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【J1:第25節 G大阪 vs 大宮】レポート:ガンバ大阪が3試合連続の完封勝利で、手堅く勝点3を積み上げる。(11.09.11)

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9月10日(土) 2011 J1リーグ戦 第25節
G大阪 2 - 0 大宮 (19:04/万博/15,106人)
得点者:43' イグノ(G大阪)、77' ラフィーニャ(G大阪)
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ピッチに漂う重い空気をはねのけるように、前半終了間際、得点を奪ったのはFWイ グノだった。43分相手のバックパスを拾ったFWラフィーニャのシュートを大宮GK北野貴之がはじいたボールに、猛然とにじりよったのはFWイ。すかさず反応したGK北野をドリブルで振り切ると、左から大宮DFが詰め寄るのを交わすべく早いタイミングでシュートを放ち、無人のゴールに先制点を流し込む。運動量、的確な状況判断、シュート精度と、全てが揃った一撃は、G大阪に待望の先制点をもたらした。

中断あけにもかかわらず、暑さもあってか、予想に反してG大阪選手の足が重い。前半は大宮のカウンターにさらされるシーンも多く、ここ数試合で示していた攻撃の勢いは形を潜めた。だがここ2試合、無失点試合を続けていることにも表れているように、守備の集中が途切れなかったことが先に書いた先制点に繋がったという見方もできる。いつもに比べてラインは低くなったとはいえ、コンパクトさを保ちながら大宮の攻撃を落ち着いて跳ね返した。

対する大宮も、失点シーンを除いては、前節同様に、相手の攻撃に対して安定した守備を示した前半だった。G大阪の2トップに対する対応にも集中力が感じられ、FWラフィーニャに対しては常に数的優位の状況を作り仕事をさせない。前半、G大阪のシュート数がわずか4本で終わったのも、その表れだったと言えるだろう。それだけに、前半終了間際の失点は残念だったが、大きく崩された中での失点ではなかったからこそ、後半いかにその守備を保ちながら、ビハインドを負った状況を覆すのかが注目された。

G大阪リードで迎えた後半も、大きくゲームがテンポアップすることはなかったが、お互いに攻守に集中力の感じられる展開となる。G大阪はいつもに比べて中盤の運動量が少なく、攻撃に迫力欠いたものの、ショートカウンター気味に時折鋭く大宮ゴールへにじり寄る。これに対して大宮はサイドから高さのあるFWラファエルのいる前線へとクロスボールを送り込む攻撃が増える。ただし、両チームともになかなかゴールが奪えない。そんな状況に先に動いたのは西野朗監督。疲れの見えたMF遠藤保仁を前線にあげ、MF武井択也をボランチに下げるなどの配置換えをしながらシステムを4-2-3-1に変更した上で、MF二川孝広に代えてMFキム スンヨンを投入。勝負に出ると、後半32分。そのMFキムが右サイドでMF遠藤からのパスを受け、グラウンダーのクロスをドンピシャのタイミングでゴール前中央へ。詰めたFWラフィーニャが落ち着いて左足でゴールネットを揺らし、2-0と大宮を突き放す。

2点のビハインドを負った状況を覆そうと、大宮の鈴木淳監督も動き、33分にはMF金澤慎に代えて今季初出場となったMF橋本早十を、35分にDF金英權に代えてDF杉山新を、更に38分にはFW石原直樹に代えてFWホドリゴ ピンパォンを投入。攻撃の糸口を見出そうとするが、2点のリードを奪ったことで更に落ち着きを示したG大阪の守備を打ち破ることはできず。3分のアディショナルタイムを含めて終盤はG大阪にいいように時間を使われて、決定機を作ることができないまま2−0で試合終了となった。

以上

2011.09.11 Reported by 高村美砂
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