10月8日(土)第91回天皇杯 2回戦 愛媛 vs 琉球(15:00KICK OFF/ニンスタ)
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★第91回天皇杯特集
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3年ぶりとなる天皇杯初戦の突破。今回、愛媛がニンジニアスタジアムにFC琉球を迎える天皇杯2回戦では、それが最大の目標となる。3年前の2008年には佐川印刷SCを下して3回戦を突破。過去、2007年には浦和、横浜FCのJ1勢を連破。川崎Fとの準々決勝まで駒を進めた。あれから4年の月日が経ったが、バルバリッチ監督が就任してからは初戦がJ2勢との対戦に変わったとはいえ、昨年、一昨年と初戦で敗退。3度目の正直となる今大会では、まずはJFL7位のFC琉球とのカードになった初戦突破がノルマになる。
しかし「僕らが浦和に勝った時のように、カテゴリーが下の相手との対戦はやりにくい」と大山俊輔は語るが、情報が少ない中での一発勝負には何が起こっても不思議ではない。ましてや、FC琉球にはJを知り尽くしたベテランも多い。杉浦恭平は「我那覇(和樹)さんは川崎時代によくしてもらった先輩の1人。ポストプレーはおさまるし、シュートも上手い。そこを押さえられるかが鍵」と相手のエースを警戒する。また、大野和成は「寺川(能人)さんは経験があるし、落ち着いて中盤でつなげる選手」と新潟時代の先輩で、現在はFC琉球の中盤を支えるキーマンの名前を挙げた。他にも永井篤志や永井秀樹ら、サッカーファンなら誰もが知るベテランならワンプレーで仕事ができる。一瞬の隙が命取りになる、それがトーナメント戦の現実でもある。
だからこそ、愛媛はポゼッションをして主導権を握り、先制点を奪って優位に試合を進めなければならない。その中で、いかにしてFC琉球の最終ラインを突破するかがこの一戦の課題でもある。J2リーグ戦では直近の6試合で2得点の愛媛。大山は「サイドから中に入ってゴールを狙い、外でも中でも両方で仕事ができるようにならなければならないけど、シュートを打つまでにパスコースを探して迷うこともある」と語るが、判断を誤り攻撃が遅れてしまうとゴールは遠のく。焦って不用意なパスミスを犯してしまうことは避けなければならない。しかし、両サイドバックも含めてピッチの幅を使い、なおかつアグレッシブに仕掛けて早い時間に先制点を奪うことがこの試合のポイントだ。
しかし、繰り返しにはなるが愛媛にとっては必ず突破しなければならない今回の天皇杯初戦。勝ち進んでJ1勢との対戦を目指すという目標もあるが、4試合勝利から遠ざかっているリーグ戦に勢いをつけるためにも勝利が必要だ。「千葉戦も勝ててはいないけど、いい時間帯はあった」と杉浦は振り返るが、リーグ戦でもその内容を勝利に結びつけるためのきっかけにしたい天皇杯。愛媛のサポーターにとってニンスタでは8月6日の富山戦以来、勝利を味わっていない状況でもある。来週16日、熊本を迎えるリーグ戦のホームゲームを前に、ここで区切りをつけたいところだ。秋晴れが予想されるニンスタには、「天皇杯」と「FAシルバーカップ」も登場。スタジアムではリーグ戦とは一味違う、カップ戦の醍醐味が味わえそうだ。
以上
2011.10.07 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
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