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【J2:第18節 京都 vs 山形】プレビュー:「大一番」と呼ぶに相応しい激突! 京都と山形、果たして勝利を手にするのはどちらか。(12.06.08)

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今節切っての大一番。デッドヒートを繰り返す、二つのクラブが火花を散らす。京都か、それとも山形か―。西京極決戦、いよいよ始まる!

注目度の高い一戦だが、大木武監督は釘を指した。「まだ3分の1が終わったところ、首位に立てたとしてもそれがどうなるか」と。そして、「毎試合、一試合一試合、全力でプレーすることです」、と改めて試合への捉え方を確認した。
そこには、順位ももちろん大事だが、ゲーム内容こそ最も重視されるべきだ、という思いも入っているのだろう。指揮官はこう言って締めくくった。「順位というよりも、山形という素晴らしいチームと(試合が)出来る。そこに期待してもらいたい」。

西京極に乗り込んでくる山形。前節は鳥取を相手に、宮阪政樹のFK2本を含む5−1で大勝。調子を上げて今節を迎える。大木監督も「前の3枚は力があり、秋葉、船山は飛び出しもある。石川はクロスがあり、小林はアグレッシブ。いいチームですよ」と相手の状態を高く評価する。献身的な守備も見逃せない。前線の山崎雅人は「ゴールラインまで戻って体を張る」(大木監督)など、チーム意識の高い選手が揃う。

京都は前節、富山に1−1で引き分けた。大木監督は「富山にプレスをさせてしまった」と相手のやりたいことをやらせてしまった内容を指摘。後半、チョン ウヨンが相手DFの間のスペースに判断良く飛び出した場面でも、「相手の前線の選手が最後まで戻って付いていた。だからそれほど大きなチャンスにならなかった。対して京都の守備はどうだったか、戻り切れていたか。まだまだ甘いんじゃないでしょうかね」。
ボールを持っていない時にもプレーを要求する大木監督にとって、こうしたプレーぶりに苦言を呈したくなるのだろう。
確かに富山の守備は素晴らしく、なかなかマークをはがせなかった。だが、原一樹が相手に囲まれても浮き球を巧みに操りシュートまで持ち込むなど、個人のアイデアと技術で光るものを見せてくれたのも事実。また、個の力でフィニッシュに持ち込むことの重要さも改めて示した。

また、途中出場の内藤洋平と駒井善成のコンビで、内藤のパスから駒井が相手DFの背中を取って決定機を演出と、交代選手がチームを盛り立てたのは大きなプラス材料となる。
駒井は「飛び出しは昔から得意。あの場面は(内藤)洋平さんが見てくれていた。どう次、飛び出していくか、攻撃を繰り出すか、落ち着いて出来ているところもあるし、結果を出していきたい」と意気込む。内藤も「点を取りに行く攻撃を心がけた。久しぶりの出場で自信にもなったし、手応えを感じるところもあった。続けることが大事だと思う。自分の出来ることを限られた中でやっていくし、このチャンスを生かしたい」と力を込める。
中山博貴は今節も出場停止だが、試合に出る選手がやることをやり、その上で自分の個性を重ねていけば、また違うチームの色が出るかもしれない。大いに期待したい。

いよいよ山形戦。京都としてはいつもと変わらない。「相手どうこうではなく、自分たちからアクションを起こして、相手をリアクションさせたい」(駒井)ということである。工藤浩平は「アイデアの共有だったり、相手の裏を取ったり、どう動いたらいいかとか、どんな相手でも崩せる様にしたい」と口にした。京都らしいアクションに注目だ。

注目点はさらにもう一つ。京都のホームゲームでの観客数が、J通算250万人まであと7517人と迫った。後半の入場者数発表時に、達成したなら告知する予定だという。
多くのサポーターやファンの方たちと共にこの節目を共有できたらどんなに良いだろうか。どうぞ皆さん!是非、西京極へ足をお運び下さい!

以上

2012.06.08 Reported by 武田賢宗
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