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【J1:第1節 名古屋 vs 清水】ストイコビッチ監督(名古屋)記者会見コメント(12.03.10)

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●ストイコビッチ監督(名古屋):
「勝点3を取ることが出来て、とても嬉しく思っています。良いプレーによって、この勝点3を得ることが出来たと思っています。今回はとてもハードな内容で難しいゲームでした。また、ホームでの開幕戦ということで、かなりのプレッシャーがあった訳ですが、物怖じすることなく、我々の特色やメンタリティの強さが発揮できた良い試合だったと思います」

Q:4-3-3から始まって、途中で4-2-3-1にした訳ですが、それは監督の指示によるものですか?
「私の指示によるものです。エスパルスは後ろからパスを前に出して攻めるというスタイルだったため、玉田を中央に置くことで、それらの無力化を図りました」

Q:サポーターからは「去年は悔しかった、今年こそは優勝したい」という声が多々ありますが、そう言った高い期待を受けていかがですか?
「もちろんサポーターの方々と同じ意見です。今日のミーティングでも、今年の目標やどれくらい期待されているかと言うことを選手に話して、最後までタイトルに絡み、“必ず優勝する”という気持ちをみんなと一緒に確認し合いました。選手も私のメッセージを良く理解してくれていると思います。ですから、選手も私も必ずや優勝したいと思っています。そういう意味では、みなさんの意見と我々の気持ちは合致していると思います。

今日のゲームは本当に難しいゲームだったと思います。我々はただ犠牲心を持って、チームのためにやるという気持ちで、今日のゲームに臨みました。何事にもチャレンジする精神があれば、我々は何も怖くはありません。ただ、チームの価値というものを見せていきたいと思います。今日は開幕戦ということで、勝つことが出来てとても嬉しいです」

Q:早い時間帯で3人目の交代選手を使って、逃げ切りのプランを立てたようですが、この間、どう言った指示をされましたか?
「最初は玉田、次は藤本、最後は中村と言ったように、一つの試合で3人の選手が私に交代を求めてきたと言うのは今回の試合が初めてです。我々は3人の選手を交代しなければならないという状況に置かれました。途中で、ス3バックにしてエスパルスにスペースを与えることで、わざとそこを突かせ、ミスを狙いました。また、相手がミスをしたら、永井や金崎にボールを供給して、そのアクションで二点目を取ることが、もう一つの意図でもありました。
今回は、我々のディフェンスもしっかり出来ていたので、相手が得点するような危険なシーンもほとんどない、良い試合展開が出来たと思います」

Q:後半の早い段階で藤本選手が交代しましたが、ゲームプランに狂いは生じましたか?
「ハーフタイムで玉田が代わったのは仕方ないとして、藤本まで代わるとは驚きました。彼が下がったことでフォーメーションを4-3-3に変え、中盤にはダニルソン、磯村、中村の3人を置きました。しかし、その後、中村も代えなければいけない状況になってしまいました。エスパルスはロングボールで対抗してくると思ったため、そこで3バックシステムに変更し、中村の代わりに背の高いダニエルを投入して、ディフェンス力を上げました。ただ言えるのは、我々はどんなシステムでも適合できる能力を持っているということです」

Q:流れの中からのシュートが非常に少なかったと思いますが、監督の考える攻撃のスタイルはどれくらい出来ていましたか?
「1-0で勝ったということは、我々のスタイルはこれで成功したと思っています。この調子で、昨年の67ゴールを上回るような得点を重ねていきたいです。無論、簡単なことではありません。サッカーにおいて得点すると言うことは一番難しいことだと思っておりますので、その点を踏まえると今回の1-0という結果にはとても満足しています」

以上
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