☆清水:2012エスパルスシーズンシート　3/5最終締め切り！
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鹿屋体育大学とのトレーニングマッチ　清水 7-1 鹿屋体大
11:00〜　鹿児島ふれあいスポーツランド

清水エスパルスの鹿児島キャンプ7日目は、サテライトチームと地元の鹿屋体育大学との練習試合。本来は城南一和のサテライトと対戦する予定だったが、昨日の途中打ち切りがあったために見送られ、急きょお願いした鹿屋体大が二つ返事でOKしてくれたため実現した。感謝。

寒波襲来で11時のキックオフながら非常に寒く、強風も吹き荒れた中でのゲームとなったが、相手がベストメンバーではなく力の差があった中で、清水の若手たちが序盤からゲームを支配。立ち上がりの5分で、柴原誠の右クロスからファーの樋口寛規が難しい体勢ながら頭でうまく先制点を決めると、そこからはゴールラッシュ。

20分にトップ下で先発した白崎凌兵が橘章斗のクロスから清水での初ゴールを決め、32分にも白崎が左から3点目。39分には鍋田亜人夢が、利き足ではない右足できれいなシュートを決めて、前半を4-0で折り返す。

後半は、ハーフタイムで交代してセンターフォワードに入ったユース上がりの新人・柏瀬暁が、開始3分で技ありの左足シュートを決めて5点目。後半18分には柏瀬の1年先輩、柴原が決めて、ユース出身組もアピール。23分にクロスボールが強風に流され入ってしまうという形で1点を返されたが、25分には柴原のバー直撃シュートの跳ね返りから白崎が冷静に押し込み、とどめの7点目。同時に白崎は自身のハットトリックも達成した。

この結果にゴトビ監督も、「チームは少しずつ良くなっていると思う」と満足げ。白崎について聞かれると「彼は練習でも良いボールタッチを見せているし、最後のシュートを決めるところ、ゴールへの嗅覚も持っている。ただ、チームがやろうとしているサッカーにもっと適応していかなければならないし、もっと戦術的に戦えるようにならなければならない」と課題もつけ加えた。それは、彼に対する不満というより、即戦力としての期待の表われだろう。白崎本人も「ハットトリックはうれしいけれど、それ以外のプレーは良くなかった」と反省点を口にする。開幕でのメンバー入りを目指して、貪欲に練習に取り組む大型ルーキーだ。

もちろん他の選手たちも、しっかりと持ち味を発揮した。とくに、サイドでプレーしながら3試合連続のゴールを決めた樋口は、かぎられたチャンスをしっかりと決める決定力を見せており、いつも通りの静かな口調ながら「ゴールを決めることがいちばんのアピールになるから」と強い闘志を隠さない。今年は有力な新人選手たちが入ってきた中で、樋口、橘、柴崎ら2年目の選手たちは強い危機感を持ち、全身に気合をみなぎらせながら練習や試合に臨んでいる。そうした競争意識がチーム力の底上げに大きなプラスになることは間違いない。

また、小林大悟が順調にコンディションを上げ、ヨン ア ピンが開幕に間に合いそうな目途が立ってきたのも明るいニュース。昨日に続いてさまざまな面で収穫の多いトレーニングマッチとなった。

以上

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2012シーズンキックオフ！
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日（土）13：35キックオフ／国立
柏レイソル vs FC東京

※同日開催　NEXT GENERATION MATCH
10：40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中詳細は【こちら】

2012.02.17 Reported by 前島芳雄