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【J2:第5節 鳥取 vs 草津】プレビュー:前回対戦は一方的な展開。屈辱の5失点の雪辱を期す草津に対し、鳥取がホームで返り討ちを狙う。(11.09.28)

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9月28日(水)J2 第5節 鳥取 vs 草津(19:00KICK OFF/とりスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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今季最初の対戦は、7月18日の第21節。アウェイの鳥取がJ2昇格後最多となる5得点を挙げ、5−0の勝利を収めた。次の試合から5連敗を喫するなど、現在は下位に沈む鳥取に対し、草津は少しずつ勝点を積み上げているが、昇格1年目のチームにホームで大敗を喫した屈辱は、簡単には消えない。選手が口々に雪辱を誓っている草津に対し、鳥取はホームで返り討ちを狙う。

前回の対戦で大差がついた要因の一つは、草津の攻守両面での混乱だった。得点源だったラフィーニャがG大阪へ期限付き移籍した直後で、再構築を始めたばかりの攻撃は機能不全。守備では、この試合から先発に復帰した鳥取のハメドを止めることができず、全5得点に絡む働きを許してしまった。副島博志監督は当時、試合後の会見で「自分の中にシステム、選手起用で迷いがあり、それが結果につながってしまった」と語っており、草津が半ば自滅した末の、一方的な試合だったと言える。

草津はその後、リンコンを新しく前線の軸に据えて立て直しを図り、良い兆しが見えていたが、そのリンコンが9月上旬に負傷離脱。再び選手起用の見直しを迫られ、苦しい時期を迎えているものの、鳥取の松田岳夫監督は「戸田(和幸)が入り、中盤の守備などで改善を図っているようなので、前回のイメージで臨むと痛い目に遭う」と語り、現状を踏まえた対策と準備を進めている。

鳥取は前節の東京V戦で、特に後半はボール支配率、シュート数ともに相手を上回った。ただし、相手の守備網を前にパスはつなぐものの、ペナルティーエリア内には思うように入っていけず、多くがエリア外からのミドルシュートで、攻撃をスローダウンさせられた後のアイディア不足という課題を露呈。結局、前半の失点を取り返せず、0‐1で敗れている。すでに3カ月以上遠ざかっている、ホームでの勝利をつかむためには、とにかくゴールを奪わなければならない。草津の守備が、パスをつないで攻め崩しにかかる相手には対応できている一方で、縦に早い攻めを苦手としていることを考えると、スピードと突破力が持ち味のハメドが、パスワークに絡みつつ、どこまで力を発揮できるかは、勝敗を分けるポイントの一つになるだろう。

攻撃陣の活躍と同様に、現在10試合続けて失点している守備陣の奮起も求められる。ディフェンスラインだけでなく、前線からのチェイシングで守備から主導権を握る、狙いとする戦いをチーム全体で実践できるかどうか。中盤の守備の要である服部年宏が、前節に今季通算8回目の警告を受けたため、この試合を含めて2試合の出場停止のため、代わりに誰を起用するのか、それに伴うシステム変更はあるのか、といったあたりも、試合の行方を左右する要素と言える。

草津は鳥取戦の後、そのまま熊本に移動してのアウェイ2連戦。中2日の厳しい日程ということもあり、副島監督は「勝って移動したい」と語っている。前述したような雪辱への思いもあり、いつも以上にモチベーションは高いだろう。一度流れを手放すと、悪い流れの時間帯が長く続く傾向のある鳥取としては、プレーでも精神面でも受けに回らず、ゴールラッシュの再現を狙いたいところだ。

ゴールラッシュについて付け加えれば、鳥取には昨季から続くジンクスがある。服部が警告累積で出場停止となったとき、攻撃陣が爆発するのだ。最初のケースは昨年のJFL、前期第17節の栃木ウーヴァ戦で、アウェイで6‐0の圧勝。二度目が冒頭から触れている、今季最初の草津戦だった。二度あることは三度あるのか、それとも――。

以上

2011.09.27 Reported by 石倉利英
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