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【J2開幕!北九州 vs 徳島】北九州側プレビュー:北九州の眠れる可能性を、いま、目覚めさせよ。(12.03.04)

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3月4日(日)J2 第1節 北九州 vs 徳島(17:30KICK OFF/本城チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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今シーズンの北九州に必要なこと。それは、キャパシティを上回るほどのサポーターが本城に集い、心をひとつにして、エールを送り続けることではないだろうか。
チームは目標とする勝点を82に設定した。もっとも、三浦泰年監督は「スタートはゼロ。一度で82ポイントを取れるわけではない」と話し、ことさらにそのポイントを強調することはしない。しかし北九州がJ1昇格を目指すならば、一定のポイントを追いかけて勝ちを積み重ねていかなければならない。そしてサポーターもまた、Jリーグで戦うチームにふさわしい熱き12人目の戦士として、ピッチへとエネルギーを注がなければならない。

1年前。三浦監督は就任にあたって、北九州はポテンシャルがある街だと話した。こういう話をするのは監督だけではない。たとえばJ2の九州担当の座談会でも、他クラブの担当ライターが北九州を「体力が一番ある地域」と述べている。
問題は、そのポテンシャルがいつ、どうやって花開くか。ただじっと水もまかず、肥料もやらずに種が出てくるのを待つわけにはいかない。眠っているポテンシャルを引っ張り出すのは、チームの勝利と、上を目指そうとするサポーターの熱意にほかならず、ホームで迎える開幕戦は、クラブもサポーターもその覚悟を示す試合になる。

さて、今季の北九州は前年よりも少し遅い1月19日に始動した。1月29日からはおよそ2週間、長崎県島原市でキャンプを実施。昨季の組織的なサッカーを継続しつつ、新加入選手を融合させ、チームの攻撃力の増強させてきた。特に選手間の連動によって崩して得点へと至る攻撃色の強いサッカーが昨季に比べて多く見られるようになった。端戸仁、安田晃大、森村昂太ら中盤から前線にかけてはスペースを作ったり、サイドを生かしたりとアイデアも豊富。誰か一人が強引に突破したり、長身のターゲットを置くようなサッカーであれば相手にとっては守りやすいが、組織的な崩しはハマってくれば相手にとって厄介だろう。「練習試合では得点にならなかったけれど、しっかり崩せば(得点を)取れると思う」と森村昂太も自信を見せる。まだ成長段階にあるが、チャンスを自ら作り出し、崩して得点に結びつける強者のサッカーが垣間見えているのは事実だ。

開幕戦の相手は強豪、徳島。昨季は1勝1分と北九州にとって相性は悪くはないが、ホームゲーム、アウェイゲームともにゲームの主導権は徳島のほうが握っていた。今季は小林伸二新監督に交替し新体制を組んでいるが「昇格をするためのしっかりとした準備をしてきたチーム」(三浦監督)であり、開幕戦とはいえ簡単な試合運びができるとは限らない。
そのなかで北九州としては、まず、組織的かつ攻撃的な崩しのサッカーに挑戦したい。結果に結びつければ最高だが、開幕戦ではトライすることが重要で、100パーセントの結果になる必要はないだろう。もちろん、スコアレスが続くならば、最後は林祐征を軸とした昨季終盤戦のような泥臭いゴールで勝点を稼ぐこともできそう。90分の中で、新しいサッカーと、従前のサッカーの両方を見られる可能性があり、その点も注目して見てほしい。

繰り返しになるが、チームの勝利とサポーターのアシストが北九州を強くし、北九州市の眠れる可能性を引き出していく。サポーターが本城に集うこと。それがサポーターにできる最初の作業だ。

以上

2012.03.03 Reported by 上田真之介
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