本日、千葉市内にてジェフユナイテッド千葉の新体制発表会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
☆千葉:2012 シーズンシート発売中! 2月2日締切
☆2012シーズンもスカパー!はJ1・J2リーグ戦を全試合放送!
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●島田亮 ジェフユナイテッド株式会社代表取締役社長:
「皆さん、こんにちは。ジェフユナイテッド代表取締役の島田です。昨年はたいへんお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
まずは本日、お忙しい中お集まりいただきまして、たいへんありがとうございます。また、メディアの皆様方もお忙しいところお集まりいただきましてありがとうございました。
昨年は我々、目標を成し遂げることができずに本当に大変申し訳ございませんでした。そして、その経験、反省をもとに新しい監督、そして新しい戦力を迎えまして2012シーズンがスタートするわけでございます。今日はそのご説明、そして新スローガンの説明をさせていただきます。
まずクラブビジョンである『ジェフユナイテッドライフの実現』というものを実現するために、魅力あるクラブづくり、そしてホームタウンとともに歩むクラブ作りに今年も邁進してまいります。特に今季に関しましては、ホームタウンとともに歩むクラブということで地域密着、地域の皆様と共にということで一番に考えてやっていきたいというふうに考えています。ホームタウンの皆様が魅力を感じ、誇りと思っていただけるような魅力あるクラブにしていきたいなと思っていますし、またそのためにホームタウン、地域に我々がいろいろと関わっていくということを中心にした事業運営というものをやっていきたいというふうに我々は考えています。J2・3年目ということになりますと、現実的にはシーズンシート、年間チケットの販売に関しましても、あるいはスポンサーの営業活動に関しましても、また、本日は多くメディアの方にお集まりいただいておりますが、メディアの露出という面に関しましても、非常に厳しい状況であるということは、我々は認識しております。その上で、営業活動、広報活動を前年以上にやってまいる所存でございますので、ぜひよろしくお願いしたいと思っております。
そして、新スローガンの説明ですが、この2年間、なぜJ1に昇格できなかったのか、昨年末に報告会という形で(サポーターに)お話をさせていただきましたが、クラブの中でいろんなことを議論させていただきました。そして、それを払拭し、J1に昇格したい。そして、その後、いいクラブになりたい、魅力あるクラブになろうということを掲げたうえで社員と関係している人たちで議論に議論を重ねて考え抜いたスローガンでございます。『奪還』はこの2年間、2年間だけではないかもしれませんが、敢えて言いますとクラブが失った皆様からの信頼、信用、そしてクラブの魅力を取り戻そうという決意の表れでございます。そして『脱甘』は文字通り甘えから抜け出すということです。昨年末に私からご説明させていただきましたが、やはりいろんな意味で甘さがあるというふうに認識しておりまして、それを脱していこうと、言葉通り妥協せずやっていきたいという意味合いを込め、我々自身甘さを認識し、そこから脱していきたいというものを敢えて言葉にし、掲げました。文字だけに、言葉だけに終わらせることなく妥協せずにさまざまなことに取り組み、必ずや目標を果たしていきたいというふうに思っています。
昨年末にいろいろと申し上げましたが、それは特にピッチ上だけではないです。いろんなことを含めて、今日、これから紹介させていただく選手たち、どういう選手を揃えるかということに関しても妥協なくやってきた結果で進んでおりますし、まだまだ妥協するつもりはございません。これは私がいろいろしゃべる話ではなくて、神戸(清雄テクニカルダイレクター)や(木山隆之)監督の話を聞いてもらった方が分かりやすいと思いますので、これくらいにします。この『奪還』『脱甘』という言葉のもとに今年は本当に信頼、信用を取り戻し、妥協することなく甘さから抜け出すということをやっていけば、必ずや、この言葉にはないですけど、J2の冠を取って奪還というそういう字もありますけど、J1昇格という目標が達せられて、それでJ1昇格だけではなくて、これも後ほど話をさせていただきますが、本当に魅力のあるクラブでトップのリーグで結果を残し、魅力あるクラブと皆様に認めてもらえるクラブを目指していきたいというふうに考えておりますので、このスローガンのもとで頑張ってまいりますので、今シーズンもよろしくお願いしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」
