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【J1:第1節 鳥栖 vs C大阪】C大阪側プレビュー:「セルジオ セレッソ」発進! 因縁の鳥栖に、J1先輩格の力を見せつける!(12.03.09)

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C大阪にとって、新たな時代が幕を開ける。5シーズンに渡ったレヴィークルピ政権から、この2012年からは新指揮官にセルジオ ソアレス氏を迎え、悲願のタイトル獲得を目指す戦いに挑むのだ。その初陣は、初めてJ1に昇格してきた鳥栖戦。始動時から、キャンプを経て、ハードワークを積み重ね、新たに「セルジオ ソアレス」流のエッセンスを加えたチームが、いよいよお披露目となる試合に臨む。

「開幕戦ということで、わくわくすることも、不安に感じることも、それはノーマルな反応だが、平常心で戦いたい。我々は大きな目標に向かってスタートするのだ」。初めてタクトを振るオープニングゲームに向けて、そう述べたセルジオ ソアレス監督。「開幕戦だけでなく、どの試合も重要度は高い」と、この一戦だけを特別視することはないが、一方で「優勝するには、開幕からの積み上げが大事。そういう意味ではこの試合も、最高に重要だ」と、勝点3を持って帰ってくることが唯一無二のノルマだ。

当然、対戦相手の鳥栖の分析も怠らない。「激しいディフェンスを仕掛け、空中戦も強い。11番(豊田陽平)は非常にクオリティが高く、10番(金民友)や8番(水沼宏太)らをはじめ、いい選手が揃っている。そういったところにも、しっかり対応していきたい」(セルジオ ソアレス監督)と、鳥栖をリスペクトし、攻守ともに、直前練習まで準備は積み重ねた。

ただし、だからといって、自分たちのサッカーを崩すことはしない。やることは、「攻撃的なサッカー」(茂庭照幸)、そして、「セルジオの目指すサッカー」(播戸竜二)。「昨年までの積み上げは崩さず、プラスアルファ、ディフェンス面も要求し、新たに運動量を持ち合わせ、強く行くところは強く行く。組織的にやって、(セルジオ ソアレス監督の)目指すサッカーで結果を残していきたい」(播戸)。また、それらができるだけのハードトレーニングを、実際にこのチームはここまで実践してきている。「後ろに関しても問題ない」(茂庭)と、守備の強化もぬかりはない。

ケガで別メニュー調整が続いていた清武弘嗣も開幕前に完全合流。キム ボギョンとともに、今季のC大阪のキーマンとなる日韓のスタープレーヤーが、満を持してピッチに立つなど、しっかりとベストの布陣を並べられることも、チームにとっては大きい。ケンペス、ブランキーニョといった新加入のブラジル人選手や、2000年にはこのベストアメニティスタジアム(当時、鳥栖スタジアム)で開幕戦ゴールを決めたことのある点取り屋の播戸(当時、札幌でプレー)、スピードスターの村田和哉、2年半ぶりに帰還した生え抜きの「天才児」柿谷曜一朗、同じく育成組織出身の若きホープの杉本健勇などの、他に決して見劣りしないタレントが豊富に揃っており、開幕18人のメンバー、先発のみならず、セルジオ ソアレス監督の采配にも注目したいところだ。

これまでスタートダッシュでは苦しむことが多かったC大阪。しかし、昇格したばかりのチームに、敵地であれ、負けるわけにはいかない。彼らに対しても、「受けに回らず、自分たちのスタイルを貫く。しっかり(鳥栖を)叩けるようにやっていきたいし、ここで勝って勢いに乗りたい」と力強く述べたのは、新主将の藤本康太。2009年にはベストアメニティスタジアムで、J2優勝のタイトルを阻まれる苦い経験をしたが、それはすでに過去のこと。C大阪には鳥栖にJ1の洗礼を浴びさせるという、重要なタスクがある。そして、3年ぶりの対戦で、C大阪の躍進した姿を見せつけるために、いざ、鳥栖へと乗り込む。

以上

2012.03.09 Reported by 前田敏勝
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