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【J2:第20節 熊本 vs 北九州】三浦泰年監督(北九州)記者会見コメント(12.06.17)

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●三浦泰年監督(北九州):
「立ち上がりの入り方をみたら前半を折り返すのは非常に難しい入りであったものの、うまく得点をして折り返した。熊本さんがうまい攻撃をしてきたのでそれにDF陣含め中盤の選手が慣れるのに時間がかかった。負傷した池元に代えて、冨士を入れてそのへんのケアをした。それによって後半うまく勝利できる勝点3を奪える展開に持って行けたのかなと思います。
もう少しいいタイミングで工夫ができればというのがあるんですが、熊本がパワープレイ、矢野選手を入れてきた段階で、自分にアイデアがあれば追加点を取って、もしくは逃げ切るという終わり方も全くなかったわけではないのかなと思っております。
ただ、選手はアウェイに乗り込んで、非常に蒸し暑く、サッカーをやりづらい環境の中で、アウェイで(熊本に)アドバンテージがある中で最後まで集中して、苦しみながらも楽しんだと思いますし、こういう試合を積んで若い選手が成長していくと思います。
後半戦に向けて熊本さんはいい補強をしていますし、また中心である藤本選手がケガから復帰してくると思いますので、この難しいアウェイで勝点3を取って帰りたかった。自分たちもより質を上げていって、より相手を困らせるようなサッカーを、トレーニングを通して構築していかなければと思っております」

Q:端戸仁選手の2得点には何か変化があったのか?
「本来PKを蹴る池元が端戸に譲った。PKに関しては試合前に何も伝えていない、何かあるときには自分のインスピレーションで名前を呼ぶ可能性もありますが、基本的に池元という中で(池元が端戸に)譲って、決めた。それは彼の成長だと思います。ただ展開の中でもう1点取るチャンスがある、もう1点を取る意欲、もう一つ高いレベルになるためにはそういう図々しさが、彼に求められてくるんじゃないかなと思います。
彼が横浜F・マリノスからギラヴァンツ北九州に来たわけですから、彼がもっと引っ張っていく、もっと違うサッカー観というか、チームを勝たせるいち選手としてやっていってほしい、そういうきっかけを掴む一試合になったのかなと思います」

Q:後半押し込まれた理由は?
「ケガで離脱していた選手を使う、この熊本戦だけを見据えた選手起用になりました。新井を先発に使い、途中交代に冨士。試合勘も遠ざかっていましたし、彼らもケガの前は11人の中にいた選手ですが、ゲームから離れていてからのコンディション。ただそういう中で攻撃という部分で人を変えることでの自分たちのリズムをもう少し持ってきたかった。
ただ最後の十何分かは、どうリズムを持ってくるかは自分自身も課題かなと思っています。(北九州は)背の高い守備の選手がサブメンバーにいない、そういう中で追加点を取る確率が上がるような人の動かし方ができればと思っています。まともに受けるかたちになりましたね。本来なら関、多田がサイドにいたり。ただ(今日は)宮本が右にいる、冨士がいる、センターバックができる選手が4人いるという中で、なんとか持ちこらえられればなと。ただそれに勝ったのは熊本さんの攻撃だと思います」

以上
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