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ホーム開幕戦となる新潟は、U-23日本代表のセンターバックの鈴木大輔が守備を引き締めて、勝利の道筋をつける。
鈴木の気持ちはすぐに切り替わった。ロンドン五輪出場切符を獲得から一夜明けた15日、新潟の練習に戻ってコンディションを整えた。16日の前日練習はビルドアップにセットプレーと、主力組で調整。「体力面での疲れはないです」。バーレーン戦から中2日で迎える一戦に不安はない。むしろ「勢いを持って入れる」と気持ちを高めている。
五輪出場を決めた直後は素直にうれしかった。一転、リーグ戦に目を向けると、チームは開幕の川崎F戦は0-1で黒星発進。「やらなければならないことがある」。ホーム開幕戦で今季初勝利を挙げることが直近の目標になった。
U-23日本代表では不動のセンターバック。その重要度は新潟でも変わらない。「大宮は2列目から飛び出す選手が多い。怖がらずにラインを下げないように」。ポイントは抑えてある。中でも「東(慶悟)には注意さないと」。U-23のチームメートに対して警戒心をあらわにする。
東とはプライベートでも仲がいい。代表の遠征中なども行動にともにすることが多かった。第2節での対戦についても、言葉を交わした。昨年、新潟vs大宮はリーグ戦2試合とも0-0。「堅い試合だった」と言うのが2人の共通認識だった。そして「今度はそういう試合はしない」というのも一致。「でも、うちは失点はしませんよ。点を取って、守備はゼロに抑えます」と宣言。親友の動きを封じることで、勝利を引き寄せる。
もともと守備の仕上がりには手応えがあった。前節川崎F戦はセットプレーのワンチャンスをものにされた。ただ、大井健太郎とのコンビではゴール前できっちりとはね返し、1対1の対応もそつなくこなした。「守備のリズムはいい。体を張ることができている。ホームでももっと集中してできるはず」。ホームの大声援の中、堅実な守りで勝点3の土台になる。
黒崎久志監督も守備の堅さをポイントに上げる。「ブロックを作ることと、簡単に突破させないこと」。新潟から移籍したチョ・ヨンチョルら、相手アタッカー陣の能力の高さは承知。その上で、「相手の守備組織の隙を狙って、得点につなげたい」。手堅い守備からリズムを作る狙いがある。内容のある勝ち方が今後の勢いにつながる。
以上
2012.03.16 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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