●中原彰吾選手(札幌):
「今日はみんなで一生懸命頑張ってくれた結果が、僕の3点にもつながったと思います。本当に仲間に感謝したい。みんな気持ちが入って、そういう部分が試合に出たと思います。(G大阪の先制点は)やられたと思ったんですけど、まだ前半の31分だったので、まだまだあるぞという話を自分もキャプテンもみんなで声を掛け合っていけた。そういうところはこのチームの進歩した部分だと思います。(ハットトリックは)プレミアのホームの旭川実業戦で1回ハットトリックして、それ以来です。広島戦でも自分は沢山シュートを打ったんですけど外してしまった。今日は絶対決めてやろうという気持ちで、ゴールにどんどん向かっていこうと思っていた。それもゴールにつながったと思います。(勝ち越しゴールとなった2点目は)自分がパスカットをして、(國分)将が裏に行こうとしていたので出したんですけど、将が足元つまりそうだった。こぼれてくればいいと思って、サポートの位置に入ったらこぼれてきた。しっかり抑えて、振り切りました」
Q:中原選手自身の強みは?
「攻撃の部分で、スルーパスだったり、右サイドからのクロス。アシストが一番の持ち味だと思っています。足はあまり速い方じゃないし、身体もそんな強いわけじゃない。そういうところは、(技術で)上手くやろうと思っています。小4からずっとコンサでプレーしてきて、サッカーに対する気持ちはこの9年間成長してきた部分。こういう舞台で臆することなくできるようになったのも、その成果だと思います。たくさん駆け付けてくれたサポーターにはとても感謝していますし、両親、祖父母に恩返しができるよう、来年から頑張りたいと思います」
●堀米悠斗選手(札幌)
「今日は厳しいゲームになることを想像していました。広島戦のような気持ちで、絶対に走り負けるなと言われて送り出されたので、アグレッシブに、前半から行きました。予選で自分達に負けて引退が決まった選手達の涙を無駄にしないよう、その選手達の分も力に変えて戦った。今日はホームのような雰囲気で戦うことができました、サポーターと一緒に獲った優勝です」
Q:サポーターはガンバより多かった事については?
「あいさつに行った瞬間に、これは負けられないなと思って、本当に感謝したいです。準決勝の直後はホッとした気持ちもあったんですけど、すぐに僕たちの目標は広島に勝つことじゃなくて、優勝だと切り替えてやってました」
Q:小中高を通じて北海道のチームが日本一になるのは初めてですが?
「ずっと『北海道の歴史を変える』ということでやってきたので、それは分かっていた。たくさんのサポーターが来てくれて、喜びを分かちあえてうれしいです。個性が強いチームで、意見がぶつかり合うこともあったんですけど、最後はこういう形で、みんな笑顔で終われた。それがすごい良かった。これからが本当の勝負だと思うので、この優勝で満足せず、更に努力を続けて、トップチームを強くしたい」
●前寛之選手(札幌)
「厳しい戦いでしたけど、目指していた優勝を勝ち取ることが出来て、すごい嬉しい。最初は拮抗した五分五分の戦いで、その中でセットプレーから決められて、試合前に十分注意してやろうという話をした中での失点だったので、自分の中で引きずる部分もあった。仲間と一緒に切り替えて、落ちなかったことから得点決められたと思う。
このJユースカップを通して、落ち着いて、試合展開や相手を見た中でプレーできてたので、満足しています。Jユースカップの前までは簡単なミスが多かったけど、いい大会になりました。一応どこでも出来るんですけど、ボランチはチームを動かしてる感じがするので、一番いい。(札幌の中盤は)自分以外の3人が上手くて、(彼らが)攻撃に参加するとチャンスは多くなる。そこで自分がバランスをとって、相手のカウンターの芽を摘み取れれば、また自分たちの攻撃が始まるということを意識している。ただ川口コーチから、もっと自分が攻撃に関わっていいんじゃないか?と言われて、今日は逆サイドが空いているという感じがしていた。そこを上手く捌けたと思います。
兄貴(前貴之選手)と一緒にトップでやりたい。目標としてやってきた存在なので、一緒に代表とか入ってみたいですね」
