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【松本山雅F.C.:Jリーグ入会おめでとう】Jリーグ昇格記者会見での出席者コメント(11.12.12)

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本日、松本市役所にて松本山雅のJリーグ入会審査結果連絡と記者会見が行われました。記者会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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●大月弘士・株式会社松本山雅FC代表取締役社長:
「16時37分に、Jリーグチェアマン大東和美さんより、『松本山雅のJリーグ入会に関して、理事会全員一致で承認を認められた』旨のご連絡がありました。チェアマンからは『サポーターがものすごく熱い松本が、Jリーグに入会することでリーグにも刺激がある』とお褒めの言葉をいただき、『その熱いサポーターのためにも素晴らしいクラブを作っていただきたい』とご指導がありました。この(Jリーグ昇格のための)プロジェクトが発足して8年目のこの年に、夢の舞台に立てる。そしてこれからがまさしくスタート地点に立ったということで、身の引き締まる思いで一杯でございます。今まで携わっていただいた全ての方に感謝を申し上げると共に、今一度Jリーグでさらで成長出来るクラブを作るために皆様方のご支援を賜りたい」

Q:Jリーグ入会の承認を受けて、改め一言。あと今後の抱負をお願いします。

大月社長:
「正直チェアマンから連絡が入り報告を受けた後、八木副社長、加藤監督、外で待っている社員の皆と握手をした時は今まで苦しかったことも多かったので、グッとくるものがありました。本当にこういった機会を大事にして、これからもクラブ運営に携わっていきたいと思います。先ほど、チェアマンから受けたことをご報告致しましたが、熱い熱いサポーターのためにもしっかりしなければならないということと、市長さんにもご報告致しましたが、この地域の人のために、我々の企業理念である『未来への夢と感動にチャレンジ』というように、地域の皆様に愛されるクラブを目指し、全国に信州・松本を発信していきたいと思います」

八木誠副社長:
「今思い起こすと、2004年に(プロジェクトを)始めたころというのは、全くお金もなく、人もいない。施設も何もない。全てがない素人集団が始めたことですので、8年かかってここまで来たのは感慨深く、感動的な瞬間でありました。私たちのクラブというのは発足当時から一貫して、サッカーをするという文化よりも、見る人たちの文化を徹底的に追及しようということで、サポーターの皆さんあってのクラブを念頭に掲げて終始一貫やって参りました。その結果が、あのスタジアムを見て分かるように、あれだけ大勢の人々が見に来て下さる。そういう光景が今あるということが本当に嬉しく思います。ただJリーグに入会することは私たちの目標の一つであって、永遠の追い続ける目標は『あのスタジアムに常に満員になって、地域の人たちにもっと強く愛される、強固なクラブ』というのが念頭にあります。これからまだJ2から更に世界に向かっての道が開けているサッカー。私たちはそういうものをずっと追い求めてこれからもやっていきたいと思います。いずれにしても今日ここで承認いただいて、社長・監督とも同じ気持ちなんですが、山雅を愛して下さる山雅ファミリーに、逆に『おめでとうございます』と言ってあげたいと思います」

Q:来季の目標は?J1昇格への道程は?
加藤善之監督:
「現時点では、(山雅は)Jリーグの中で40番目に位置するクラブということ。これはチームの強化もそうだが、組織面の強化も引き続き強くしていかないといけない。今までやって来た事をしっかり継続して、更にJ1で戦えるクラブにしていくということが、クラブとしての大きな課題だと思います。そういった中では今、いつJ1にということは明確にお話する事は出来ませんが、一日でも一年でも早くJ1を目指せるようなチームになりたいと思いますし、そのためにはまだまだクラブとしてやらなければいけないことはたくさんあり、具体的に言うとやっぱりサッカー環境の整備や経済力など。J1クラブの規模に早く追いつかないと、仮に上がったとしてもまた1年で落ちてくるエレベータークラブになりかねないので。まずはチームの基盤をもう一回整備して、J1で戦えるチームに作り上げることがこれから重要になってくると思います」

以上
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