●神戸清雄テクニカルダイレクター:
「皆様、こんにちは。テクニカルダイレクターの神戸です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨シーズンもJ1に昇格することができず、皆様には大変申し訳なく、お詫び申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。にもかかわらず、本日、これだけ多くの方に会場に足を運んでいただきました。本当にありがとうございます。今シーズンの期待、そして皆様の熱意というものがヒシヒシと私のほうに伝わってまいります。メディアの方も多く集まっていただきました。本当にありがとうございます。
昨シーズンの反省につきましてはオフィシャルサイトなどですでに説明をさせていただいていると思います。この2年間の反省をもとにジェフユナイテッドは魅力ある攻撃サッカーを目指して戦っていきたいと思います。もちろん攻撃的サッカーでは非常に漠然としておりますが、皆様のお手元にある資料に書いてあります。それだけで表現できるものではありません。言葉で表現するのは簡単ですが、今シーズン、ピッチで繰り広げられる我々のサッカーをご覧いただければ分かると思います。
また、昨年できなかった若手の育成、勝利に必要なチーム内の競争、勝利へのこだわりを実現するため、それが実行できる監督、選手を今シーズンは招聘いたしました。木山監督の招へいについての詳細は(クラブのオフィシャルプログラムの)『UNITED』の1月号にも掲載されております。木山監督はジェフユナイテッドの目指すサッカーを具現化できる監督だと私は思っております。若いながらもユース、大学、そしてJ2のカテゴリーで監督経験があります。もちろん実績もあります。また昨年はJ1の清水エスパルスでコーチを務めてまいりました。さらにアカデミーへの理解、クラブの方針等にも共通の理解があり、若手の育成にも定評があります。もちろんJ1昇格というすごいプレッシャーの中で戦うわけですから、プレッシャーがないはずがありません。彼は非常にポジティブな考え方の持ち主です。そのプレッシャーを力に変えて、選手、そしてチームを成長させてくれることと思います。昨年、監督を招聘することを決めてから、いろいろと話をしました。もちろん2012年の目標というものはJ1の昇格であります。そしてJ1で戦える、J1でも通用する攻撃的なサッカーをやはり1年1年構築していく、その最初の年だと思っております。
そのために今シーズンは昨年の課題を補うための補強、そして2、3年後、J1で我々が戦っていける、J1のジェフの中心となって戦っていける選手たちを補強いたしました。例えば得点力を増すために攻撃陣に厚みをつけました。精神的に支柱になれるようにリーダーシップを持った選手、そしてJ2の厳しい戦いを乗り越えられる選手を補強したつもりです。ポジション的にもDF、MF、そしてFWとバランス良い補強ができたと思います。若手、中堅、ベテランと年齢的なバランスも非常に良い補強ができたと私は思っております。また、今シーズンも昨年からチームを見ているコーチが2名(志垣良コーチ、芦川昌彦GKコーチ)残ります。そのコーチとともに、木山監督と気心が知れたコーチ(木澤正徳コーチ、北原次郎コーチ)も招聘しました。木山監督のサポートを十分果たしてくれるコーチングスタッフだと思っております。
魅力ある攻撃的なサッカーと申しましても、簡単に実現できるものではないと思っております。一つひとつ、やはり積み上げていくことでJ1のステージというものが手に入るものだと思っております。皆様に応援していただける魅力あるチーム、皆様に楽しんでいただけるような攻撃的なサッカー、これをスタッフ、選手とともに取り組んでまいりたいと思います。どうぞ今シーズンもご声援のほど、よろしくお願いいたします。
(コーチングスタッフの紹介の際に)木澤コーチは1994年までジェフユナイテッドの選手としてプレーをしておりました。また木山監督が水戸ホーリーホック時代に監督だった時に一緒にコーチを務めておりました。北原コーチは昨年、木山監督と一緒に清水エスパルスでコーチを務めておりました。また、分析のほうも担当しておりました。大塚俊介コンディショニングコーチは、昨年はロアッソ熊本でフィジカルコーチを務めておりました」
(2)へ続く
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■FUJI XEROX SUPER CUP 2012
2012年3月3日(土) 13:35キックオフ/国立
柏レイソルvsFC東京
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2024年11月30日(土)14:00 Kick off