●下田康太選手(札幌)
「決勝で点を取らなければ意味がないと思っていたので、取れて良かった。大差はつきましたけど、そんな楽なゲームじゃなくて、ガンバの守備を崩せない部分はあった。追加点を取れて、こういう試合になってよかった。トーナメントに入って連続で点を取れたことは嬉しいし、なおかつ優勝できたので、有終の美を飾れたと思います。コンサで6年間やっていたんですけど、ここで学んだことを、大学でまた生かしたい。まだ学ぶことは一杯あるので、そこで学んで4年後にプロの舞台で活躍できたらいいなと思います」
●小野能寛選手(札幌)
「1、2年の時はあまり出られなかったんですけど、3年になってやっと自分にも自信が付いてきた。みんなからも信頼を受けられるようになって、自分の持ち味を出してくれるチームになったと思います。スピードとクロスには自信があるので、これからも伸ばして行きたい。3年間コンサドーレのユースで頑張ってきたので、できればトップに昇格したかったんですけど、大学経由でプロになっていければいいと思います」
●福田浩規選手(G大阪)
「試合前は、やるしかないという気持ちで、いい緊張感のなかで、いい準備ができた。それが先制点につながった。最初はセカンドボールをなかなか拾えず、自分たちもちょっと焦って、蹴ってしまう場面が増えた。自分たちが勇気を持って、ボールを保持し出した時に、ああいうゴールが生まれた。自分達のサッカーを出来た時間帯だったのかなと思います。退場は一つ試合の鍵になった部分。ただ一人少ない中で、崩れるのでなく、建て直せたのかなというのが反省です。
夏前はプリンスリーグ関西で大阪桐蔭に大差で負けたりとかがあったんですけど、クラブユース選手権とか大きい大会に出ることによって、いい経験を積めた。一人一人が考えるようになってから、夏以降ずっと負けなしで来ていた。決勝で最後負けたんですけど、少しずつ成長した結果が出たのかなと思います」
●出岡大輝選手(G大阪)
「先制点が必要かなと思っていたので、取れたことは良かった。受身になるのでなく、行こうと思っていたけれど、自分たちのミスで5失点もしてしまった。足に来ていて、最後は動けませんでした」
Q:梅津監督になって2年目ですが、それまでと変わった部分は?
「球際の部分で成長して、厳しくいけるようになった。(ここまで無得点だったけれど)決勝戦は左足で取るって言っていて、それができたことはよかったんですけど、負けてしまったので、何も言えないです。5点も取られた試合は久しぶりで、崩れてしまったのかなと思います。もう少し接戦の試合をお見せしたかった。4対2のボール回しをずっとやってきて、試合の中でもそれが出て崩せた場面も多い。
点を取れなかった大会でしたし、自分も予選リーグのマリノス戦を終えた直後の練習で右肘を怪我してしまって、次の予選2試合を欠場して悔しかった。仲間がしっかり勝ってくれて、ここまで来れたことは良かった」
●小川直毅選手(G大阪)
「優勝したかったです。やったる!という強い気持ちで臨んだだけに、悔しい結果になりました。後半の交代は自分だろうと薄々感じていました。でもそれは自分自身の守備能力の低さからだと思いますし、今後のトレーニングをしっかりして今後チームの絶対的な選手になっていきたいと思います。(Jユースカップ全体を通して)予選の際にメンバーから外れてしまいました。自分は試合に出れるだろうと天狗になって、気が緩んでいたのだと思います。そういった事があって、自分自身の事を振り返ることができました。それが決勝トーナメントのハットトリックにつながったと思いますし、柏レイソル戦でも何も貢献出来なかったわりにも得点することができたと思っています。そういったことがあって良い流れで決勝までこれただけに残念です。自分はあと1年しかありません。トップにも上がる目標があるので、あと3回優勝できるチャンスをものにしたいと思います。そしてチームの絶対的な選手になっていたいと思います」
以上
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