☆熊本：ロアッソ2012シーズンシート販売中！
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１月16日に始動したロアッソ熊本。Jリーグでの戦いは５シーズン目に入り、クラブの中期目標である「５年でJ1」という計画の最終年となった。
　始動日には１時間弱のミーティングを行い、高木琢也監督は細かい事ではなく「チームとして心がけていくこと」を選手たちに話したという。具体的には、チーム内でコミュニケーションを取って助け合い、そして否定的な言葉を使わず、明るくポジティブに取り組んでいくということ。
　また「大きい事を達成するには、ひとつにならないといけない」とも話している通り、チーム内だけでなくクラブスタッフ、そしてサポーターや県民も含めた一体感を作り上げることがJ１昇格には欠かせない。実際、週末にはトレーニングが行われているグラウンド脇にクラブスタッフがブースを設け、レプリカユニフォームの予約受付やグッズの販売を行い、同時にファンクラブへの入会とシーズンシートの購入を呼びかけるなど、今まで以上に「本気度」がうかがえるスタートとなっている。こうした取り組みは、今シーズンのクラブスローガンに掲げられた「ONE heart〜心をひとつに」というフレーズを早速表現したものだ。
　チームの方は、フィジカルコーチがいないことも踏まえて、「この時期にケガ人を出さないように」（高木監督）という狙いのもと、例年よりスローなスタート。それでも連日２部練習を組み、午前中は主にランニングなどのフィジカルメニュー、午後にはボールを使った戦術練習を実施。一部別メニューの選手もいるが、徐々に負荷を上げていきながら、ボール保持率を高めることを意図した内容を採り入れるなど、少しずつ今シーズン目指す形が見え始めつつある。

　そんな中、チームの雰囲気作りに大きく作用しているのが、加入１年目で主将となった藤本主税選手の明るいキャラクター。チームに合流する以前から宮古島で自主トレを行ってきたこともありコンディションは上々で、「楽しくやれている」と口にする通り、トレーニング中にも大きな声でコーチングしたり、給水のタイミングで他の選手に積極的に声をかけて気づいた点を話し合ったりする場面が目立つ。
　28日は午前中に約２時間のトレーニングを行った後、午後は今シーズン初の実戦としてユースとのトレーニングマッチ（30分×２本×２セット）を行った。結果は１本目が７−０（前半6-0）、２本目が３−０（前半２−０）と一方的な展開となったが、まだまだ内容的には精度や連携を高めていく必要があるのも事実。とは言え、白谷建人選手が約15分で３ゴール、藤本選手や養父雄仁選手も得点場面を演出するなど、新加入選手が存在感を発揮し、昨シーズンの課題だった得点の少なさを克服する期待感を抱かせてくれた。
「もっとオープンな状況で、選択肢が増えるようなトレーニングを組み入れていく」と高木監督。地元を拠点に練習しながら、宮崎や鹿児島でキャンプを行っている他チームとのトレーニングマッチを通して、開幕に向けて連携を高めていく。

以上
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2012シーズンキックオフ！
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日（土）13：35キックオフ／国立
柏レイソル vs FC東京

※同日開催　NEXT GENERATION MATCH
10：40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中詳細は【こちら】



2012.01.28 Reported by 井芹貴志