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前回対戦から2週間あまりしか経っていない。第27節、富山と対戦した湘南は、前半のうちに2点を先制されるも後半に逆転し、3−2で勝利を収めた。勝ち切れない試合が続いていたなかで、6戦ぶりとなる待望の白星だった。その後、水戸にもホームで勝利したものの、前節はアウェイで鳥栖に敗れた。今節は、まだ記憶に新しい富山をホームにて迎え撃つ。
「勢いと活動量のあるチーム」富山との一戦を振り返り、坂本紘司は印象を語った。
「前半ハイペースで富山が来て、うちは出足で負けて押し込まれてしまった。自分たちのミスから失点したが、ボールを奪ってからの攻めも速かった。同じような失点を繰り返さないようにしなければいけない。90分、うちのゲームをしっかりやって勝ちたい」
同じ過ちを繰り返さないようにと、同様に口にしたのは右サイドバックの臼井幸平である。
「2点を先制され、厳しい展開になってしまった。前回の対戦を踏まえ、相手を理解して戦うことが大事。僕らは勝たなければいけない状況だし、それをどう表現して勝ち切るか。富山戦で3点奪ったことをポジティブに考えてやってきたし、攻撃的なうちらしいサッカーを見せたい」
臼井はそのアウェイ富山戦で反撃の口火を切るゴールを挙げている。相手から前回以上にマークされることだろう。むろん本人もわかっている。
「警戒されると思う。でもそのうえで、人一倍動こうとする姿勢を出すなどして打開したい。前回の攻撃のいいイメージをそのままに、絶対に勝ちたい」
対する富山は、湘南戦の黒星のあと、アウェイで栃木を2−1で降し、前節はホームで京都に1−1で引き分けている。湘南戦でも鮮やかなゴールを沈め、9得点で現在チームトップスコアラーの黒部光昭を柱に、機動力を駆使して圧力をかけてくる。常と変わらぬことだが、攻守の切り替えは両者においてポイントとなろう。自分たちの時間帯も大事にしたい。
一方の湘南は今節、アジエルが前節鳥栖戦の退場を受けて出られない。かたや前節の出場停止が解ける坂本は、背番号10の不在についてこんなふうに語った。
「たしかに攻撃のアクセントとなるアジエルのパスはないかもしれない。でも相手の嫌なスペースに何度も動くとか、その1本のパスで崩す以上に相手の脅威になれることは十分にある。相手が嫌になるぐらいの活動量をチームとして出していけば、自ずとうちのサッカーはできるはず。チームのストロングポイントが少なければ当然研究されて抑えられてしまうが、それぞれを活かしながら攻撃のバリエーションを増やしていけば強みになる。チームのプレーの幅を広げるためにも、いいゲームをしたい」
第27節アウェイ富山戦に3得点で勝利した湘南は、続くホーム水戸戦でも3ゴールを挙げて連勝を果たした。前節は10人の戦いを強いられたこともあり、アウェイで鳥栖に敗れた。だが臼井は語っている。「10人でもやれるという気持ちがあった。選手たちも皆いけると思っていた」。遠藤航も、「内容的には悪くなかったと思うし、最後まで勝とうという気持ちがあった。そこはプラスに捉えて、100%で試合に臨む。切り替えはできています」と語る。途絶えたのは連勝のみ。選手たちが皆一様に口にしたように、自分たちの姿勢を変わらずピッチに落とし、湘南らしさを前面に結果を獲りにいく。
以上
2011.09.27 Reported by 隈元大吾