10月1日（土） 2011 J2リーグ戦 第30節
東京Ｖ 0 - 0 栃木　（16:04／味スタ／4,311人）
スカパー！再放送 Ch183 10/3（月）後11:00〜
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●川勝良一監督（東京Ｖ）：

「前半、決定機というか、良いゲームコントロールの仕方で、そこで点を取れないというのが今日の試合の結果にも相当響いている。河野とか菊岡の風邪とかもあって、両サイドは1試合もつかどうか多少あった。ただ、それよりも河野がちょっと早くアウトになって、少し後半サイドが機能しなかったりとか、相手もちょっとワイドが中に入って2トップの後ろを少し埋めたりしてきた。ウチはそこは外を使いたかったんで、中をできるだけ混雑させないように張らすつもりだったけど、ボールを拾う回数が単純に若干減ったりで、後半の攻撃の、終盤以外で言うと、20分ちょっとはあまりテンポが良くなかった。ゲーム自体、一番大事な、チャンスがある時にどれだけモノにできるかとか、そういうところを90分同じ状態でプレーするというのはやっぱり難しいので、そこは選手ももう一回、チャンスの時の決定力というか、精度をもっと上げていくと。全体的に2試合続けて0で抑えたけども、結果が出ない、勝点1というのはウチにとっては痛いので、非常に悔しいです」

Ｑ：攻めても攻めても相手のセンターバックに跳ね返されるという時間帯もありましたが、あそこで背の高い巻選手を使うという考えはなかったのですか？
「それはいろいろ考え方あるのでね。たとえば前半、下で攻めているという状態を後半ある程度維持しながら、それでもっていう時に、巻はそれほどコンディションは悪くないけども、普段の練習試合とかいろんなのを見ながら、時間とか状態とか、もっと上がってくれば当然プレー時間とか変えられる。終盤にヘディング競り勝っているシーンでも、たとえば相手のセンターバックがもうちょっと元気な時だったらジャンプ力違うしね。ウチの選手もやっぱりセンターバックは足がつっているし。だから、そういう時間だけのシーンを単純に見て、もうちょっとというのは、基本的に現場側からすると結果論。リアルタイムの時は、そういう逆転現象も当然利用できるけど、それが長い時間どうかといのは、もうちょっとコンディションを上げてくれて、最低でも潰れてくれるとか、ポストプレーの精度とかそういのが上がらないと、逆に全体の歯車が狂ってしまう。全員がパワープレーに意識がいくと、ウチの形ではないし。もうちょっとかかると思います」

以上