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【AFCチャンピオンズリーグ2012 G大阪 vs 浦項】プレビュー:新生・ガンバ大阪の初戦は、元Jリーガーが率いる浦項!(12.03.05)

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3月6日(火)AFCチャンピオンズリーグ2012 G大阪 vs 浦項(19:00KICK OFF/万博)
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浦項スティーラーズ(韓国)のチーム&注目選手紹介

いよいよ、ガンバ大阪にとっての2012年シーズンが幕を開ける。その最初の公式戦となるのが、3月6日にホーム・万博記念競技場にて行われるAFCチャンピオンズリーググループステージ第1節・浦項スティーラーズ戦だ。G大阪にとっては6度目の出場となる同大会での目標は、もちろん、タイトル。ここ2年はラウンド16の壁を打ち破れず、ノックアウトステージに進出できないまま敗退しているだけに、今年に懸ける思いは強い。特に今年はG大阪にとって、10年間にわたって続いた西野体制を一新し、スタッフ、選手を大きく入れ替えた転機の年。気持ち新たに挑むシーズンになる中で例年の嫌なジンクスを吹き飛ばし、08年に続く2度目の頂点にたどり着いて欲しい。

この試合が『新生・G大阪』のお披露目となるが、スタッフ、選手が大きく入れ替わったとはいえ、これまで継承してきた『攻撃サッカー』は大きく様変わりしていない。例年同様、パスを繋いで、ポゼッションを高めながらゴールを目指すスタイルは、今年も見られることだろう。但し、それを構築するスターティングメンバーにはやや変化が。DFラインには日本代表DF今野泰幸が加わり、甲府から移籍して来たFWパウリーニョが前線の一角を担う。また、昨年はどちらかと言えば試合途中から出場し、ゲームの流れを変える“スーパーサブ”的な存在だったMF佐々木勇人が先発で起用される可能性が高いというのも変化だろう。2月25日に行われたプレシーズンマッチ・サガン鳥栖戦では試合中に右足首を痛めて途中交代となったMF佐々木だが大事にはいたらなかったようで、その6日後に行われた紅白戦で先発組に。このままいけば、開幕スタメンの座を勝ち取ることになりそうだ。
チームの軸になるのは、昨年同様、MF明神智和やMF遠藤保仁、DF加地亮やMF二川孝広といった経験豊富な選手たち。サッカーそのものは大きく変化しない中で、彼らが中心となり、長きにわたって築き上げてきたG大阪のスタイルをより熟成させていくことになりそう。
とはいえ、シーズンのスタートというのは、毎年、どのチームもエンジン全開とはいかないもの。実際、G大阪も公式戦を重ねながらチームをより高みへと引き上げていくことになるのは間違いないだろう。ただ、その上で『勝ち』がもたらすプラス効果を考えればこそ、内容以上に『結果』が欲しいと思うのは、どのチームも同じはず。実際、G大阪のDF加地も「サッカーをやり込み、勝ちを重ねることでチーム力をより引き上げれれば」と言う。それを今季最初の公式戦となる浦項戦で実現できるか。いや、ホームスタジアムでの初戦というアドバンテージを力に必ずそれを実現して欲しい。
「どのチームも公式戦最初の試合はいいスタートを切りたいと願っているように、僕らも結果を獲りたいという気持ちは強い。ホームで迎えられるというアドバンテージもありますしね。ただあまり気負いすぎないことも大事ですから。経験のある選手が多い中で、うまくチームのバランスを見ながら次に繋がる戦いをしたい。チームは少しずつ形作られている最中。時間をかけてガンバらしさを示していければと思う(MF遠藤)」
「自分にとっては初めてのACLだし、初めての万博での公式戦ということで不安とワクワクした気持ちの両方が入り交じっているような心境です。もちろん、初戦から勝ちにいくとはいえ、スタートから全てが巧くいくとも限らないですからね。悪いながらでも勝っていくことが大事だし、その中で修正点を見つけながらチームを作っていきたいと思う。どの試合もそうですが、失点すると流れが難しくなると思うからこそ、守備の部分で力を発揮したいし、チームとしての共通理解を持って戦えればと思います(DF今野)」

昨年のKリーグで3位となった浦項スティーラーズは、G大阪がACL初制覇を成し遂げた翌年の09年にACLを制覇したチーム。今年はプレーオフでチョンブリ(タイ)を制し、2年ぶりとなるACLへの出場を決めた。昨年からチームを率いるのは、現役時代に日本のC大阪や柏レイソルでもプレーしたファン ソンホン監督。日本のサッカーを熟知している同監督が監督としては初のJクラブとの対戦にどのような手腕を発揮してくるのかも見どころの1つだろう。また、このACLに先駆けて開幕したKリーグの初戦では、蔚山現代と対戦し、0−1と黒星スタートとなっているだけにその一戦からの気持ちの切り替え、また移動のあるアウェイ戦への対策も明暗を分けるポイントになりそうだ。注目はガーナ人のエース、デレク・アサモア。小柄ながら俊足を武器にするFWで、サイドを起点に決定機を作り出す。スペースへの飛び出しも定評があるだけにG大阪としては、彼に簡単にボールがわたることのないよう注意したい。

以上

2012.03.05 Reported by 高村美砂
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