今日の試合速報

ACLE
ACLE

J’s GOALニュース

一覧へ

【レッツゴー!ACL】アジアの細道、遥かなるACL2012 ベスト16、アウェイへ行こう!(12.05.28)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「Jリーグが好きだ」。そのことを強く実感できるのは「ACL」だと思う。

出場しているクラブのサポーターであればもちろん、勝敗に一喜一憂する。そうでなくても、試合結果を聞き、アジアを相手にJリーグクラブが勝てば「よしよし」。負ければ「何やっているんだ。Jリーグの代表だろう」と思う。そうACLに出場するクラブはもう1つの日本代表だ。だから、自分の応援しているクラブでなくても、勝てば良かったと思うし、負ければなぜか腹が立つ。

今年のACLでは同じタイミングで同じ国にJリーグのクラブが遠征した。例えば3月20・21日はG大阪と名古屋がオーストラリアに、4月3・4日は名古屋とF東京が中国に、5月15・16日は韓国に柏とF東京。中には試合をはしごしたサポーターもいた。「同じJリーグのクラブじゃないですか」。異国で出会う同胞は心強い。それが普段は手強い敵として戦っている相手ならなおさらだ。

グループステージを終え、結果は柏、名古屋、F東京が2位で通過。一発勝負のベスト16は3クラブとも、アウェイで戦うこととなった。ACLのアウェイは面白い。蔚山、アデレード、広州は、ほとんどの人にとってACLでなければ行かない場所だろう。

柏が戦う蔚山は釜山空港からバスで1時間半、釜山駅からは韓国の新幹線「KTX」とバスを乗り継ぎ、1時間でスタジアム。何より成田から釜山までは2時間30分で到着し、1泊2日だって十分可能だ。試合の翌日は釜山で観光やグルメ、ショッピング。チャガルチ市場をうろうろし、ロッテデパートで買い物。キムチや韓国のりをお留守番のサポーターに買っていこう。

一方、名古屋が遠征するアデレードは日本から遠い。それでも2008年にACL決勝第2戦で、G大阪が優勝を決めたスタジアムで、勝利し、試合後はオーストラリアワインで乾杯&シーフードを楽しめば忘れられない夜となる。

そして、F東京は「食は広州にあり」と言われる広東料理の本場、広州へ遠征。率いるは、元イタリア代表監督でW杯優勝経験のあるリッピ監督。そして待ち構えているのは、経験したことのない完全アウェイ。満員の広州サポーターを沈黙させれば、最高の気分で広東料理を堪能できるだろう。

2007年に浦和が、2008年にG大阪が優勝して以来、Jリーグから優勝クラブは出ていない。今年、日本代表がFIFAワールドカップ最終予選を戦うだけに、クラブレベルでも、Jリーグがアジアをリードする存在であることを証明しなければならない。それにはサポーターの声が必要だ。

海外の見知らぬ街で、自分のクラブを応援する、それはACLに出場したサポーターだけに与えられた特権だ。初出場の柏とF東京、そして昨年ベスト16で敗れた名古屋。この一発勝負に勝利すれば次は西アジア勢を含めた戦いが待っている。アジア制覇へ向けた一戦一戦を目撃すれば、それはクラブの歴史の証人。アウェイへ行こう!愛するクラブのために。

5月18日(金)18時に発表になった試合日程はこちらからチェック!

5月29日(火)アデレードvs名古屋@アデレード 19時30分K/O
5月30日(水)蔚山vs柏@蔚山 19時30分K/O
5月30日(水)広州vsFC東京@広州 20時K/O
※時間はすべて現地時間

Reported by 小野寺俊明

※【レッツゴー!ACL】アウェイへ行こう! のベスト16版は随時、更新します。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/11/25(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田J3リーグ全ゴールまとめ【1124】