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【J2開幕!岡山 vs 富山】富山側プレビュー:“汗をかきアグレッシブに”。“美しさ”への挑戦は原点回帰からスタートする(12.03.04)

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3月4日(日)J2 第1節 岡山 vs 富山(15:00KICK OFF/カンスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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富山にとって4年目のJリーグが開幕する。目標は10位。日々のたゆまぬ精進を誓い、「漸進」をスローガンに掲げた。一昨年秋から指揮を執る安間貴義監督のもと、鍛えて強くする地道なチームづくりによって、初戦であっても仕上がりは上々。昇格同期の岡山を相手に、昨年に続く開幕勝利を狙う。

2月29日から兵庫県内で3次キャンプを行って岡山に乗り込む。大雪ため1月の始動からずっと地元では屋内施設で練習してきた。練習試合はすべて県外で行われたため、ほとんどのサポーターが今回初めて今年のチームの全体像にふれることになる。
臨戦態勢は整っている。昨季の主力選手がすべて残っておりチームの完成度は高い。前線から中盤にかけて激しくプレッシャーをかけるディフェンスには磨きがかかってきた。1週前の26日、JFLのHonda FCと行った練習試合ではイージーミスから2失点して2−2で引き分けたが、原因ははっきりしており、「開幕前に悪いところが出てかえって良かった」とDF池端陽介は話す。油断を戒めて本領を発揮するはずだ。

サポーターが期待するのは、攻撃力の上積みと新戦力の活躍だろう。今季は昨季リーグ18位タイの36点に終わった得点力の向上をメーンテーマに据えている。選手補強でもアタッカー陣を中心に少数ながら精鋭の獲得に成功した。安間監督は「失点を45(昨季53)に減らし、得点を45まで増やせば10位付近にはいける。さらに伸ばすことができればもっと上位も目指せる」と考えている。
過去2季連続して全試合に先発したMF朝日大輔、新加入のMF山瀬幸宏がケガのため開幕戦に間に合わなかった。大きな誤算であるのは間違いない。しかし、代わって3年目のMF関原凌河、新加入のMF木村勝太の若手2人が開幕スタメンの有力候補に名乗りをあげた。ともに運動量豊富で、裏に抜けるセンス、仕掛けやシュートへの積極性を併せ持ち、FW黒部光昭との3人によるコンビネーションもスムーズだ。関原は「今回を逃したら次のチャンスはいつ来るかわからない。得点に絡みたい」。昨季は松本に所属してJFLでプレーした木村は「試合に出られるかどうかは頭になく、自分のプレーに集中してきた結果としてチャンスが巡ってきた。これを続けていく」。フレッシュな2人の意欲的なプレーに注目しよう。

キャンプで重点的に行った攻撃のトレーニングは、最終ラインでのボールの動かし方。素早くパスをつなぎ、[3−6−1(3−2−4−1)]の布陣で攻撃の起点となる中盤の両サイドによいかたちでボールを入れるのが狙い。「そこから先の攻撃はこれから練習していく。段階を踏んでやっていきたい」と安間監督。時間と手間をかけて課題に取り組んでいくつもりだ。チームの合言葉である“汗をかいてアグレッシブに、いずれ美しく”にあてはめると、今季は理想形に向かう途中の“いずれ”に着手するのだという。今後の成長過程を楽しむためにも初戦のパフォーマンスは見逃せない。

安間監督は、両チームが厳しくプレッシャーを掛け合う激戦を予想している。攻守を素早く切り替え、負けずに走り抜かなければならない。“汗をかいてアグレッシブに”戦う姿勢が必要だ。高みを目指すシーズンだからこそ、開幕戦で原点を確かめる意義は大きい。MF大西容平は「チーム力がアップし、上のレベルのサッカーをやろうと試みている。しかし、うちが選手全員で勝つチームであることに変わりはない」。キャプテンのDF足助翔は「冷静に、熱く戦う」。静かに闘志を燃やし、キックオフを待つ。

以上

2012.03.03 Reported by 赤壁逸朗
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