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【ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 G大阪 vs 磐田】レポート:ディフェンディングチャンピオンを破り、G大阪が3年ぶりの準決勝進出(11.10.06)

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10月5日(水) 2011 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝
G大阪 3 - 1 磐田 (19:03/万博/4,112人)
得点者:7' 那須大亮(磐田)、43' 佐々木勇人(G大阪)、67' ラフィーニャ(G大阪)、76' オウンゴ−ル(G大阪)
ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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先発を予定されていたガンバ大阪のMF明神智和が、ウォーミングアップ中に右太ももを負傷。急遽、MF橋本英郎が今季初スタメンを飾ったG大阪。日本代表戦で離脱しているMF遠藤保仁、FWイ・グノ、ケガで離脱中のDF加地亮の抜けたポジションに入ったMF佐々木勇人、FW平井将生、DF高木和道の3選手を含めて、直近の浦和戦から4選手を入れ替えてのヤマザキナビスコカップ初陣となる。
対する磐田も直近の山形戦から3選手を入れ替えての戦いに。ここ最近の磐田の中盤の核とも言うべき存在だったMFロドリゴ・ソウトの欠場が攻守にどのような影響を及ぼすのかに注目が集まる。

心身両面での支柱であるMF明神の急な欠場も影響もあったのだろう。何とも言えない重い空気を漂わせながら、テンポの上がらない立ち上がりになったG大阪。
「前半は思った以上に、みんなの距離感がいつもと違った。メンバーもいろんな動きがある中で、FW同士、中盤同士、サイドバックにも(高木)和道が入ったりということもある中で、距離がうまくつかめず、ボールを出そうと思っても出すところがなくて…という状態が長くて難しい展開になってしまった」とはボランチを預かったMF橋本の言葉だが、その通りでちぐはぐさが否めない展開に。そんなG大阪の流れを見逃すことなく、磐田は7分という早い時間帯に先制点を手に。左コーナーキックの場面、ショートコーナーでMF山田大記からのパスを受けたMF小林裕紀が左サイドからクロスをあげると、中央でMF那須大亮がきっちりと頭で合わせ、幸先よくゴールを奪い取る。
だが、これで目が覚めたのかG大阪も徐々にペースを奪回。お互いの距離の修正を図ることで少しずつパスが繋がるようになり、また前線の2トップにもボールが収まりはじめ、そのセカンドボールを拾える回数も増えたことで、ゴールの匂いを漂わせ始める。そんな中、前半終了間際の43分にはDF下平匠からのパスを受けたMF佐々木が豪快なミドル弾で同点に。その直後にもFWラフィーニャからのパスを受けたMF二川孝広が個人技でエリア内に持ち込みながらシュートを狙うが、これはわずか右へ。逆転こそならなかったが、試合を振り出しに戻して後半を迎える。

後半もG大阪ペース。前半の途中から相手の攻撃を受けに回ってしまい、得意のサイド攻撃も形を潜めた磐田に対し、G大阪は直近の浦和戦同様に、攻守に圧巻の存在感を示したMF二川をはじめ、MF橋本英郎、MF武井択也といった中盤を預かる選手たちが全体をうまく落ち着かせながら、かつ攻守に連動しながら攻勢に試合を運ぶ。加えて、FWアフォンソが59分からピッチに立つと、彼が前線で示した運動量が攻撃を活性化。67分にはそのFWアフォンソからの絶妙なスルーパスを受けたFWラフィーニャのゴールで逆転に成功すると、76分にもMF二川の左コーナーキックからの展開が磐田DFのオウンゴールを誘い3-1と磐田を突き放し、試合を決めた。

この結果、昨年のヤマザキナビスコカップの覇者・磐田を破ったG大阪は、08年以来3年ぶりの準決勝進出。4年ぶりの決勝進出をかけて10月9日には埼玉スタジアムにて、浦和との準決勝を戦う。

以上


2011.10.06 Reported by 高村美砂
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