・4月3日(火) 天津vs名古屋@北京 20:30(日本時間)
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リーグ戦は10位と振るわなかったものの、一発勝負のサッカー協会杯(カップ戦)を制し昨年に引き続き2年連続でのACL出場の切符を手に入れた天津泰達。前回大会では、グループリーグで同大会ベスト16のガンバ大阪を2−0で下すなど底力を十分備えたチームだ。国内リーグ中トップレベルの実力を有し、攻撃と守備とのバランスを重視するチームスタイルで、ディフェンスの面では、中国代表でビッグヘッドと呼ばれるセンターバックの李イ鋒(LI Weifeng)※をはじめとする鉄壁のディフェンス陣で固める。中盤の中心メンバーは同じく中国代表でボールコントロールを得意とする陳涛(CHEN Tao)を置く。天津にとって、陳涛が実力を発揮できるかどうかがチームの鍵を握る。相手ボールを獲得してからのカウンターアタックへの切り替えのスピードは国内でも群を抜いており、陳涛からのパスが生命線になると予想される。また、2012年にはこれまで指揮を執っていた元中国代表監督アリ・ハーンに代わり、かつてガンバ大阪、ジェフ千葉などで監督経験のあるクロアチア人監督のヨジッブ・クゼ氏が就任し、就任早々チーム作りに着手し、すでに選手からの信頼を得ている。そのチーム作りにおいて特に目立ったのは、ディフェンス陣の補強。東欧マケドニア代表で77試合代表出場経験のあるのボランチ、スムリコスキの獲得や、北朝鮮代表として2010年W杯南アフリカ大会出場経験のあるセンターバックの李光川(Ri Kwang Chon)を獲得したことが、チーム全体にメンタル面で良い影響を与えている。戦術面では、春季キャンプを通じ、4‐4‐2、4‐5‐1など前線を生かすフォーメーションを繰り返し試すなどしているが、最も重要なストライカーの不在が懸念材料。昨年9得点のアルゼンチン選手ルチアーノ・オルギンがベルギーリーグへ、6得点の于大宝がCSL広州恒大に移籍するなど昨シーズン活躍したストライカーが次々チームを離れる中、新助っ人外国人選手としてブルガリア1部レフスキ・ソフィアから新加入のオランダ人選手ショエルド・アルスの活躍に期待がかかる。
※イ=王へんに韋
【注目選手】
●李イ鋒(LI Weifeng)
中国出身の元代表のディフェンダー。愛称はビッグヘッド。2009年、韓国Kリーグの水原に移籍し、中心選手として大活躍した。2011年、李イ鋒が2シーズンぶりに国内リーグの天津泰達に復帰しチームの司令塔として戦術的、精神的柱として力を発揮。ボディーコントロール能力が高く、空中戦におけるハイボールの競り合いに強く、ディフェンス面だけでなくセットプレーの際には貴重な得点源になる。自陣ゴール前での絶大なる存在感はもちろんのこと、コーチングを含めた高い統率力でチームを牽引する。
●曹陽(Cao Yang)
元中国代表で、ポジションはサイドバック。2001年から天津泰達でプレー。地元天津出身ということもあり、サポーターからの人気も高い。豊富な運動量と抜群のスピードが武器である。俊敏性に優れ、1対1に強く上背はないが、大型FWにも競り負けないフィジカルと身体能力の高さを併せ持つ。試合中の献身的なプレーや走行距離に裏付けされた運動量で、一度ボールを持って走り出すと観客席から大きな歓声が起きることも珍しくなく、チームの中心メンバーの一員である。
Reported by 蹴揚康修(OCEANS)
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