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【J2:第30節 京都 vs 松本】プレビュー:前回対戦はスコアレスドロー。今度こそ決着をつけたい京都。反町監督率いる松本を西京極に迎え撃つ!(12.08.21)

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「真夏の西京極決戦」最終戦。松本をホーム・西京極に迎え撃つ。京都は前節、横浜FCを破り連勝を突き進む。松本も前節、熊本に引分けたが5試合負けなし。互いに特徴的なスタイルを持つチーム同士の激突。白熱したゲームになることは間違いない。

松本は前節、熊本に引分け、試合後の会見で反町康治監督は「全体的に重くて、ふわふわしたプレーが多かった」と反省点を挙げ、しかし最後に「京都はJ2で昇格争いをしているチームということで、一つ頑張って帰ってこないといけない」と引き締めた。
前回の対戦は第11節(4/30)で、スコアレスドローだった。あれからボランチにユン ソンヨルが加わるなど新しい顔も並ぶ。前節、途中出場を果たしたFW、アリソン リカルドについては反町監督も「僕もまだ彼のことを全部解っていないので、早くチームの一員として馴染んでハイパフォーマンスを出して欲しい」とし、松本のやり方への順応で、未知数であることを示した。

京都・大木武監督は松本について「アグレッシブで縦に速い。ウチと対極にあるかも知れない。前回の対戦とイメージは変わらない」とする。
反町監督は昨年、湘南で指揮を執っている。昨年の湘南戦(第33節・10/29)後のコメントでも、らしい言葉が残っている。「我々は、まずサイドを崩すのではなく、まず、ゴールを目指すということをやっている」。京都と対戦するチームはまず、サイドチェンジを心がける。だが、反町監督は自分たちのやり方として縦への攻撃を指向する。縦への速さはその表れだろう。湘南時代はそこに、様々なアクセントを付け加えることが出来ていたが、松本ではそれよりも、出来ることを全力で、となるのだろう。

この時の戦い方として、「京都さんも同じですけど、一回センターバックに喰いつかせて、その裏を狙うと。それは京都がいつもやっていることだと思うんですけども。我々も同様で縦に入れることによって、斜めに入るということをやりたかった」と明かしている。当時の京都と今とでは変化している部分もあるので参考には出来ない。だが、前回の松本戦で、京都の攻撃に対し3バックがばらける場面が少なかったのを観ても、あながち無視できないのではないか。

対して京都。前節、得点した後のゲーム運びに、大木監督は厳しい言葉を並べた。その点について「もっとできる、と選手には話しました。具体的にはミーティングで映像を見せました」と、翌日に選手に伝えたことを明かした。点を取った後の試合運び。ここがポイントとなるだろう。安藤淳は「(試合中に)選手で檄を飛ばす、ではないですけど、声を出し合って流れを変えられる様にしたい」と口にし、工藤浩平は「何事にも満足しないで上に、上にいけるようにしないといけないし、そういうのはピッチの上でしか改善出来ないことなので、常にそういう気持ちを持ってやっていきたい」と気持ちを新たにする。

自分たちのサッカーを理解し、それをしっかりと表現出来る様になりつつある京都。相手が守りを固めようが、逆に、ボールに対し猛烈にプレスを掛けてこようが動じることはない。そして、リードしようが、逆に追いつかれそうだろうがゴールを目指すこと。どんな状況でもそれが出せるかどうか、どの試合もそうだが、ここが今節のポイントとなる。
まずはゴールだろう。まだ松本から点を奪っていない。そこを打ち崩すこと。そこから勢いをつけて2点目、3点目と向かえるかどうか。注目したい。

以上

2012.08.21 Reported by 武田賢宗
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