1月14日、千葉市内にてジェフユナイテッド千葉の新体制発表会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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(1)はこちら!
●木山隆之監督:
「皆様、こんにちは。この度ジェフユナイテッド市原・千葉の監督に就任いたしました木山隆之です。どうぞよろしくお願いいたします。
ジェフの監督を引き受けるということに関して非常に大きな責任を感じております。それとともに、このチームで一つの大きな仕事を成し遂げてみようという強い意志を今持って、この場に座らせてもらっています。ジェフは本来、J1で戦うべきクラブだと思っています。そのクラブが今2年、J2で苦しんでいる中で、自分が何の仕事をしなければいけないのかというのを監督に就任してからずいぶん頭の中で考えてきました。その中で一番自分の中で大事なキーワードとしてあがったのが、とにかくチームを愛して、その中でピッチの中で自分自身の全てを出し切っていける選手の集団にしよう、そういう思いでチームを作っていこうと思ってきました。この度シーズンがスタートするにあたり、クラブからは非常に素晴らしい補強をしていただきました。全ての選手が技術があり、そして僕がやろうとしているボールをしっかり持とう、そういうサッカーができる選手ばかりです。その中で、技術だけではなくて、非常に精神的に逞しく、自分自身のことだけではなくチームの勝利のために全てをチームにもたらしてくれる、そういう選手が来てくれたと思っています。昨年から引き続きジェフに残っている選手たちと、ここにいる彼らと合わせれば、今年1年、非常にいいものが、いいサッカーが作れると私自身確信をしております。
当然J2の戦いは皆さまもご存知のとおり、非常に厳しい戦いです。今シーズンは42試合を駆け抜けていかなければいけません。その中で私自身も水戸の監督をしている時にそうだったんですが、ほとんどのチームがジェフを倒そう、ジェフのような大きな規模を持ったチームを倒そうと挑んできます。それに対して我々は自信を持って自分たちのサッカーを貫き通して、そのプレッシャーをはねのけていかなければJ1昇格ということには届きません。その中で我々が何をしなければいけないか。そういうことを毎日ピッチの中で考える。そしてトレーニングに励み、その結果が最終的にJ1昇格ということにつながっていくと思っています。十分、このメンバーで僕はそれが達成できると思っています。
私自身、監督としてできれば一つのチームで長く指揮を執ってみたいと思っています。当然、そのためには今年、J2でまず結果を出して、そして優勝してJ1に昇格するということを成し遂げなければ、その考え方は実現できないというふうに自分自身では認識しています。当然、チームの目標はJ1に昇格するということですが、チームはJ1に昇格するだけではなくて、2013年、2014年、その先に大きな目標を掲げています。勝つことと、あとは皆様に満足してもらえるサッカー、そしてジェフの将来につながっていく素晴らしいサッカーを作るために全身全霊をかけて自分自身、仕事に邁進していきたいと思います。苦しいこともあるかもしれませんが、ぜひ、今年1年終わった時にここにいる皆様、そしてスタジアムで応援してくれる皆様と大きな喜びを分かち合えるように頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします」
●藤田祥史選手:
「こんにちは。横浜FCから加入しましたFW藤田祥史です。チームのJ1昇格のために自分の持っている力を全て出して、このたくさんのサポーターの皆様と最後に喜べるように、FWなのでやっぱりゴールが求められると思うので、1点でも多く取って勝利を分かち合いたいと思います。1年間応援よろしくお願いします」
●山口智選手:
「皆さん、こんにちは。ガンバから来ました山口です。皆さん、ご承知のとおり、若い頃からこのチームにお世話になって、ガンバで大きな経験をさせてもらいました。自分の中でも相当な決意を持って、今年、千葉にお世話になることを決めました。皆さんと信頼関係を築いて、J1昇格という大きな目標に向かって自分なりに頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
●兵働昭弘選手:
「こんにちは。柏レイソルから来ました兵働昭弘です。ポジションはMFです。攻守のバランスをとりながらチームの勝利に貢献していきたいと思います。J2優勝、J1昇格を目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
●佐藤健太郎選手:
