![チケット販売はこちら チケット販売はこちら](/jsgoal_archive/images/1dot.gif)
![リアルタイムスコアボード リアルタイムスコアボード](/jsgoal_archive/images/1dot.gif)
スカパー!生中継 Ch184 後03:50〜
☆新シーズン開幕特集:40クラブ戦力分析!
☆簡単予想で賞品GET!totoリーグ3投票受付中!
☆本格的toto予想はこちらから!
----------
☆愛媛側プレビューはこちら
「アイザワ(相澤貴志)、タイセイ(藤田泰成)、マサ(田代真一)、ソノダ(薗田淳)、カズキ(津田和樹)、コウスケ(太田康介)、ショウジ(庄司悦大)、ヤナギ(柳崎祥兵)、キタイ(北井佑季)、ヒラモト(平本一樹)、カツ(勝又慶典)」。アルディレス監督が1日に明かした先発構想である。始動から4パターンを試した布陣は[4-3-3]に落ち着きそうだ。
監督に愛媛FC対策を尋ねると、今度は「相手を全く見ていないので、答えようがない」と素っ気ない。ゼルビアは相手に合わせるサッカーをしない。皆が口を揃えて語るのは「自分達のサッカーをする」という心構え。ボールを持ち、奪われたら前からプレスに行くアグレッシブなスタイルこそ、意図するところだ。
FC町田ゼルビアがJリーグで迎える初の一戦である。
05年にゼルビアへ加入した津田和樹選手は、8年ぶりのJリーグ復帰について「個人的な感慨はない」と言う。一方で「自分が関わってきたチームが、Jの舞台で戦えることには感慨深い。やってきたことが、無駄じゃなかったという思いです」と述べる。
ゼルビアは都4部からJリーグ入会まで20年の時を費やした。ただどこよりも丁寧に畑を耕し、種を撒いてきたクラブである。FC町田ジュニアユース出身の在籍選手が多く、「町田の血を残しながらプロの舞台を迎える」(竹中穣コーチ)ことに成功した。しかしJリーグ入会は「ゴール」ではない。FC町田JY出身で06年に加入し、スクールのコーチとしてもクラブ作りに参加した酒井良選手は「まだスタートラインに立っただけ。ここから先の方が長いし、もっと上へ行くために頑張りたい」と意気込む。
都リーグから関東、JFL、J2とステップアップする中で、思いを果たせずクラブを後にした選手も少なくない。やはりFC町田JY育ちの津田選手は「彼らなくしてはJで戦うこともできなかった。想いを背負って最後まで戦い抜く」と決意を語る。
今年は厳しいシーズンになるだろう。勝又慶典キャプテンは「現実的には、まずJ2で戦えるレベルにチームを持ってかなきゃいけない」と認める。しかし「ワクワクしています。運動会の近くみたいな気分」と前向きで、「サポーターと一緒に戦って、一緒に成長して行きたい」と口にする。ゼルビアはこの1年でどれだけ成長し、想いを同じくする人々と分かち合えるのだろうか?
FC町田ゼルビアに関わる、そして関わったすべての人の想いを背負って、2012シーズンがスタートする。
以上