4月30日にニッパツ三ツ沢球技場(ニッパ球)で行われた横浜FCと町田の試合(J2第11節)。町田は横浜から一番近い対戦相手ということもあり、ゴール裏を埋めただけでなくアウェイ側のバックスタンドの一部などにも、多くの町田サポーターが駆けつけました。試合開始直前の雰囲気は、ダービーマッチに近いもの。
横浜FCのサポーターとしては、「ダービーマッチ」と言えばなんと言っても「横浜ダービー」(vs横浜FM)が最高の一戦。2007年シーズンに2回行われた横浜ダービーは、いずれもダービーマッチの名に恥じないものでした。同様に、同じ神奈川県をホームとする湘南との「神奈川ダービー」もすでに長い歴史があります。
そして、今回J2に参戦した町田との試合。冒頭に書いたように、今の横浜FCにとって距離的に一番近い対戦相手は湘南よりも町田になるのです。しかし、まだこの対戦には「○○ダービー」という正式なネーミングはありません。これは命名のチャンスとばかり、プレビューを書く時にいろいろと考えました。ダービーマッチのネーミングは、両者の共通点、共通に認識できるものになります。たとえば、同じ都市とか都道府県とか、両都市を結ぶ鉄道路線や川など。あるいは、F東京と柏の対戦が一部で「金町ダービー」と呼ばれるように、両都道府県境がダービーのネーミングに使用されることもあります。
横浜FC対町田の命名には、これまで3つの案がありました。
まずはプレビューに書いた「横浜線ダービー」。横浜市と町田市はどちらもJR東日本の横浜線が通っているので一番しっくりくると思うのですが、町田市立陸上競技場は町田駅から遠く、さらに横浜線は正確には東神奈川駅までなので、ニッパ球の最寄りである横浜駅までは通っていない…と、細かく考えると少しだけ難があります。
2つ目の案は、これもニッパ球からは少し離れるのですが、横浜FCの練習場がある西谷付近から東名高速道路の横浜町田ICまで通じる保土ヶ谷バイパスから取って「保土ヶ谷バイパスダービー」。横浜FCとの距離は横浜線よりは近くなるのですが、横浜町田ICも町田市立陸上競技場から遠く、またバイパスは鉄道路線よりも親近感が薄いのではないかということで、今回は断念しました。
3つ目は中間地点で何か良いものがないかを探すことに。しかし、金町ほどヒットする都県境はありません。「よこはま動物園ズーラシア」はかなり横浜側ですし、強いて言えば「長津田」なのですが、これは「横浜線ダービー」とあまり変わらない印象です。もう1つ、横浜町田ICの近くに高尾山という山があり、ちょうど都県境でもあるのですが、東京・八王子にあってミシュランでも紹介されているあの高尾山と紛らわしい…という弱点があります。いや、わざと紛らわしい名前を付けてもいいのかもしれませんが。
ということで、命名は迷走したあげく、とりあえず「横浜線ダービー」と書かせていただきました。でも、いまだに悩んでいます。
以上
2012.05.01 Reported by 松尾真一郎
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