「こんにちは。モンテディオ山形から来ました佐藤健太郎です。ポジションはMFです。1年間ジェフのプライドを持って粘り強く戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」
●町田也真人選手:
「こんにちは。専修大学から加入しました町田也真人です。背番号は28番です。(関東大学2部リーグから1部リーグに復帰したばかりの昨年度に関東大学リーグ戦で優勝し、その後、創部以来初の全国大会の全日本大学サッカー選手権大会に初出場して優勝した)専修大学の勢いそのままに突っ走っていきたいと思います」
●大岩一貴選手:
「こんにちは。中央大学から来た大岩一貴です。ポジションはDFです。ヘディングや1対1など守備力をアピールして、1日も早く試合に出られるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
●田中佑昌選手:
「こんにちは。アビスパ福岡から加入した田中佑昌です。J1復帰のために全力を尽くします。よろしくお願いします」
●荒田智之選手:
「こんにちは。ジュビロ磐田から来ました荒田智之です。J1昇格、J2優勝を目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
●武田英二郎選手:
「こんにちは。横浜F・マリノスから加入しました武田英二郎です。ポジションは左サイドバックです。自分の持ち味は左足のクロスなので、そこを見てほしいと思います。一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします」
●佐藤祥選手:
「こんにちは。アカデミーから昇格したMFの佐藤祥です。背番号は25番です。生まれ育った町のフクアリのピッチでお世話になっているジェフに恩返しができるように、早く活躍したいです。以上です」
●井出遥也選手:
「こんにちは。アカデミーから昇格したMFの井出遥也です。アシストだったりゴールすることを見てもらいたいと思っています。これからよろしくお願いします」
〜新ユニフォームの発表時にモデルとなった選手のコメント〜
●佐藤勇人選手:
「新年明けましておめでとうございます。ここ数年アウェイであまり結果が出ていなかったですけど、今年はこの(2nd)ユニフォームでしっかりと結果を出して、みんなで最終的に喜び合えたらいいかなと思います。今年も1年、よろしくお願いします」
●米倉恒貴選手:
「明けましておめでとうございます。今年は質の高い選手がたくさん揃ったと思うので、個人としてもチームとしても成長できるように頑張っていきたいと思います。本当にJ1昇格できるように頑張るので、応援よろしくお願いします」
●岡本昌弘選手:
「明けましておめでとうございます。岡本です。今年もチーム全員で全力で結果を出せるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。よろしくお願いします」
〜質疑応答〜
Q:(メディアから)神戸テクニカルダイレクターに補強の関係でうかがいたいのですが、外国籍選手は今のところオーロイ選手しか登録されていないんですが、今後の補強の予定はどうか。それから木山監督にお聞きしたいのですが、今年の目標はJ2優勝ということなんですが、さらに来年、再来年についてJ1に上がったあと、こういうような形で目標に持っていきたいというところがあれば、教えていただきたい。
●神戸清雄テクニカルダイレクター:
「今年、このメンバーを見てもらえばオーロイしか外国籍選手が残っておりませんが、これで終わりではありません。移籍のウインドーは3月末まで開いております。今、候補は何人かいるんですが、ここ数年、なかなか外国籍選手が当たらなかったということもありますので、焦って獲るつもりもありませんし、やはりじっくり我々のチームにフィットできる選手、あるいは我々の弱点を十分補強できる選手を獲得したいと思っております。監督ともこのへんについては十分話をしました。やはり外国籍選手はもちろん助っ人として大事なんですが、まず日本人できちっとベースを作ると。そのうえで外国籍選手の力を利用するっていうのも変ですが、外国籍選手の力をさらに加えて、より強力な編成にしてというふうに考えています。ですから、そこの補強についてはまだ今後も続けていくつもりです」
●木山隆之監督:
「2013年以降の目標についてですが、J2を優勝するということの意味について、やっぱり考えないといけないと思うんですけども、ここ数年J2から上がって、なおかつ優勝して昇格したチームの成績を見ていただけると、もうこれはJ2で優勝するということは即J1で上位を争うということになると思います。その中で、ただ、まあ、そうはいっても当然1年で落ちてくるわけにはいきませんので、その中で最低2013年に関しては10位以上を目標にしています。一桁(の順位)ということです。そして2014年に関してはACLの出場権を獲る。その2年間の間でJリーグのリーグ戦を含めてですけども、カップ戦、ヤマザキナビスコカップを含めて一つタイトルを獲りたいと思っています」
