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【J2:第30節 京都 vs 水戸】プレビュー:今月は西京極で怒涛のゲームラッシュ! 水戸を迎えての緒戦。京都は前節をステップアップにさらなる飛躍を目指す!(11.10.02)

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10月2日(日)J2 第30節 京都 vs 水戸(13:00KICK OFF/西京極チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch183 後00:50〜
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10月は西京極祭り! 今節の水戸戦を皮切りに、天皇杯(10日)、徳島戦(16日・日)、札幌戦(19日・水)、湘南戦(29日・土)と西京極で5試合も行われる。対戦カードもここが天王山、という絶好のものばかり。今月は是非、この西京極、怒涛のビッグマンスを満喫あれ!

その京都。アウェイ連戦を無傷で帰還。しかも、千葉戦では、無敗・フクアリという聖地で破っての勝利。後半の千葉のパワープレイの圧力は「凄まじい」の一言。それに対し、最後まで集中を切らさなかった京都の守備陣の奮闘もまた「素晴らしい」の一言だ。
後半の戦いは伏線もあった。まず攻撃陣。最後まで点を取る意識を持ち続けていたこと。あれだけロングボールを放り込まれると、クリアをし、態勢を立て直すことばかりになりがち。だが、それをカウンターにして最後まで千葉ゴールに迫っていた。この意識変化は大きな前進だ。
「押込まれても前に出ていけたのは良かった。相手がロングボールを入れてくるので押込まれるのは仕方がない部分もある。そこから、また挽回して相手陣内でサッカーできたのは良かったんじゃないか」、と中山博貴が振り返る通りの大いなる前進だった(大木武監督は中山の運動量を「尋常じゃないくらい走っている」と評価していた)。

そして守備。「中継じゃ分からなかったかも知れませんが、ボールを前に出した後、ラインを一気に押し上げることで相手選手が6枚くらいかな、それぐらい置き去りにしていましたね」と大木武監督は守備陣の切り替えの速さについて明かした。押込まれ、そのまま下がってしまうのではなく、ボールを前に送れば、強くラインを押し上げる。
守備も攻撃も、これまで、課題と言われていたことに選手がチャレンジしていた結果だったのだ。そして、その取組みの結果、無失点で抑え、「自信」という大きな一歩を踏みこむことができたのである。

間違ってならないのは、これで京都が一気に強くなったわけではないこと。大木監督が囲み取材で「押込まれても、もう一度押し返すことができた。もう少し自分たちで主導権を握る様になればもっと良かったかな」と口にしたが、前半と後半を通じて主導権を握ることがベストである。千葉戦は、そのベストに向かって一つ前進したということで、それをさらに、後半も、前半同様に主導権を握り続けられる様に、1試合1試合集中してサッカーをする、ということだろう。
とはいえ、果敢にチャレンジしての勝利。今月の西京極祭りへ、大いに期待できる状態に持ち込んでくれたこと、素直に感謝―、である。

対戦相手の水戸。忘れもしない開幕戦で苦杯をなめた相手だ。あれからチーム状況は互いに変っている。水戸は鈴木隆行が加入し、ロメロ・フランクがチームにフィット。吉原宏太も戦列に戻っている。前節の大分戦は連戦を考慮し選手を大幅に入れ替えた。それが選手のモチベーションを上げ、アグレッシブな戦いを展開。ここ2戦、引分が続いているが調子は上向きとみていいだろう。引いて守りを固めることなく、前線からプレスをかける守備を基本としている。試合の入り方がまず見どころとなる。

ただ、京都は相手がどうであれ、自分たちのサッカーをするだけである。森下俊は「自分らのサッカーが出来れば負けることはない」と力強く語った。今、チーム全体にこの雰囲気が高まっている。「(チームは)纏まっているし、一つの方向に向かっている感じがする。アツ(中村充孝)とか、みんながチームを盛り上げてくれるし、自分らは(その気持ちに)応えるだけ。チームを代表してプレーするという気持ちです」(森下)。自分たちのやっていることを信じ、チームと共に。これが土台である。その土台の上で、千葉戦の様に、向上を目指しチャレンジし、結果を求めていく。それだけだろう。

今節、センターバックに入っていた安藤淳が出場停止。そこに誰が入るのかもポイントにはなるだろうが、それ以上に大事なことは、「今節の勝負に勝つ!」というその気持ちの全てをプレーで表すことだろう。誰が出ようが、その選手を信じるのみ、である。今、眼前の勝負に全てをかける。そんなタフなゲームを期待したい。

いよいよ始まる10月の西京極祭り! その緒戦です。是非、多くの方に観て頂き、京都に期待の声をかけて頂ければ…。どうぞ、お願いいたします!

以上


2011.10.01 Reported by 武田賢宗
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