足しないでもっともっと上を目指して、選手もそうですけど、クラブとして上を目指してやっていきたいと思います」

Q:小学、中学年代を含めても、北海道のチームとして初の日本一ですが?
「いつも会長に『何とかしてくれ』って言われてきた。電話しなくちゃいけないですね(笑)」

以上
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