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【レッツゴー!ACL】3月6日にFC東京が対戦するブリスベン・ロアーFCのチーム&注目選手紹介(12.03.05)

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・3月 6日(火)19:30 ブリスベン vs F東京 (ブリスベンスタジアム)
※アウェイへの行き方はこちらから御確認ください!

 オーストラリア第三の都市ブリスベンをホームタウンとするブリスベン・ロアーFC。2010/11レギュラーシーズン、ファイナルシリーズを圧倒的な強さで制し2冠を達成、ACL2012の出場権を獲得した。その強さはシーズン30試合中に負け試合がわずか1試合、ゴール数58、得失点差+32、勝点65と言う数字からも明確だ。特にシーズン後半にあたる2010年末から2011年初頭にかけてブリスベンを州都とするクィーンズランド州を大洪水(被害面積はフランス+ドイツの国土面積を超える)が襲ったが、ホームゲーム2試合を洪水の影響で他球場に移しながらも勝ち続け5連勝。ホームに帰ったファイナルステージの決勝戦では5万人の大観衆を前に栄冠を手にしている。

 そんなオーストラリアA-league史上最強とも言えるブリスベンの特徴は4-3-3の超攻撃的な布陣からは想像もできない繊細なパス回しと、大味な戦術が持ち味のオーストラリアンサッカーにおいてはあまり見られない裏をつく攻撃オプションの豊富さだ。2009年からブリスベンを率いるAnge Postecoglo(アンジー・ペステコグロ)監督はオーストラリア・ユースチーム代表監督経験もあり、若手育成に定評のある監督だ。そして多くのメディアが彼の目指すサッカーが他のAリーグチームのそれとは一線を画すと評する。ゴール前のバタバタした状況から得点が生まれるケースが多々あるAリーグの中で、多種多様なゴールシーンを演出できるチームも珍しい。そしてそれらのゴールの多くは相
手チームの裏を突くことによって生まれている。そしてここ数年世界が目指すコンパクトなサッカーを実践している唯一のAリーグチームだとも言える。

 過去には2008年のアデレード以外ACLの決勝戦にたどり着いたオーストラリアのクラブチームは無い。大会がオフシーズンに当たることや、実際に出場権を手にしてから本戦までの経過時間の長さがオーストラリア勢にとっては不利だと言う見方があるが、今年のブリスベンに限ってはその心配はなさそうだ。今シーズン21節を終えて2位。既に38得点を奪うなどその破壊力は健在であり、昨シーズンのそれを上回っていると言えよう。

■注目選手紹介
●ベザート・バーリシャ(Besart Berisha) FW 7 
1985年7月29日生 26歳 185cm 85kg
ドイツをはじめデンマーク、ノルウェーなど欧州各国でプレイし、アルバニア代表にも名を連ねたことのある経験豊富なストライカーがバーリシャだ。今シーズン既に15得点と現在Aリーグ得点王(2月22日現在)そのゴールへの嗅覚は他を寄せ付けない。元来攻撃的なサッカーを身上とするブリスベンは、昨年10月に行われたシーズン第4節アデレード戦では最終スコア7−1と大勝。うち4点を彼が叩き出した。史上最強と評判の高いブリスベンに加わった新しいジョーカーであることは間違いない。


●マッシモ・ムドゥーカ(Massimo Murdocca) MF 8
1984年9月1日生 27歳 165cm 60kg
長年ブリスベンの中盤に君臨し、マット・マカーイ(現グラスゴー・レンジャーズ:オーストラリア代表)とのコンビは現在のブリスベンの基礎を作ってきた。そのブリスベンでのキャップ数は100を超えチームの精神的支柱としての役割も大きい。プレースタイルは堅実で献身的だが、運動量も多くスピードも兼ね備えチームにはなくてはならない存在だ。大柄な選手が多いオーストラリアにあっては珍しい小柄な選手だが、ボールキープができる選手。ある意味玄人好みの選手と言えよう。


Reported by Masashi Yamashita / Mega-Expression Pty Ltd
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