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【第91回天皇杯 2回戦 横浜FM vs 讃岐】プレビュー:JFL讃岐をホームに迎える4連敗中の横浜FM。『弱気の虫』を封印し、堅守復活が勝利のカギ(11.10.11)

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10月12日(水)第91回天皇杯 2回戦 横浜FM vs 讃岐(19:00KICK OFF/ニッパ球)
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★第91回天皇杯特集
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現在J1リーグ戦4位の横浜F・マリノスが2回戦から登場。ホームのニッパツ三ツ沢球技場に、JFL9位のカマターレ讃岐を迎える。

「次のリーグ戦、天皇杯に向けて切り替えたい」
大雨の中、延長戦の末に逆転負けを喫した5日のヤマザキナビスコカップ準々決勝・鹿島アントラーズ戦後、横浜FM兵藤慎剛はそう言った。切り替えるための戦い――。それが今回の横浜FMのテーマだと言えるだろう。

横浜FMは、9月24日のベガルタ仙台戦からJ公式戦4連敗中。その内訳は仙台戦1−3、同28日ヤマザキナビスコカップ 2回戦第2戦・川崎フロンターレ戦2−3、10月1日アルビレックス新潟戦2−4、そして前記の鹿島戦が2−3。その4試合で、合計13失点を喫している。今季それまで築き上げてきた堅牢な壁が、もろくも崩れてしまうゲームが続く。

先の新潟戦や鹿島戦では、最初の失点後に守備ラインが下がり出してしまい、相手の攻撃を跳ね返すことで必死に。だから、いい攻撃に繋がるビルドアップがままならない。
「最近、点を取られて負けているシーンがみんなの頭の中にあるのか、失点後、そこから巻き返すようなプレーとかが減っていたかなと思う」
そう話すのはGK飯倉大樹。顔を出し始めた「弱気の虫」を駆除するためにも、カテゴリーが2つ下の讃岐には負けられない。「切り替える」ためにも立ち上がりから飛ばして、快勝を狙うに違いない。

逆に讃岐としては、横浜FMに潜む「弱気の虫」を呼び覚ましたいところ。そのためには守備が粘って、先制点を奪うことが最大のポイントになるはず。
ただ、10月2日のJFL・アルテ高崎戦(3−1)で讃岐は開始2分に失点、3試合連続でセットプレーからの失点が続いていることからも、守備で集中力を欠く時があると察しがつく。DF神崎亮佑(01〜04年川崎F在籍)が要となる4バックが、J1チームの攻撃にどこまで耐えられるだろうか。
攻撃のエースは西野泰正。01〜06年まではジュビロ磐田在籍(05年は清水エスパルスへ期限付き移籍)、07〜10年まで京都サンガF.C.でプレーし、今季から加入した29歳のFWだ。183cmの長身ながら足元のプレーに長けており、JFLではチーム最多の8得点をマーク。前線から相手ボールを追うハードワークでも貢献度が高い。

もう一人、攻撃の起点になりそうなのは右DF吉澤佑哉(05〜07年鹿島在籍)。もともとは中盤の選手であり、攻撃参加が得意。先のアルテ高崎戦でも豪快なミドルを突き刺している、右サイドの“弾丸”だ。
彼ら2人が絡む攻めが、横浜FMのDF陣を慌てさせることができればチャンスは広がる。

今年の天皇杯でも、横浜FCが松本山雅に0−2で敗れ、大宮アルディージャが福岡大にPK戦の末に敗戦を喫するなど、ジャイアントキリングが起きている。要は横浜FMにも絶対に勝てる保証はどこにもない。“一発勝負”の天皇杯では特に、勝負は蓋を開けるまでわからない。

以上


2011.10.11 Reported by 小林智明(インサイド)
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