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【J1:第27節 柏 vs 大宮】プレビュー:柏の攻撃陣が大宮の守備ブロックをどうこじ開けるのか。工藤壮人、田中順也、若きストライカーの躍動に期待!(11.09.25)

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9月25日(日)J1 第27節 柏 vs 大宮(15:00KICK OFF/チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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川崎F戦と名古屋戦では鮮やかな逆転勝利を飾り、前節の神戸戦では攻撃の核であるレアンドロ ドミンゲスをはじめ、怪我、出場停止、U−22日本代表招集などで多くの選手を欠いたにもかかわらず、北嶋秀朗が「うちはどれがベストメンバーなのか決まっていない。出た選手が必ず活躍する」と話すように、メンバーの欠場を感じさせない盤石な試合運びで4−0という快勝を収めた。これによって柏は連勝を3に伸ばし、首位のG大阪とは勝点差1に迫った。失速気味にあった夏場のパフォーマンスからは完全に立ち直り、今では前半戦に似たあの勢いを取り戻しつつある。前述の北嶋の言葉を踏まえれば、今節のジョルジ ワグネルの出場停止も大きな問題にはならないだろう。澤昌克、兵働昭弘、出場停止が解ける茨田陽生など、ネルシーニョ監督の選択肢は豊富だ。

その柏と対するのは現在14位の大宮。とはいえ、「順位だけで大宮の実力を判断してはいけない」と柏の選手たちは気を引き締めている。確かに、第7節で対戦した際にはラファエル、李天秀に起点を作られ、前半から大宮の圧力のある攻撃に押し込まれた。後半に入り、システム変更で流れを引き寄せた柏がレアンドロ ドミンゲスの一撃で勝ち切ったものの、どちらに勝敗が転がってもおかしくはない紙一重の勝負だった。

前節、大宮はチャンスを多く作りながらもC大阪とスコアレスドロー。勝点2を失ったとも言えるが、裏を返せば攻撃力のあるC大阪を零封し、勝点1をしっかりと拾うあたりはさすがといったところ。今節は東慶悟がチームへ戻り、ラファエルの復帰も囁かれている。それでも現在の順位と柏のホームであることを考えると、現実的には守備に重きを置いた勝点を落とさない戦いをしてくると思われるが、そういったゲームプランを持つ時こそ大宮にはなお警戒が必要だ。守備ブロックを作り、カミソリのように鋭いカウンターから得点を挙げてあわよくば勝点3、最低でも勝点1を獲得する老獪な戦い方は、2年前のNACK5スタジアムで降格の憂き目を見るという形で柏は痛いほど思い知らされている。

したがって最大の焦点は、柏の攻撃陣が大宮の守備をこじ開けられるかという点にある。神戸戦で巧みな先制点を決めた工藤壮人は「大宮は(深谷友基が出場停止で)DFラインのメンバーが変わる。わずかにできる連携のミス、ギャップを突いていきたい。神戸戦は自分の先制点でチームが乗れた。大宮戦もゴールを狙っていく」と高いモチベーションを露わにしている。それもそのはず、8月の怪我から全治8週と言われていた北嶋が驚異的な回復力を見せて早ければ今節にも復帰となり、彼もまた「自分がいない間は工藤と(田中)順也が点を取ってくれると思っていた。今度は俺が2人からポジションを奪う」と貪欲なまでに目をたぎらせ、レギュラーポジション奪還を狙っているからだ。また、酒井宏樹がU−22日本代表の遠征から戻り、さらには怪我のレアンドロ ドミンゲス、水野晃樹の復帰もあるとなれば、一時は主力不在が心配されていたが一転して陣容は充実する。ネルシーニョ監督がどう選手をチョイスしてくるのかも見ものだ。

大宮も残留のために勝点を欲しているだろうが、同様に優勝を目指す柏も絶対に勝たねばならない試合が続く。リーグ4連勝、そして難攻不落の地・日立台でホームゲーム8連勝を記録し、射程に捉えたタイトルへ向けまた一歩前進する。

以上

北嶋秀朗選手(柏)「大宮戦へのスペシャルインタビュー」はこちら!

2011.09.24 Reported by 鈴木潤
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