Q:(サポーターから)山口選手、お帰りなさい。ご無沙汰です。非常に期待しているんですが、ジェフに戻ってくるに至った決意、そして改めて報道等では複数年契約と言われていますが、今後のサッカー選手としての人生をこのジェフというクラブでどういうふうに実現していこうと考えていらっしゃるのか、ぜひお話しいただければと思います。
●山口智選手:
「報道とかではいろんなことが飛び交っていて、ここではお話しできないこともありますし、ここで言ったら1時間ぐらいかかるとも思うのであれですけども。自分の中でこのタイミングでオファーをいただいて、ジェフが苦しんでいる、J2でいいところまでいきながら最後、J1昇格を逃している現状を踏まえた中で、社長をはじめ神戸さん、木山さんに熱心に誘っていただき、自分の中でもチャレンジしたいっていう思いが強くなりまして、大きな目標であるJ1に昇格するというハッキリとした目標があるし、その先につながる土台というか、中で力を出してほしいというのはすごく言われまして、ボクの中ではそこが一番大きくて、本当に昔、高校時代からお世話になっているクラブですし、まあ、移籍してからもやっぱり気になっていましたし、こういうタイミングでお話をいただいたというのがすごく大きいです。今後、どう考えているかっていうのはまだ分からないですし、とにかくこの1年で結果を残すっていうことだけしか僕の中では考えていないので、とにかく必死に1日1日を大事にやっていきたいなっていう思いしか今はないので、またそれをグラウンドで表現して、みんなに言葉じゃなくて逆に何か感じ取ってもらえるような1年にしたいと思っているだけですね。その先につながるような1年にしたいとは思っています」
Q:(サポーターから)アビスパから来られた田中選手におうかがいします。田中選手はアビスパでJ1昇格、昨年はJ2降格になってしまいましたが、アビスパがJ1に昇格で来た要因と、去年、特に序盤がそうですけど、非常に苦しい戦いになってしまった原因、それから外から見ていてジェフがなぜ上がれないのかということについて、率直に語っていただければと思います。
●田中佑昌選手:
「アビスパが昨年J1に上がれたのはやっぱりチームとしてみんながまとまって、1年間通して戦えた結果じゃないかなと思います。あと、千葉が何で上がれないかは、まあ2年間見ていたんですけど、最後のほうでやっぱりちょっと失速しちゃったんで、まあ、そこをなくせれば上がれると思うので、はい、今年は力を出して頑張りたいと思います」
Q;(サポーターから)木山監督にお聞きしていいのか分からないのですが、先日、Jリーグ経験のある監督と少しお話をしたのですが、今後、10年、20年、観客動員をアップするためには地元の市立船橋とか流経大柏といった高校の選手を獲ることもやはり重要じゃないかという話になったのですが、そのへんをどう強化していくか、言える範囲で教えてください。
●木山隆之監督:
「言える範囲でお答えしたいと思います。私自身も育成に携わっていた時間がありまして、クラブがやはり継続的に強くしていくためには地元の選手、特にアカデミーの選手だったり、当然、千葉はこれだけの人口を抱えている都市でもありますし、そしてサッカーも非常に盛んな土地です。ですから、アカデミーだけでなく強い高校が当然たくさんあると思います。そういうところから選手をできるだけ多く加入させていくというのは、これは地域から愛されるという点においても大事なことだと思っています。ただし、じゃあ、それで全てチームをまかなっていけるかというと、そういうわけではないと思います。例えばバルセロナをしてもいろんな地域から連れて来てアカデミーにそういう選手を小さい頃から入れて、いろんな国の選手もいますし、本当に強いチームを作ろうと思った時には当然そこにいろんな血を入れていかないといけないという作業が出てくるので、そのへんが非常に難しいところだと思いますけれども、基本的に地域から出てきた選手がベースになっていくということが一番チームにとって重要なことであることは間違いないと、そういうふうに思っています。そうなれば、ジェフもそういうふうになっていければいいんじゃないかというふうに思っています」
以上
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■FUJI XEROX SUPER CUP 2012
2012年3月3日(土) 13:35キックオフ/国立
柏レイソルvsFC東京
※詳細は【こちら】
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