●ハイル・パチョコ監督：
「司会の方がおっしゃったように、今の時間はコンバンワとか、コンニチワではいえないと時間帯だと思います。私たちは、全精力を明日の試合に掛けたいと思います。私たちにとっては、北京での試合ではいい試合ができたが、後半はやや試合の流れを逆転されてしまいました。私の仲間であるポポヴィッチ監督が前回の試合で我々をラフなプレーだと言っていたが、私は納得できません。お互いレベルの高いチームだったと思いますし、タフな試合であれば、そういった試合展開になるのは当然だと思っています。明日は、勝点３を取ることが目標であり、北京国安らしい試合をするだけです」

●YU YANG選手：
「明日は、厳しい試合になると思いますが勝点３を持ち帰りたいと思っています。ＡＣＬの予選突破には、この３点はとても重要な勝点になるので」

Q:北京国安はずっとダブルボランチの戦術で試合をやってきたが、YU YANG選手もけがをしていますし、その戦術を続けていく不安はありませんか？
パチョコ監督：
「昨季から我々はけが人も多く、困難な状況だった。だが、我々のチームはしっかりと準備ができているので心配はしていません。記者の皆さんが言うように緊急事態になれば、私はほかの選手を選びたいと思います」

Q:YU YANG選手の鼻のけがは、どれくらい影響するのか？
YU YANG選手：
「鼻のけがは試合に影響はない。触れなければ、痛みもないから」

パチョコ監督：
「サッカーの試合なので鼻は関係ないよ」

Q:DF 13 XU YUNLONG選手が出場停止ですが？
パチョコ監督：
「全ての選手を揃えたほうがいいに決まっている。ただ、そのうちの一人がいなくなっても私たちのプレーに影響があるとは思いません。昨年までうちのチームには、中国を代表するＧＫのYANG ZHIがいましたが、その選手が抜けてもHOU SENという選手が我々のGKになりました。誰かがいなくなるということは、もう一方の誰かにとってはチャンスになるといえるでしょう。そのYANG ZHIは優れたパフォーマンスを見せていました。主力選手に対して信頼すべきですが、若い選手に対しても信頼して起用すべきだと私は考えています」

Q:前回対戦で印象に残っている選手はいますか？
パチェコ監督：
「ＦＣ東京には分析したが、この場では個人的な選手については話せません。話したことで私の戦術を見通せるかもしれないので」

YU YANG選手:
「FC東京は全体的にいいチームだと思います。ただ、個人的な話はできません。そして、明日は厳しい試合になると思っています」

以上